アメリカ 大統領 選挙 仕組み。 今さら聞けない「アメリカ大統領選」の仕組みと問題点│公務員総研

アメリカ大統領選挙の仕組みを知ってますか?

アメリカ 大統領 選挙 仕組み

立候補の宣言 まず、大統領になりたい人が立候補を宣言する。 そして、選挙資金や選挙運動のボランティアを集める。 アメリカでは、日本の政見放送のように、国の費用で候補者の主張を紹介する制度がない。 候補者は自 分のPRのためにお金を使って民間放送で政策を訴えるコマーシャルを流す。 選挙演説のために各地を回 るのもアメリカは広いので、交通費がかかる。 したがって、約1年間の選挙運動には、スタッフの人件費や 交通費など多額の資金が必要となる。 立候補に名乗りをあげたものの、お金が思うように集まらず、途中で 選挙戦から降りてしまう候補者も多い。 大統領選挙の ポイント! < 前半 1〜 6月> 政党内の候補者を決める争いで、同じ政党の人がライバル! 8、9月に、政党内の候補者が決定する。 < 後半 9〜11月> ライバル政党の候補者との一騎打ち! 1〜6月 各州ごとに予備選挙 プライマリー ・党員集会 コーカス アメリカ50の州で、夏に予定されている 党全国大会の時に各党の大統領候補者を投票する代議員選び が1月から始まる。 この代議員を選ぶ方法には、 予備選挙と 党員集会の二つがあり、州・党によってどちらの方法をとるか決 める。 両方実施する州もある。 予備選挙といっても立候補者本人に投票するのではなく、代議員を選ぶ 間接選挙である。 代議員の数は州によってちがう。 全国党大会に出席する代議員数は民主党が 4049名、共和党が2380名である( 2012年 )。 民主党の代議員は、特別代議員と一般代議員に分かれる。 特別代議員は全体の20%で、州知事や 連邦議員など党の有力者から構成され、自分の意思で投票できる。 残り80%は一般代議員で、誰を支持 するかを予備選挙や党員集会で選ばれる前に、あらかじめ表明していなければならない。 A候補を支持し たければ、 「 私はA候補を支持します 」 という代議員を選べばいい。 アメリカでは、 18歳になると選挙権が与えられるが、日本とちがって登録所に行って登録しないと選挙 権が与えられない。 その登録用紙に 「 あなたはどの政党に所属しますか 」 という欄があり、その欄に 共和党、あるいは民主党と書くことによって、それぞれの党の予備選挙に参加できる。 この登録をしている人の割合は、1996年の大統領選挙のデータだと 54.2%。 24歳以下の登録 率は30%強と低く、年齢が上がると登録率も上がる。 また、人種別では、白人が56%、黒人が51% なのに対し、ヒスパニック(中南米系移民)は27%にとどまっている。 民主党には全国規則がある。 選挙実施の期間、そして、州の代議員数は候補者の得票数に応じて 比例配分することになっている。 党員集会は投票で決める州もあるが、アメリカで早い時期に代議員選 びをするアイオワ州では、民主党員が 地区ごとに住民が学校などに集まって話し合い、どの候補者を支持 するかを確定する。 最終的な支持者数に応じて、州全体の代議員を配分する。 共和党はこうした原則は なく、州にまかせている。 カリフォルニア州をはじめ多くの州は得票数1位の候補が全代議員を獲得する 勝者独占方式をとっている。 毎回、最初の予備選挙はニューハンプシャー州で行われる。 これは州が知名度を高めるために 「 どの州よりも早く予備選挙を行う 」 という規則があるためである。 党の候補者が事実上決まって から予備選をしても意味がない。 早く候補者選びをするほど、州は注目を浴び、大統領候補にいろいろ な約束をさせることができる。 3月には、代議員の数が多い カリフォルニア州や ニューヨーク州などで 投票が行われ、政党の大統領候補がほぼ決まる。 これ以後は、 ライバル政党の候補者との戦いになる。 選挙戦の中心はテレビ討論やコマーシャルである。 共和党の大統領候補を夏までに決める権利を持つのは、共和党員だけが持っており、 一般国民は選ぶ権利がない。 民主党の大統領候補も同じで、民主党員だけが民主党の大統領 候補を決める権利を持っている。 共和党員や政党に属さない人は、選ぶ権利がないのだ。 11月 第一月曜日の次の火曜日 一般選挙 ( 大統領選挙人を選挙 ) 実質、 この選挙で大統領が決定する。 一般選挙で選ばれるのは大統領候補者本人ではなく、全国で 538人の 大統領選挙人が選ばれる。 各州に配分される 大統領選挙人の数は、人口に比例し総数 538人。 この数は、アメリカの国会議員の数 と同じで、一番割当の多い州は カリフォルニア州の55である。 この一般選挙で選ばれた大統領選挙人が、 12月の選挙でどちらかの大統領候補者に投票して、正式に大統領が決まる。 大統領選挙人を選ぶ方式 = 勝者独占方式 winner takes all とは? 一票でも多く得票した候補者が、その州の大統領選挙人をすべて独占する というやり方だ。 