おぼろ月夜。 「朧月」「朧月夜」の意味とは?いつ使う言葉なの?

「おぼろ月夜」ってどんな月? 七十二候<霞始靆(かすみはじめてたなびく)>(www.m6mobile.frサプリ 2017年02月23日)

おぼろ月夜

におい(にほひ)の意味 「におい(にほひ)」は古語で、「色合い、色つや」といった意味で使われている。 清少納言『枕草子』(まくらのそうし)における「におい(にほひ)」の用例は次のとおり。 花びらの端に をかしきにほひこそ 心もとなうつきためれ 意味:花びらの端に、美しい色つやが、ほのかについているように見える。 <出典:枕草子 木の花は> この他にも古文では、美しさ、魅力・気品、栄華・威光などの意味合いで使われることがある。 現代語と同じく「香り・匂い」の意味でも使われる。 さながらの意味 「さながら」は古語で、「残らず全部。 そっくりそのまま。 すっかり。 ことごとく。 」などの意味で使われている。 鎌倉時代の随筆『方丈記』における「さながら」の用例は次のとおり。 七珍万宝(しつちんまんぽう)さながら灰燼(かいじん)となりにき 意味:あらゆるすばらしい宝物が、残らず全部灰になってしまった。 中国の五行説を反映? 余談だが、『朧月夜』2番の歌詞に隠された深い解釈をご紹介したい。 中国の自然哲学「」または「五行思想」では、万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素からなると考えられている。 万物は「木・火・土・金・水」の5種類の元素からなるという「」をふまえ、『朧月夜(おぼろづきよ)』2番の歌詞の一部をもう一度見てみよう。 里わの火影も 森の色も 田中の小路を たどる人も 蛙のなくねも かねの音も 「火影、森、田、カエル、鐘」の5つの要素は、それぞれ「火・木・土・水・金」に対応すると考えられる。 これらは万物の象徴であり、その後の「さながら」を強調する役割を果たしていると推測される。 この万物にはもちろん「人」も含まれている。 本当に作詞者がここまで考えて作詞したのかどうか定かではないが、実際に「」を取り入れた歌詞だったら非常に興味深いところだ。 ちなみに、から影響を受けた日本文化としては、飾りのが特に有名。 月の関連ページ 『月(出た出た月が)』、『炭坑節(月が出た出た)』、『月の沙漠』、『うさぎ』など、月に関する日本の民謡・童謡・世界の歌まとめ 十五夜、望月、十六夜など、夜空の月の満ち欠けとその名前の呼び方・読み方、別名・異名の一覧、意味や由来・語源まとめ 春の関連ページ 『春よ来い』、『春が来た』、『花(春のうららの隅田川)』など、春をテーマとした日本の童謡・唱歌まとめ その他関連ページ 日本人の作曲家による日本独自の楽曲が用いられた文部省唱歌.

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おぼろ月夜

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歌詞 [ ] ウィキソースに の原文があります。 菜の花畠に、入日薄れ、 見わたす山の 端 ( は )、霞ふかし。 春風そよふく、空を見れば、 夕月かかりて、にほひ淡し。 里わの 火影 ( ほかげ )も、森の色も、 田中の小路をたどる人も、 蛙 ( かはづ )のなくねも、かねの音も、 さながら霞める 朧月夜。 楽曲解説 [ ] (3年)『 第六学年用』に初出。 が用いられるようになった(23年)から小学校6年生の音楽教科書において採用され、以降も取り上げられている。 特に2番の「も」音の繰り返しが音楽的である。 初めの2行に的描写を置き、第3行で、に言及し、最後の1行で締めるの一種ともなっている。 曲はこれに弱起で始まる3拍子のリズムをあてはめている。 作詞のは(現在の)に生まれ、隣ので小学校の教師をしていた時期があった。 飯山市や中野市などを含む長野県の北信地方一帯は江戸時代から換金作物の菜種栽培が盛んで、春には一面の菜の花畑が広がっており、その光景を高野が朧月夜のモチーフにしたと想定される。 おぼろ月夜の館 斑山文庫(長野県野沢温泉村) 高野は「斑山」(はんざん)をとして用い 、晩年は長野県ので過ごした。 にはに記念館「おぼろ月夜の館 斑山文庫」が創立している。 しかし、が作曲し、高野が作詞したとする説には、学術的に疑問点も多い(詳しくはの項を参照)。 ポップスの歌手では、にはがビデオ『』で、にはが・アルバム『』で、には元の詩にさらに詩を加える形で、やが録音を発表した。 (平成元年)に「『日本のうた・ふるさとのうた』全国実行委員会」がを通じて全国アンケートにより実施した「あなたが選ぶ日本のうた・ふるさとのうた」で、本曲が第4位を獲得した。 のの早咲きの菜の花に因んで、(平成28年)から、町内にある(JR東日本)でとして使用されている。 編曲はが手掛けた。 関連項目 [ ]• 脚注 [ ].

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朧月夜 おぼろづきよ 歌詞の意味

おぼろ月夜

天気予報やニュースで、 「朧月」または 「朧月夜」という言葉を耳にすることがありませんか? 月という文字が使われていることで、空に浮かぶ月を思い浮かべたり、「おぼろ月夜」という歌を思い出す人もいらっしゃるかもしれませんね。 では、「朧月」「朧月夜」とは、いつ使う言葉なのでしょう? 歌詞を思い出した人は、なんとなくいつ使うか想像できたでしょうか。 今回は、「朧月」「朧月夜」について調べてみましょう。 「朧月」「朧月夜」の意味とは? 読み方は 「おぼろづき」、「おぼろづきよ」または 「おぼろづくよ」です。 「朧月」は 霧(きり)や靄(もや)などに包まれ、柔らかくほのかにかすんで見える春の夜の月のことで、「朧月夜」は朧月が出ている夜のことです。 月がかすんで見えるだけではなく、空全体がかすんで見えるので、天体観測には向かない日といわれています。 また、黄砂やPM2. 5なども朧月の原因のひとつとなっているそうです。 「朧(おぼろ)」には、「はっきりしない」「不確かな様子」「ぼんやりとかすんでいる様子」という意味があります。 月齢は関係がなく、満月でも、三日月でも、ほのかにかすんで見える月のことを「朧月」といいます。 いつ使う言葉なの? 「朧月」「朧月夜」という言葉は、 春の季語です。 「かすんで見える春の夜の月」のことなので春の間は使うことができますが、 正確に「この日からこの日まで」と決まっているものではありません。 「朧」という漢字が意味するように、使う期間も「はっきりしない」ということですね。 「おぼろ月夜」 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ 見わたす山の端(は) 霞(かすみ)ふかし 春風そよふく 空を見れば 夕月(ゆうづき)かかりて におい淡し 里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小路(こみち)を たどる人も 蛙(かわず)のなくねも かねの音も さながら霞(かす)める 朧月夜 菜の花畠に夕日が沈んだあと、空に浮かんでいるのは朧月なんですね。 美しい春の夕暮れの情景が、目に浮かんできませんか? 「朧月」「朧月夜」という言葉は、とても風情のある言葉ですね。 黄砂やPM2. 5が原因のひとつと考えると、手放しで歓迎できるものではありませんが、昔の人たちは朧月を見て、歌や俳句をたくさん作っています。 例えば、江戸時代の俳人内藤丈草(ないとうじょうそう)の 「大原や 蝶の出て舞う 朧月」が有名ですね。 昔のように月明かりで夜道を歩くことはほとんどない現在ですが、夜も明るい街中でも空を見上げたら月が浮かんでいます。 もしかしたら、今日、見上げた月が朧月かもしれませんよ。

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