外反母趾 原因。 外反母趾で痛い!原因は〇〇です! | ASHISM

外反母趾とは。チェック方法、原因、治し方、改善トレーニングを紹介

外反母趾 原因

足のアーチは、親指側と小指側にある2つの縦のアーチと、親指のつけ根から小指のつけ根までを結ぶ横のアーチの3本です。 このうち、外反母趾で特に問題となるのは「横アーチ」です。 外反母趾の人は例外なく、横アーチが崩れているのです。 横アーチを形成しているのは、足の甲の部分にある5本の細長い骨(中足骨)の間にある背側骨間筋という筋肉です。 背足骨間筋は、足の指を広げたり、それぞれの指の第3関節を曲げたりする働きをしていますが、この筋肉が衰えてくると、両脇の中足骨を内側へ引っ張ることができなくなります。 その結果、横アーチが崩れ、開張足と呼ばれる、足の横幅が広がった状態になるのです。 開張足が進むと、親指の骨と関節でつながっている第1中足骨は内側(親指側)に広がっていきます。 一方、指に付着している筋肉の力で、親指は逆方向に引っ張られ、外側(小指側)のほうに曲がっていきます(外反)。 これが外反母趾のメカニズムです。 横アーチを支える筋肉が衰えてくる理由は、ふだん歩くときに足の指を使っていないからです。 特によくないのが、すり足のように、地面に平行に足をつけて歩く「ペタペタ歩き」です。 外反母趾の人の多くは、この歩き方をしています。 ペタペタ歩きでは、足の指にほとんど力が加わらず、それを支えている筋肉も使われません。 使っていない筋肉は必ず衰えますから、横アーチが崩れ、外反母趾が進んでいきます。 逆に、外反母趾を改善するためには、使っていなかった筋肉を使う歩き方をすればいいのです。 つまり、ゆりかご歩きです。 ゆりかご歩きでは、足をかかとから着地させた後、縦アーチ、足の指の順に体重を移動させて歩きます。 「ゆりかご歩き」と名づけたのは、ゆりかごのようにスムーズな重心移動をする意味です。 この歩き方が身につけば、歩くだけで足の指に力が加わり、横アーチを支える筋肉が自然と鍛えられます。 その結果、外反母趾の予防や改善につながるのです。 そうして足指への負荷が継続的に繰り返されることで、自然に指周囲の筋肉や背側骨間筋が鍛えられていきます。 図を参考に、最初は、正しくできているかを家族や友人に見てもらいながら歩いてみるとよいでしょう。 正しくできたら、1日に5~10分くらい、家の中でゆっくり歩いてコツをつかみましょう。 慣れてきたら、買い物や通勤時にも行うなど、少しずつゆりかご歩きをする距離を延ばしてください。 初めのうちは、指に多少の痛みを感じるかもしれませんが、徐々に痛みは軽くなっていきます。 私の経験から言うと、外反母趾の痛みは、だいたい3カ月ぐらいで治まってくる人が多いようです。 なお、外出時にゆりかご歩きをする場合は、足への負担が少ないウォーキングシューズを履くことが望ましいと思います。 私の患者さんの中から、 ゆりかご歩きを行ったことで外反母趾が大きく改善した例の一部をご紹介しましょう。 〈症例1〉 K・Sさん(70代・女性)は、40代の頃から親指が曲がり始め、最近は足の指に力が入らなくなっていました。 また、親指に痛みとしびれがありました。 そこで、ゆりかご歩きを指導しましたが、最初はふらふらしてうまく歩けませんでした。 徐々に正しい歩き方を身につけていった結果、親指の痛みやしびれは和らぎ、今では長時間歩かなければ痛みの存在を忘れるまでに回復しています。 〈症例2〉 K・Bさん(60代・男性)は、これまでに2回、整形外科で外反母趾の治療を受けています。 それでも、痛みなどの症状は改善しませんでした。 そこで、私はゆりかご歩きを指導するとともに、家で足指のトレーニングを行ってもらいました。 治療開始から約3カ月で症状はかなり改善。 靴に当たって痛かった右足小指は気にならなくなり、症状悪化への不安もなく、ウォーキングを楽しめているそうです。 〈症例3〉 M・Kさん(70代・女性)は、十数年来の外反母趾に悩まされており、1年ほど前から異常な脚の疲れを感じるようになっていました。 私の指導のもと、ゆりかご歩きを習得したことで、足の痛みや疲労感は緩和され、自信を持って歩くことができるようになっています。