たとえば、大統領選挙人が10人割り当てられているA州があったとする。 一般選挙の結果、民主党候補 が共和党候補を上回った場合、A州の大統領選挙人10人はすべて民主党候補支持者となるのだ。 アメリカは州の力が強い。 州の代表で ある大統領選挙人は州としての意見をひとつに絞ろう、つまり 「 私たちの州はこの人を支持します 」 という意 見をはっきりさせようとして勝者独占方式がとられたと言われている。 一般選挙で当選した大統領選挙人は、どの候補者に投票するかわかっていて、彼らが12月に大統領を投票 で選ぶのだから、、この一般選挙の結果で事実上の当選者( 次期アメリカ大統領 ) が決定するといってよい。 1787年、アメリカ憲法を作る時、大統領の選出方法でもめた。 指導者は、市民が大統領を選択する能力 を信用せず、間接選挙を採用、この大統領選挙人の制度を考え出したのだ。 当落を決定するのは得票率ではなく、獲得した大統領選挙人の数なのだ。 得票が小差でも、大統領選挙人 数で大差がついたり、相手より多く得票していても大統領選挙人の数で負けて大統領になれないケースもある のだ。 選挙権は登録しないと与えられない 日本では20歳以上の日本国民には自動的に選挙権が与えられる。 しかし、米国では投票しようとする 市民は事前に有権者登録をしなければならない。 自発的に「選挙に参加する」という意思を持っていなけ れば、投票できない。 膨大な移民が押し寄せた19世紀、ほとんど読み書きもできない新移民たちが、世話役の指示通りに1票 を行使した。 登録制度はこれを防ぎ、政治や民主主義に知識も関心もない層の排除をはかる仕組みだっ た。 2000年大統領選の投票率は登録有権者でみると8割を超すが、投票年齢人口全体からみると5割を わずかに上回るにとどまった。 なぜ、投票日が 「11月の第一月曜日の次の火曜日」 なのか? 米議会がこれを決めたのは、1845年である。 11月を選んだ理由は 「 農閑期だから高い投票率を得ら れる 」である。 そして、日曜日は 「 教会に行く日 」 、月曜日は 「 週の初めで忙しい 」 ので排除された。 木曜日は「 イギリスの投票日 」、金曜日は 「 週の終わりの日 」 、土曜日は 「 家族そろってショッピングの 日 」 で排除、結局、残った火・水のうち火曜日が選ばれた。 また、投票日を 「 第一火曜日 」 としないでこんな表現にしたのは、11月1日が投票日になることを防ぐ ためである。 理由は 「 11月1日だと10月の決算でみんな忙しいから 」 だそうだ。 が、11月の一般選挙で結果はわかってい るので、この選挙は形式的な選挙である。 過半数の270人以上獲得した候補者がいない場合は、上位3人 の候補の中から連邦下院議会の投票で選ぶことになっている。 11月の一般選挙で選ばれた大統領選挙人が、各州都に集まり、大統領を選挙する。 ・ Q なぜ、このような形式上の選挙をするのか? 交通や通信手段が発達していなかった時代の名残りである。 以前は、アメリカ全土の票を短時間に集計 することができなかったので、少人数の選挙人に託した。 今では形式化しており、やめようという声もある。 翌年1月 6日 連邦議会で開票 1月20日 新大統領の就任式 勝った候補 負けた候補 1960年 ケネディ 民主党 ニクソン 共和党 1964年 ジョンソン 民主党 ウォーター 共和党 1968年 ニクソン 共和党 ハンフリー 民主党 1972年 ニクソン 共和党 マクガバン 民主党 1976年 カーター 民主党 フォード 共和党 1980年 レーガン 共和党 カーター 民主党 1984年 レーガン 共和党 モンデール 民主党 1988年 ブッシュ 共和党 デュカキス 民主党 1992年 クリントン 民主党 ブッシュ 共和党 1996年 クリントン 民主党 ドール 共和党 2000年 ブッシュ 共和党 ゴア 民主党 2004年 ブッシュ 共和党 ケリー 民主党 2008年 オバマ ( 民主党 ) マケイン ( 共和党 ) 2012年 オバマ ( 民主党 ) ロムニー ( 共和党 ) 第3党と無所属からの大統領候補認定 の判断は、各州にゆだねられており、ほと んどの州が一定数の有権者の署名を集め めて州政府に提出すれば、独立した候補 として認められる。 全米50州で必要署名 を集め、州政府の審査をパスすれば、 「 正式候補 」 となるのである。 全米で必 要な署名総数は、約80万人分。 しかし、 州ごとに条件がちがい、テネシー州は 275人の有権者の署名でいいのに対して、 カリフォルニア州は 134000人もの署名が 必要となっている。 また、ニューヨーク州や テキサス州では、予備選挙投票者の署名は 無効という条件がついている。 2000年の大統領選挙に関しては、このサイトを! 2004年の大統領選挙に関しては、このサイトを! 2008年の大統領選挙に関しては、このサイトを! 2012年の大統領選挙に関しては、このサイトを!.

