ワイテルズ 小説。 #ワイテルズ 仮面と躍る

カラオケで会ったあの人は... 【ワイテルズ】

ワイテルズ 小説

アテンション! この小説は実況者さまのお名前をお借りした二次創作です。 ご本人に迷惑をかける行為や、無断転載、晒しなどの行為はお控えください。 キャラが掴めていない可能性があります。 ご了承下さい。 捏造過多です。 以上が大丈夫な方はドウゾ! [newpage] 金の髪に金の瞳。 それらを併せ持つ人間は一生を不自由に暮らすことは無いだろう。 崇められる存在。 地域によっては神の子だなんて呼ばれているそうだ。 嗚呼、馬鹿馬鹿しい。 カミサマ、なんてものは存在しないのに。 あるところに、よくいえば歴史ある、悪くいえば古臭い御国があった。 周囲の国々は時代の流れに沿い、国のあり方であったりが刻刻と変わっていくのに対し、その国は未だに時代遅れな慣習なんかが残っている始末だった。 他国との交友関係も殆ど持つことなく、他所から来る人も国の中には入れないため、外の情報は国を出た数人の民からの細々とした手紙でしか知ることが出来ない。 所謂'鎖国国家'だった。 さて、その国の君主とも言うべき存在は代々世襲制であった。 血統での支配を重んじ、成り上がりは決して認めない。 そうやって約数百年その地を治めてきた。 その一家は昔から今も変わらず美しい金の髪と金の瞳を持っていた。 陽の光に照らされれば人は皆息をすることも忘れ、月の光に照らされれば誰もがその美しさに魅了される。 勿論それは金を持っていると言うことだけではなく外見も端正であり、同時に恐ろしくもあった。 ある日、その国に一人の男児が産まれた。 王と王妃の最初の子ども。 国を挙げての大賑わいであった。 王は自分の子が一向に産まれない事を嘆いていたので、この知らせにはとても嬉しそうであった。 金の瞳、まだ薄らとだが確かに金である髪。 王にとっての初めての子が後継となる...... そう思われた。 最初に異変に気がついたのは皇子の世話係だった。 髪の生え際が黒っぽくなっていた。 すぐさま王に報告して、様子見となった。 初めての誕生日だった。 徐々に黒髪の面積が広くなっていく。 何人もの医者が診ても原因不明。 困り果てた王は皇子を外に出さなくなった。 三度目の誕生日だった。 とうとう髪は黒に染まりきり、瞳の色でさえもくすんで見えた。 沢山いた皇子の世話係はたった一人に減り、王と王妃は皇子に見向きもしなくなった。 そんな彼らの関心は新たに産まれる赤子に向けられていた。 六度目の誕生日だった。 数ヶ月前に二人目になる赤子が産まれ、屋敷は未だ祝福モードに包まれていた。 皇子は一歳にも満たないそれを幸せそうに見つめていた。 その赤子を見つめる目は真っ黒に染まりきっている。 そして赤子を黒い瞳に黒い髪をもつ皇子から遠ざけた。 皇子は引き離され、部屋も屋敷の隅に追いやられる。 七度目の誕生日。 たった一人の世話係だけがその日を祝った。 王と王妃が自身の一番目の子との縁を切った。 金色をもたない彼を置いておく必要は無くなったからだ。 黒色をもつ皇子は最後までいた世話係に引き取られ、その彼と彼の妻と一緒に暮らすようになった。 昼は屋敷の下働きとして働き、時たまに金色の皇子の世話も買ってでた。 十度目の誕生日。 その日、黒をもつ皇子は'皇子'ではなくなった。 [newpage] その後五年の間、少年は屋敷の下働きとして働き続けた。 