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外反母趾

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最近、外反母趾(がいはんぼし)を患う子どもが多いそう。 大人によくある症状という印象が強い外反母趾ですが、今なぜ子どもにも増えているのでしょうか? 外反母趾の研究、治療を行う外反母趾研究所の代表・古屋達司さんに、その理由や対処法を伺いました。 「ペタペタ歩き」が外反母趾を引き起こす! 外反母趾は、足の親指が付け根から人差し指の方向に曲がり、痛みを生じることもあるものです。 外反母趾の原因といえば、これまでハイヒールや足に合っていない靴を履くことだと思われてきました。 しかし、最近では、根本的に外反母趾の原因が見直されていると古屋先生は言います。 「 実は外反母趾の原因は靴ではなく、『歩き方』なのです。 ところが、最近では 足裏全体で地面に接地して歩くいわゆる『ペタペタ歩き』が大変増えています。 」 「ペタペタ歩き」が指の筋肉を退化させ、足の変形につながる 「ペタペタ歩きは、足の裏で接地をするので、足の指に体重を乗せずに歩いています。 体重を乗せないと、足の指は『地面に着いて体を支えて歩く』という重要な仕事をしなくなります。 すると、広げたり曲げたりという動きをすることもなくなり、 足の指の筋肉がどんどん退化してしまいます。 」 「筋肉が退化すると、足指の筋肉が衰えて浮き上がる『浮き指』や足の横幅のアーチが崩れて広がる『開張足』、そして、 親指の筋肉が縮こまって曲がってしまう『外反母趾』などの足の変形につながるのです。 」 ペタペタ歩きは親指のつけ根を叩きつけて歩くので、外反母趾以外にも指のつけ根が膨らんでいたり、親指が反り返っていることもあります。 そして、この 「ペタペタ歩き」が今、大人だけでなく子どもにも急増しているそうです。 「パソコンやゲームなど室内遊びが多くあまり歩かない、アスファルトの平らな地面を歩くので足の指を使わなくても歩ける…など、要因はいろいろと考えられますが、子どもにも多くペタペタ歩きが見られます。 その結果、 幼稚園児や小学生ですでに外反母趾で、親指のつけ根に痛みを訴えるケースもあります。 」 健康な足に導く「ゆりかご歩き」とは? では、外反母趾やその他の足のトラブルに悩むことのない正しい歩き方とは、どんな歩き方なのでしょうか? 「 足の接地面を、かかとから足裏、足の指へと、ゆりかごの動きのように滑らかに移動させる歩き方、『ゆりかご歩き』が理想です。 ペタペタ歩きだと、足裏からドンと接地するので、指のつけ根に大きな負担がかかりますが、 ゆりかご歩きなら指の付け根を通過点にして、足の指にもしっかり体重をのせて歩くことができます。 そうすることで、足の指の筋肉も鍛えられて、続けるうちに丈夫な足になっていきます。 」 注意したいのは、足の指を使う歩き方とは、指に力を入れたり、指を地面で蹴るように歩くわけではないということ。 あくまでも、ゆりかご歩きの流れの中で、自然に指に体重が乗ることが望ましいということです。 また、 足の動きに合わせて、体の重心を前方に移動させることも重要です。 「ペタペタ歩きの子どもは、重心が後方に残ったままなので、足の指に体重が乗らずに歩いている場合が多いのです。 背中を反りすぎると重心が後ろに傾くので、 ほどよくまっすぐな姿勢で、股関節からしっかり足を動かして、腰から重心を前方に移動させて歩くように心がけてください。 」 「ゆりかご歩き」のチェックポイント 続いて、「ゆりかご歩き」がきちんとできているかチェックするポイントをご紹介します! ポイント1:かかとから接地している ペタペタ歩きでは、足裏を一度にドンと接地してしまうので、特に前から歩き方を見るとその違いがよくわかります。 ポイント2:指先が正面を向いている いわゆる内また、外またの歩き方では体が傾いて、正しいゆりかご歩きはできません。 前から歩き方をチェックして指先が正面を向くように改善を。 ポイント3:かかとの上がりが早い 後ろ重心のペタペタ歩きでは、いつまでもかかとが地面に着いています。 ゆりかご歩きでは、指先が着いたらそのままの流れでかかとが自然に上がるもの。 後ろから歩き方を見てみましょう。 歩き方のクセや足のトラブルは、子ども自身で自覚するのが難しいもの。 お子さんの歩き方を見てこの3つのポイントができていない場合は、ぜひ正しい歩き方を教えてあげましょう。 「外反母趾研究所に訪れるお子さんには、ゆりかご歩きが身に付くように、歩き方のチェックをして、どう足を動かすべきかを細かくお伝えしています。 歩行を修正することで、外反母趾やそれに伴う痛みを改善できます。 」 「 歩行は一生行うもので、子どもの頃に悪いクセがついてしまうとずっと足のトラブルに悩まされることになります。 ぜひ、お子さんの足や歩き方をチェックしてあげてください。 」 親が早めに気づいて健康な足に導いてあげたいですね。

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外反母趾とは?原因は歩き方にあるの?