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アメリカ大統領選挙の仕組みを簡単に説明!え~そんな仕組みだったの?

アメリカ 大統領 選挙 仕組み

>>>アメリカ大統領選の仕組み アメリカ大統領選の仕組み アメリカの大統領選挙は知っての通り、日本の総理大臣を選ぶ仕組みとはかなり違います。 日本では、国会の指名に基づいて天皇が総理大臣を任命します。 つまり、国民が直接、総理大臣に投票することはありません。 しかし、アメリカでは、国民の投票によって大統領が決まります。 ですから、アメリカ国民は大統領選挙に熱狂するんですね。 では、アメリカではどのようにして大統領が決められるのでしょうか? まずは、民主党、共和党各々の中での戦いから始まります。 アメリカの2大政党ですね。 もう、100年以上このどちらかの党から大統領が選ばれています。 つまり、大統領に選ばれるためには、まず自分の所属する政党の候補者として選ばれなければなりません。 これが、予備選挙といわれるものや党員集会といわれるものなのですが、この予備選挙という方式で候補者を決めるのか、党員集会で決めるのかは州によって違ってきます。 予備選挙 というのは、まぁ、普通の選挙に近いものです。 ただし、大統領候補に投票するのではなく、その候補者を支持している代議員に投票します。 しかし、一様に予備選といっても州によって得票数によって代議員の割り当てが決まる州もあれば、過半数を獲得したらその州の代議員全員の数を獲得できるといった州もあり様々です。 党員集会 というのは、地域で学校やらの広い施設に党員が集まって議論しどの候補者を支持する代議員を推すか決めます。 最終的には、多数決で決められますが、予備選挙と違い党員集会では公開投票となります。 そして各地域での結果を州にてとりまとめ、どの候補者を支持する代議員を何人送るかを決定します。 この予備選、党員集会の日程も各州によって違ってきます。 党員集会はアイオワ州が予備選挙はニューハンプシャー州が全米で最初に予備選、党員集会を開きますが、もはやこれは恒例となっています。 全米の注目が集まりますからね。 また、 「スーパーチューズデー」 という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか?まぁ、名前の通り火曜日に実施されるものなのですが、各州が同時に予備選、党員集会を行う日ですので、これにも注目が集まります。 さて、これによって党の代表者が決まると民主党、共和党ともに 党大会 というのを開きます。 ここで正式に大統領候補を発表することになります。 さらに、この時に副大統領候補も発表されることとなります。 ここまで来てやっと本選挙に入ります。 いよいよ、絞られた2人からどちらを大統領にするか決めるわけです。 しかし、アメリカの大統領選挙は、ここからさらにややこしい・・・。 冒頭でアメリカの大統領選挙は国民が選ぶと書きましたが、実際に国民が直接大統領に投票するわけではありません。 