突然皇子という立場から下ろされた少年への哀れみか温情か、屋敷の召使い達は金色の皇子の世話を少年に続けさせた。 その頃には赤子だった皇子も八歳を迎えようとしていた。 皇子は王と王妃の願い通り、金色を失わないまま大きくなった。 それに加え眉目秀麗、頭脳明晰を兼ね揃え、正に才色兼備な少年だった。 一度教えられたことは大抵覚え、屋敷に併設されている国立図書館に入り浸って本を読み込んでいた。 金色の皇子もとうとう十二歳となり、世話係は必要なくなった。 お役目御免となった黒色の少年はその後元世話係の育て親とその妻の願いから軍学校へ。 それも国内の小さな所ではなく、国外の大きな所へ出て行った。 その数年後、長年外部に干渉しない姿勢を貫いていたその国は、人知れず歴史から姿を消したという。 [newpage] ふわあ、と大きなあくびをひとつ。 あくびで出てきた生理的な涙を拭い、伸びをする。 バキバキという音を聞いてどのくらい座ったままだったのかときりやんは顔を顰めた。 「もう一時か... 」 相当な時間が経っていたらしい。 交易相手についての報告書を読み込んでいたせいでやけに目の前が霞む。 「寝よう」 そう決めたら後の行動は早く、手早く机に散乱している資料を種類ごとに纏め、机の端へ積み上げる。 いつの間にか床に放られていた本も棚へと戻し、着ていた羽織を脱いで椅子に掛ける。 ひらり、と羽織の内側から紙が落ちてきた。 「あー、纏め忘れたかあ。 どこの国だっけコレ... 」 紙を拾い上げ、中身を確認する。 その紙は何処かの研究者が世に出したとある国についての内容だった。 ああそういえばこんなもの仕舞ってたな、とぼんやり思った。 ずらずらと結果がまとめられている。 国の崩壊、という単語を見て鼻で笑う。 ざまぁみろと。 内部の争いか、何処かの国に攻め込まれたかは分からないが、きりやんにとってはそんなものはどうでもよかった。 ただ、唯一無二の跡継ぎであった自分が消えた後、あの国がどうなったのかを知りたかっただけ。 金色しか王に認めないあの国、あの家が潰えたのは単に時代の流れなのだから。 ちっぽけな、時代遅れの国にきりやんは産まれた。 すくすくと育ち、両親の王と王妃からは'大人しい、いい子'と言われる子どもになった。 その実、ただ国から出たいの一心でバレないように画策していたとは知らずに。 きりやんは皇子という立場であったため、次の王となる役目があった。 他の者と同じ方法では国を出れなかったのだ。 一番迷惑をかけたのは自身の世話係だったように思う。 もう下働きからは退職していた男性だったが他の召使い達に譲ってもらっていたらしい。 それに気づいたのも国から出る直前だったが。 その世話係に無理を言って外に連れて行ってもらい、ギリギリまで森で過ごす事を何回か繰り返した。 その途中で、偶然森にいたNakamuときんときにであった。 理由は知らない。 聞いていないから。 その時、一緒に来ないかというNakamuの言葉に頷いて国から脱出する手伝いをしてもらった。 世話係の目を盗み、夜闇に紛れて事前に準備していた少しの荷物と共に森に逃げ出す。 その時ばかりは柄にもなくワクワクしていた。 [newpage] 一枚の手紙に気づいたのはふたりに連れられて宿に泊まった時のことだ。 彼らは他の所へ泊まらなければ行けないらしく、申し訳無さそうにするふたりを見送ったのを覚えている。 持って出たものといっても、数日分の食料と数冊の本だった。 しかし、荷物を見てみるとその他に保存食、そしてそれと一緒に包まれていた手紙と何かのケースも入っていた。 