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外反母趾とはどんな状態のことか 外反母趾とは、 親指の付け根辺りが横に広がり、出っ張ってしまった状態。 痛みは出ない方もおられます(痛みは無くても、その影響はあちこちに出ているので要注意です) あなたが外反母趾かどうか、またその程度については以下の様なチェックでわかります。 外反母趾の基準とセルフチェック 偏平足とはどんな状態のことか 人間の足は、 真っ平で全面ピッタリ地面に着いているわけではなく、足裏の内側辺りにアーチがあり、通常の状態では地面には着かないようになっています。 このアーチが無く、内側もべたっと地面に着いてしまっている状態を 「偏って平らな足」ということで 「偏平足(へんぺいそく)」といいます。 偏平足に「どの程度アーチが下がればアウト」というような、 明確な基準はありません。 ということもあり、ご自分が偏平足なのかどうかは判断は難しいところです。 なのでご自分が偏平足(ぎみ)だということに、 気づいておられない方も多いようです。 私どもの場合、多くの大学病院でも使用の足圧測定器 「フットルック」によって確認します。 通常はこのように出ますが、偏平足の方はこのような形で出ます。 左が土踏まずのある方、右が偏平足(ぎみ)の方。 よくある誤解でいうと、内側が少しでも浮いていればOK、と思っておられる方が多いです。 しかしこの足圧測定データの様に、 足の内側半分は浮いているぐらいで、やっとまともにアーチがある状態、となります。 外反母趾と偏平足の関係とは 偏平足(アーチの低い足)は、外反母趾の発生の仕組みに深くかかわっています。 なのでこれを理解することが、外反母趾を早く治すことにつながります。 という訳で、まずは 外反母趾の発生のメカニズムを、できるだけ簡単に説明してみます。 「しっかり足」と「ぐらぐら足」 実は人間の足は歩いている時に、ずっと同じ形をしている訳ではありません。 大きく分けると、 2つの形を行ったり来たりしながら歩いているのです。 一つ目の形は、皆さんがよくご存知の状態。 この形では土踏まず(アーチ)があって、足の骨と骨の間が密に締まった状態。 この状態を専門的には 回外(スピネーション)というのですが、ここでは簡単に 「しっかり足」と呼ぶことにします。 そしてもう一つは土踏まず(アーチ)が低く落ちて、足の骨と骨が緩んでぐらぐらになった状態。 こちらも正式には 回内(プロネーション)というのですが、ここでは 「ぐらぐら足」と呼ぶことにします。 体を支えるためには 「しっかり足」が適しています。 しかし歩くときは 「しっかり足」のままでは、その 衝撃が直通で膝や股関節に行き、痛んでしまいます。 なので着地の瞬間にその衝撃を吸収するため、、足はあなたが考えなくても自然に 「ぐらぐら足」の形に移行しているのです。 そして着地が終わった瞬間からすぐに 「しっかり足」に戻る。 実はこれを繰り返して歩いているのです。 外反母趾発生の仕組み これを踏まえて、外反母趾はなぜ発生するか。 「ぐらぐら足」 は衝撃吸収用の緩んだ状態なので、それを常時使っていると足に負担が大きく、足は横に伸びていってしまいます。 これが外反母趾の発生原因で、専門的には 過剰回内(オーバープロネーション)といいます。 アメリカなどの足の医療の 発達した国では、実はごくごく当たり前の話。 実は足病医学の 基礎中の基礎なのです。 ぐらぐら足=偏平足! ここまでの説明をお読みになって、気づいた方もおられるでしょう。 そうです、話に出てきたアーチの低い 「ぐらぐら足」こそが、一般的に言う 「偏平足」ということです。 少し先ほどの話を踏まえながら整理をすると、土踏まずは高さがあることにも意味があるのですが、それ以上に 「歩くときなど必要に応じて、潰れて低くなること」が重要なのです。 そのために高さが必要であり、その仕組みが足のクッション機能になっているということ。 ということは、ぐらぐら足オンリー(常に最初から潰れた状態)で歩いている偏平足の方は、そうでない方に比べ衝撃が足裏で吸収できず、 他の関節が壊れていきやすいということ。 要注意なのです。 そしてそのぐらぐら足オンリーで歩く癖が、外反母趾の主原因になっているという点で、偏平足と外反母趾は大いに関係があると言えます。 但し、 偏平足=外反母趾という訳ではありません。 ぐらぐら足オンリーの歩き方は、確かに外反母趾の主原因ですが、それだけで発生しているのではないからです。 外反母趾はそれにプラスして、前足部 特に母指球付近)で強く蹴る動きをすることで、発生します。 (この蹴る動きのことを、専門的には 「アブダクトリーツイスト」と言います。 ) まとめ 外反母趾とアーチの低い足「偏平足」は、大いに関係はあります。 偏平足は生まれつきでどうにもならない、と思っておられる方が多いようです。 しかし確かに、偏平足は生まれつきの素養も大いに関係していますが、むしろ 後天的な足の使い方で「偏平足にして使ってしまっている人」の方が多いのです。 その偏平足にしてしまう足の使い方が、外反母趾発生の仕組みの一部になっているということ。 ということは逆に言えば、 偏平足は治せる場合が多い、と言えます。 外反母趾を治す流れの中で、偏平足も改善していく場合が非常に多く、その結果足の衝撃吸収力が高まり、膝や腰の痛みも改善されるケースはよく見られるのです。

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