大統領選挙人 という人に投票します。 大統領選挙人は、全部で538人。 各州にて、大統領選挙人の数は人口などを参考として割り振りされます。 大半の州では、投票で一位になった候補者がその州の選挙人を総取り。 選挙人の総数の過半数、つまり270人の選挙人を獲得した候補者が大統領となるわけです。 なんで直接大統領の名前で投票せず、わざわざ選挙人に投票するなんぞ、まどろっこしいことをしているのか?まぁ、本当はあんまり意味がないんですけどね。 昔からの風習です。 昔は、アメリカ全土で投票なんていっても無理なんですね。 広いですし交通も整備されてませんからね。 さらに文字を書ける人だって限られていました。 また、今みたいにテレビやインターネットもありませんから、「税金なしにしますよ〜」なんてうまいこという政治家がいたら、ついその人に投票が集中しちゃうなんてこともありえなくはありません。 そこで大統領を選ぶ判断力を持った人たちに大統領を選んでもらおうってことで「大統領選挙人」が生まれたわけです。 しかし、1830年代に入るとやっぱり国民に選んでもらった方がいいでしょ。 ということになり、選挙人を国民が選ぶという今のかたちになりました。 国民は、応援する候補者の選挙人に投票し、選挙人が機械的に形式上投票というかたちをとり大統領が決められるわけですから、この中間の選挙人は、本来いらないんですが、しかし、この選挙人が間に入ることで不思議なことも起こります。 それが州で投票1位になった候補者がその州の選挙人を総取りするという制度。 たとえばA州でa候補は10万票集め、b候補は9万票でa候補がA州の選挙人50人を総取りしたとします。 次にB州にてa候補は5万票、b候補は7万票でB州ではb候補が選挙人30人を総取りしました。 結果は、選挙人50人を集めたa候補の勝利でa大統領の誕生です。 しかし、実際、合計の票では、a候補が15万票。 b候補は16万票でb候補の方が多く票を集めていたんですね。 総取り方式であるため、こんなことも時に起こることもあります。 さらに日本人では、ちょっと不思議に思うことがあります。 大統領選挙の投票日は 「11月の第1月曜日の翌日 」と決まっているんです。 なんでわざわざ仕事のある火曜日を選ぶんだよ!って日本人なら怒っちゃいますね。 アメリカではキリスト教の人が多いのはご存知ですね。 そして、日曜日は安息日といって仕事はしないようにしましょうという日なんですね。 教会にいったり、家でゆっくり過ごしたりする大切な日なわけです。 じゃ、土曜日は?土曜日はユダヤ教の安息日なんです。 まぁ、月曜でもいいんでしょうけど、事前準備が前日だと結局、土日に準備する人が働くことになるのでそれも避けようってことで第1月曜日の翌日となったんですね。 なんで、火曜日っていわないの?って疑問に思うでしょうが、11月1日が火曜日だとそれも避けなけらばならないんです。 万聖節という、これもキリスト教で大切な日なので11月1日を避けた火曜日。 つまり、「11月の第1月曜日の翌日」ってことになったんですね。