差出人欄には自身の世話係の名が、宛名には自分の名前が書かれていた。 それにきりやんは目を見張る。 まさか、バレていた?自分が逃げ出そうとしていた事を?これを王に言われていたら自分はどうなる。 またあの国に戻らないといけない?折角逃げ出せたというのに! ぐるぐると嫌な考えばかりが頭に浮かぶ。 くしゃりという音に我に返ると手紙にシワが入っていた。 そう、見ないことには何も分からない。 手紙と一緒に食料も入れられていた。 逃亡計画に気づいたのなら手紙を書かず王に報告すればよい話なのだ。 少しの疑問と好奇心。 震える手で封筒を取り出して読む。 内容は少しの心配と頑張れの言葉、そして'兄'についてのことが書かれていた。 それを読み終わり戻そうとすると封筒の中に一枚の写真があることに気がついた。 写真の場所は屋敷のどこかの部屋の様だ。 写っているのは椅子に座っている黒髪の少年と、その膝に乗っている自分だった。 その黒髪にはハッキリと見覚えがあって、なんとなく、この人が兄なんだなと思ったのだ。 両方を丁寧に封筒へ戻し、次に一緒に入っていた黒色の小さなケースを開ける。 中にはメガネが入っており、次の誕生日にと世話係に強請った物だと気づく。 青いそれをかけてみるとぼんやりとしていた世界が明確に目の前へ現れた。 [newpage] 寝る支度も終わり、自身のベットに寝転んだ。 あの時人知れず贈られたメガネはサイズが合わなくなってしまったため流石に買い換えたが、色は同じものにした。 使わなくなったメガネもまだ取ってある。 勿論、手紙と一枚だけの写真も。 きりやんは写真の中の人物が誰かを知っている。 確か、Tつぐという名前。 一番目の世話係の少年だった。 二人目の世話係が手紙を入れた男性なのだ。 一人目の少年が、'兄'が居なくなったのは昔の事で、殆ど覚えていないが、恐らく彼を「兄上」と呼んだことでは無いかと今更だが思う。 そう呼んだのはその一回きり。 きりやんが王と王妃にとんでもなく叱られたのもその一回きりだ。 勿論、子どもの小さな冗談。 遊びの一環だったと言うのに。 当時は意味が分からなすぎたが、彼はもう皇子では無かったし、縁も切っていたらしいからアイツらは気に入らなかったんだろうと思う。 その後直ぐ世話係が変わり、一人目の彼はいなくなったのだ。 それを思い出して不愉快に顔を顰める。 本当に国が潰れて良かった。 だからこうして今の仲間と出会えて、苦労もあるが楽しい日々を過ごせている。 「こんな毎日がずっと続けば良いのになー。 ありえないか」 口元を緩めてぽつ、と呟く。 「あー、兄さん... 会ってみたいな... 」 心の中で、いつかあえますように、と願う。 神様なんて信じちゃいないが、今ぐらいは許されるだろう。 今度こそ目を閉じた。 [newpage] お久しぶりです!花言葉題名 2作目です。 前回のに比べてすっごい長くなってしまいました。 あれこれいれたいとか思ってすみません... !! 結構難しいですね、文章書くのって。 私の心防弾ガラスと見せかけたプレパラートなのでボッキボキにされました。 花は、まあ調べてみてください。 可愛らしい花でした。 花言葉で題名つけるのシリーズにでもしようかな〜って思ってたんですけど、続くか... ?って思って止めました。 私的には刀,剣乱舞の世界に飛んで欲しいなあっていう願望がっ... !!! うっわ文字数多い!終わります! お読み頂き、ありがとうございました!.

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*色んな色は必ず紫に恋をする*

ワイテルズ 小説

アテンション! この小説は実況者さまのお名前をお借りした二次創作です。 ご本人に迷惑をかける行為や、無断転載、晒しなどの行為はお控えください。 キャラが掴めていない可能性があります。 ご了承下さい。 捏造過多です。 以上が大丈夫な方はドウゾ! [newpage] カツカツというヒールの音が耳に届く。 はて、この軍にそんな靴を履いた人物はいただろうか。 軍に女性はいるが動きやすさを重視してその殆どはローヒールなので今聞くようなものではなかったはずだ。 その音は廊下の角を曲がり此方へと近づいてきている。 誰かというのは気にはなるが、生憎と腕に抱えた山盛りの資料で目の前は塞がれている。 全て執務室へと持っていくものだ。 こんな状態になっているのは全部軍のトップであるNakamuのせいだ。 何でアイツは窓から資料を落とすんだよ。 風が強いから窓は閉めろって言ったのに。 「ぅお」 いつもの如く信じられないやらかしを発動した水色に心の中で悪態をついていると紙の壁の向こう側から驚きを滲ませた声が届いた。 俺はこの声の持ち主を知っている。 「Mくんさんでしたか。 お疲れ様です」 「うんお疲れ、ってどうしたのきりやん」 「ああコレですか。 毎度の如くやらかしですよ。 何回目ですかねえ」 ため息混じりにハハハと笑うと苦笑いを返される。 まあ顔が見えないので雰囲気でそう思っただけだけど。 「どこに行くつもりだったんですか?」 「えっとねえ、Nakamuに呼ばれたんだけどいる場所がわかんなくて」 「あぁ... 」 他のメンバーもいるそうだが、彼だけ他の用事を終わらせて来たんだそう。 たぶん執務室に呼ばれたけど彼はそうそう彼処には行かないから道に迷っていたようだ。 それなら丁度いいと声をかける。 「俺も執務室に行くとこでしたから一緒に行きましょう。 あっちですよ」 「はは、ありがとう。 その前に」 道案内の為足を進めるとよいしょ、という掛け声とともに白一色だった景色に色が表れた。 腕に乗っていた質量が軽くなる。 「じゃあ案内よろしくね」 「あ、はい!」 横を見るとMくんが資料を抱えていた。 そしてそのまま歩き出す。 急いで横に並び直し、姿勢よく歩く彼を横目で眺める。 よく見るとほんのり化粧もしているのが分かる。 服は色の濃いノースリーブのニットワンピースという、遠目から見ると完全な女性だ。 勿論れきっとした男性なので、意気揚々と近づいて行く男達が肩を落として引き返すのを見たのは何度だったか。 この人は軍の女性隊員とも仲がいい。 自分でも化粧をしているほどだから化粧品にも詳しそうだ。 自由時間に食堂で講座、もといお茶会をしているのをよく見る。 まるで女子会だ。 その時の彼女 彼 らの周りには花が舞っているように見えると言った隊員は果たして誰だっただろう。 ちなみに彼は幹部の中だったらスマイルと一緒にいる所をよく見る。 どちらも頭脳派で、情報管理を担っており精密機器に強い。 話が合うんだろう。 それにどちらもそこそこ変わり者な所も似ている。 真っ直ぐな廊下を資料を持った二人が歩く。 窓からは兵士達の訓練の様子が見えている。 今回の担当はシャークんのようだ。 「そういえば、どうして呼ばれたんですか?きな臭い国とか無いでしたよね」 「そうなんだよねえ...。 俺が呼ばれるなんてそういう系だと思ってたんだけど、違うみたい。 わかんないけどスマイルも呼ばれてたみたいだ」 「はぁ、スマイルね...。 ますますわからん」 「ま、そんな切羽詰まった感じはしてなかったから大丈夫でしょ」 「そうなんですけどね。 なーんか嫌な予感が」 「うっそマジで?やめてよ... 」 本当に嫌そうに顔を歪める。 意外とめんどくさい事は嫌いなのだ。 そんなMくんの様子に苦笑いで勘ですから!と付け足すも、そういうのは案外当たるもんなんだよと真顔で返された。 「そろそろですよ」 執務室と書かれたプレートをかけたドアの前で立ち止まる。 カツン、とヒール音が止むのを待って目の前のドアを三回ノックした。 面倒事には巻き込まないでくれよ、と願いながら入った部屋で待っていたのはなんとも混沌とした現場だった。 見るからに重厚なソファにはTつぐさんとKCさんが座っているが、片方は腕を組んで俯いているし、片方はソファに寝転がり大笑い。 大丈夫かあれ、過呼吸にもなりそうなぐらい笑っている。 あ、むせた。 体全体で感情を表しているから足がTつぐさんにぶつかっている。 うっわ痛そう。 よく見るとTつぐさんも肩を震わせて笑っている。 そしてMくんを呼び出した張本人であるNakamuは、入口から机を挟んだ向かいの執務机に座っているが、様子が少しおかしい。 あの辺だけ暗いオーラが見えるみたいだ。 これはまずい、と扉を即座に閉めようとしたが時すでに遅く。 もう少しという所で隙間に足を差し込まれる。 その靴は革張りで見るからに堅苦しい印象を相手に与える。 そんな靴を履いていて、此処に呼ばれる様な人物は一人しかいない。 何時もより暗い紫を見た気がした。 どうやら運命の女神は自分達の味方をしてくれなかったらしい。 残念ながら俺には背後にいるであろう当事者の彼に合掌を送る事しか出来なかった。 [newpage] あの後、部屋に入った俺たちを見た途端、KCさんとTつぐさんと笑い声が酷くなりNakamuの周りに纏っている空気がどんよりと濃くなったような。 そんな状態の彼らを放っといて姿勢よく立っているスマイルへと目を向ける。 何故かって、この惨状の経緯を知るためだ。 明後日の方向を見ながらスマイルが言うには、ダンスパーティーの招待状が軍へ来たのだという。 しかも男女ペアは絶対参加と書いてあったらしい。 そこは最近親交がある国で理由もなく誘いを無下には出来ない。 しかし軍には数える程しか女性はおらず、全員ダンスは嗜んでいなかった。 どうする、となったところで女装させてしまえばいいんではとなった。 そこでたまたま居合わせたミナツドのTつぐさんとKCさんを交えて話し合ったところ、Mくんさんが適任だというところで収まったらしい。 相手は幹部の中で唯一ダンスが様になっていたスマイルとなった。... なるほど 「「どうしてそうなった」」 「俺も知らん... 」 というか女装やなんやらは絶対KCさんのアイデアだ。 なにやってんの... とMくんさんが頭を抱えた。 「ほんっとーにスミマセン!!うちの問題なのに」 「いやいやきりやんが謝ることじゃないでしょ?なんかこうなった原因はこっちの奴らみたいだし。 ペアはスマイルだよね?」 「はい、そうです。 パーティーは一週間後です。 あの、決定事項らしいので... 」 「大丈夫、安心して。 それに俺はよく変装して潜入とかしてたしね。 任せて」 「... まじでありがとうございます」 [newpage] そうして、パーティー当日。 門の前でワイテルズの六人はあんぐりと口を開け、ミナツドはそれをみてケラケラと笑っていた。 Nakamuときりやん、スマイルはパーティーに出席する為、普段約一名以外着ない硬苦しいスーツに身を包んでいた。 スマイルの跳ねている髪の毛も今日はワックスで固められている。 背中程まである緩くウェーブのかかった茶色の髪を後ろで軽くとめており、うっすらとピンクのメッシュがはいっている。 目元には水色のアイラインが引かれ、それが気の強そうな印象を持たせる。 頬紅や口紅も施され、白い肌を際立たせていた。 服装は背を大きく開いた淡い紫のロングドレス。 サテンのそれは足元に近づくにつれてのグラデーションが美しい。 ノースリーブの腕を隠すかのように羽織物を肩にかけ、ドレスと同色の肘上までのレースかかった手袋を着用している。 ヒールの高いパンプスは大きなリボンがあしらわれ、ダイヤを用いたネックレスは月の光で美しく輝いていた。 口元に浮かべる微笑みは淑やかであり、何処か育ちの良さを感じさせるその女性が、まさか男だと疑う人は居ないだろう。 何時ものMくんの格好には慣れた六人だったが、これには脳のキャパを超えたのか微動だにもしない。 そして彼の変わりように慣れているミナツドはそんな六人を見て笑っていたのだった。 「まさか、ここまで、とは... 」 「すっげぇ... 」 「だろ?Mくん変装だったらドンと来いだもんねー!」 「何でお前が自慢げなのよ」 えっへん、と胸を張ったKCの頭をTつぐがはたく。 そして始まるいつものケンカ、もといじゃれ合いを横目に見ながらMくんがスマイルに近づいて手を取った。 いきなりそばに寄られたスマイルが仰け反るが、それに構わずコホンと咳払いを軽くし追い討ちをかけるように喋り始めた。... 女性の声で。 「はじめまして、スマイルさん。 巻き込まれまいと眺めていたNakamuだったが流石に不憫だと思い慌てて間に入り、なんとかパーティー出発へとなった。 [newpage] とある国でのとあるパーティー。 いくつもの大きなシャンデリアが煌めき、広間の中央では名のある音楽団が曲を奏で、豪華な食事が用意されている。 それに世界中から招待された各国の王族貴族は煌びやかな衣装を身に纏い、シャンパン片手に他国の繋がりを持とうと各々会話を楽しんでいた。 宴も終盤に差し掛かった時、ふと、館の灯りが一段階落ち、代わりに壁掛の蝋燭へと火が灯された。 奏でられていた音も静かに消えていく。 と、何処からか声が聞こえ目を向ける。 「Ladies and gentlemen. ようこそ皆々様。 お集まり頂き光栄に御座います」 主催者であろう男の朗々とした声が響き渡る。 「さて、ご挨拶はこの位としておきましょう。 今宵はダンスパーティー。 皆様、引き続き一夜限りの夢をどうぞお楽しみくださいませ」 一礼とともに再び灯りが戻り、音楽団が楽器を優雅に弾き始める。 様々なところでまだ年若い男女が手を組み合うその場所で、一際参加者の目をひくペアが居た。 「あの方はもしかして、WT軍のスマイル様ではなくて?」 「本当だわ... このような場に参加するなんて。 あぁ、相変わらずお美しい方ね」 「一度でいいからともに踊っていただけないかしらね」 そう噂される彼はうら若き少女や綺麗なもの好きのマダム達に目もくれず、滅多に見られない微笑みとそのアメジストは一人の女性にだけ向けられていた。 「見て。 彼の隣に誰かいるわ」 「お連れの方が既にいらっしゃったのね。 残念」 「見たことない顔ね。 WT国の方なのだろうけど...。 」 「お隣を独占出来るなんて羨ましいわ」 「えぇ、そうね。 」 美しい、と皆声を揃えてそう言った。 その彼女は既に踊り始めていた。 男がリードし、名も知らぬ女性がそれについて行く。 彼らの動きに一切の無駄はなく、軽やかに舞っていく。 いつの間にか音は彼らのためだけに奏でられ、参加者は一人残らず彼らの舞に見入っていた。 曲が終わり、女性がその場で髪をなびかせながらくるりと回り、二人で一礼。 瞬間割れんばかりの拍手が彼らに向けて贈られた。 微かに目を見開いて彼女がはにかみながら小さく手を振った。 ドレスの裾をつまんで礼をする様子を男が慈愛の目で見つめている。 そんなWT軍情報管理部隊隊長を見てその場の人が隣の女性が彼の婚約者であると予想したのは想像に固くない話だった。 [newpage] おいNakamu。 あれはどういう感情なんだよ。 見たことないよあんな顔。 あぁ、スマイルの?Mくんさんに取り敢えず笑っててね、って言われてたけど。 へえーそうなんだ... じゃなくて! シッー!静かにしてよ!目立っちゃう!... ごめん。 はい、で?表情? そうそう。 あの目だよ。 あんなんじゃ周りの人に婚約者だーなんやら言われるんじゃないの?ヤバくない? あれねーわざとなんだよ。 は?なんで? ほら、前さ父親から結婚しろ!って煩いとか言ってたじゃん?だったらもう将来を約束した人がいますーってしてた方がずっと楽ってこと。 ああ、そういう事ね。 あんな美人が隣にいたらもう文句なしだし、それにアプローチされる事はないよな。 いやーあいつも凄いこと考えるし、二人とも演技上手くない?絶対内心ドヤ顔じゃん。 てか、これぞ一石二鳥ってね!!... 使い方あってんのか?それ [newpage] 導入が長すぎる問題でメインが入れ替わってました。 導入の言葉を辞書で引けってほどメインが短いです。 その部分を書きたい為だけにこの小説です。 すみません。 凄い久しぶりの小説です。 これ書き始めたの9月ぐらいだったような気も... 恐ろしい。 何故かって言うと某マイクで戦うやつにハマりました。 新ディビジョン最高ですわ。 ま、それはそれ。 これはこれで。 今回の楽しんで頂けたでしょうか。 次のも遅くはなると思います。 お楽しみに!!! やけくそ.

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カラオケで会ったあの人は... 【ワイテルズ】

ワイテルズ 小説

基本的には独立しますが、時々我々国の人達と一緒に戦闘 共同戦闘 します。 Nakamu 愛称は「なかむ」、「リーダー」。 この軍のトップ。 基本的に 独立、共同戦闘共に指示で、一応得意武器はスナイパーライフル。 外交や、グルッペンや、オスマンとの情報交換なども行っている。 シャークん 愛称は「シャケ」、「シャークん」。 独立の時は近接班で、リーダー。 共同戦闘の時は近接班と、遠距離班どっちか。 基本的には遠距離班。 近接班にはゾムがいるから。 愛用しているのはタガー 短剣 で、時々弓を使う。 wrwrdと合わせると、ゾムと1,2を争うくらい戦闘力が高い。 ほとんど怪我を負わない。 Broooock 愛称は「ぶるっく」、「ブルーク」。 独立、共同戦闘共に近接班。 愛用武器はサブマシンガン。 とても命中率が高く、相手が即死のことも多い。 ちょっとシャークんよりは重傷を負う確率が高いが、20回に1回負うくらいである。 命に別状が無い事が多い。 きりやん 愛称は「きりやん」、「きりさん」。 独立の時は遠距離班でリーダー。 共同戦闘の時は遠距離班。 愛用武器はライフル銃。 いつもはゆったりしているが戦闘や、仕事になるとめっちゃかっこよくなる。 重傷はあまり負わない。 本当に時々負う きんとき 愛称は「きんとき」。 独立、共同戦闘共に遠距離班。 愛用武器はマシンガン。 見た目に対してめちゃめちゃワイルドである。 これもまた見た目に対して戦闘を楽しんでいる。 めちゃめちゃイケメン 重傷負う率は1番高い。 10回に1,2回。 スマイル 愛称は「すまいる」。 独立、共同戦闘共に化学班。 ショッピと同じ大学の理学部の後輩。 かなり冷静なので、スパイ等も行っている。 爆弾、筋力増強剤等を作っている。 Nakamuが忙しい時は指示も行っている。 医師免許を持っている為、怪我の治療なども行っている。 武器にも詳しいので、武器の相談や、手入れなども行っていて、軍にとってはある意味、一番大切な存在だ。 本館 会議室……会議をする部屋。 月に一度は必ず行う。 自室……メンバーの自室。 Nakamuは他のみんなの部屋より少し大きい。 司令室……戦闘の指示などを行う場所。 基本的にNakamuのみが入れる。 戦闘練習場……戦闘の練習を行う場所。 近距離用、遠距離用と2つある。 合同練習の時は我々国側の練習場を使う。 研究所……スマイルのみが入れる場所。 爆弾等を作っている。 救護館……病院的な場所。 独立戦闘で怪我をした場合はここに運ばれる。 また、共同戦闘で重傷を負い、傷がだいぶ治ってきた場合はこちらに移される。 ジム……筋トレなどをする場所。 その他 武器庫……武器が沢山ある倉庫。 独立戦闘の時はここから使う。 基本的には我々国の武器の方が圧倒的に良いものだから。 追加〜ワイテルズの人達が我々国の敷地内に、また逆の場合はお互いの国に通知が行くようになっている。

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