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【初心者向け】3分でわかるアメリカ大統領選挙の仕組み

アメリカ 大統領 選挙 仕組み

アメリカ大統領選挙2020の日程と仕組み! 2020年に行われるアメリカ大統領選挙ですが、日本とは異なり大変長期に渡って行われるのです。 今回は特に東京オリンピックが行われる年ですが、選挙の日程はどのようになっているのでしょうか。 また、その仕組みも日本とは大きく違っており、興味深いものがあります。 合わせてみていく事にしましょう。 アメリカ大統領選挙2020の日程は? アメリカ大統領選挙の今後の 日程は、現時点で下記のようになっています。 2019年 11月20日:第5回民主党予備討論会 12月19日:第6回民主党予備討論会 2020年 2月3日:アイオワ州党員集会(民主党、共和党) 2月11日:ニューハンプシャー州予備選挙(民主党、共和党) 2月22日:ネバダ州党員集会(民主党) 2月29日:サウスカロライナ州予備選挙(民主党) 3月3日:「スーパーチューズデー」 3月10日:オハイオ、ミシガン州他4州で予備選挙、ノースダコタ州党員集会 3月17日:アリゾナ、イリノイ、フロリダ州予備選挙 3月24日:ジョージア州予備選 4月4日:アラスカ州、ハワイ州、ルイジアナ州 4月7日:ウィスコンシン州予備選挙 4月28日:ニューヨーク州他5州 6月16日:予備選・党員集会最後となるワシントンD. での民主党予備選挙予定日 7月13~16日:民主党大会(ウィスコンシン州ミルウォーキー) 8月24~27日 共和党大会(ノースカロライナ州シャーロット) 9月末~10月 テレビ討論会(大統領候補3回、副大統領候補1回) 11月3日 一般投票・開票 12月14日:選挙人による投票 2021年 1月6日:大統領および副大統領当選者が正式決定 1月20日:大統領就任式 こうして見ていくと、本当に 長期戦である事が分かりますよね。 ちなみに、アメリカ大統領選は必ず夏のオリンピック大会と重なります。 来年の選挙日程も東京オリンピックの時期を外して日程が組まれていますね。 これもいつもの光景という事なのです。 アメリカ大統領選挙の仕組みとは? アメリカ大統領選挙の仕組みは、日本の選挙とは大きく異なっています。 移民の人は、州知事にはなれますが、大統領にはなれないという事なのですね。 アメリカの議会は、民主党と共和党の二大政党が争っていて、大統領もこの100年以上、どちらかの政党から選ばれています。 大統領選挙は、大きく分けて、民主・共和両党の候補者を1人に絞る 「予備選挙」と、両党の候補者から大統領を選ぶ 「本選挙 一般選挙 」とがあります。 アメリカでは、18歳になると選挙権が与えられますが、日本は違い登録所に行って登録しないと選挙権が与えられないのです。 その登録用紙に「 あなたはどの政党に所属しますか 」 という欄があり、その欄に共和党、あるいは民主党と書く事によって、それぞれの党の予備選挙に参加できるという仕組みなのです。 予備選挙では 「代議員」に投票します。 代議員は、州によって人数が異なり、人口に比例して配分されています。 この結果、各候補が得票に応じた代議員の人数を獲得し、この獲得人数が多い方が優位に立ちます。 こうして、次々と各州で予備選挙が行われていきますが、その過程で、勝ち目がないと思った候補者は自分から撤退していくのだそうです。 そして 「全国党大会」で、全国の代議員が集合し、党公認の大統領候補が指名されます。 その後、いよいよ「本選挙」の選挙戦に突入するわけです。 本選挙は、共和党候補と民主党候補の「一騎討ち」となり、約2ヶ月間行われます。 有権者が投票する「一般投票」では、有権者は各州の「選挙人」を選んで投票します。 選挙人は、予備選の時の「代議員」と同じように、どちらの候補を支持しているか表明しているので、有権者は、どちらかの党のグループに投票し、間接的に大統領を選ぶわけです。 そして開票となるわけですが、その州で1票差であっても最多得票となった政党が、その州全体の選挙人の人数全てを獲得できるというシステムになっているのです。 このような形で、各州の勝者と、獲得した選挙人の人数が決まります。 選挙人の過半数を獲得した候補者が、大統領となるというシステムです。 ここからは形式だけにはなりますが、選ばれた選挙人が12月に投票し、開票は来年1月に行われ、1月20日に正式に新大統領が就任するという流れになっています。 アメリカでは、若者の投票率の低さが問題になっていますが、その理由の一つが 選挙システムの複雑さという事なんです。 確かに、事前登録が必要で、その上で郵送でのやり取りとなると、煩雑だと感じてしまう人も中には出てくるでしょうね。 今後このシステムも変わってくるかもしれませんね。 スポンサード・リンク アメリカ大統領選挙のスーパー・チューズデーとは!? スーパー・チューズデーという言葉は、日本ではあまり馴染みがないですが、選挙期間中のアメリカでは大変注目されている日なのです。 ここでは、それがどのようなものなのか詳しく説明していきます。 また、アメリカ大統領選挙には「テカムセの呪い」という都市伝説があるのですが、それが今回の選挙にも関わってくるそうなんです。 気になる、その都市伝説についても調べてみましたのでご覧下さい。 アメリカ大統領選挙のスーパー・チューズデーとは!? アメリカ合衆国において、大統領選挙がある年の2月または3月初旬の一つの火曜日を 「スーパー・チューズデー」といいます。 この日は、予備選挙の最大の山場なのです。 「スーパー・チューズデー」という言葉は、1988年3月8日に行われた予備選挙で初めて用いられました。 この日に、アメリカ南部のテキサス州、フロリダ州、ミシシッピ州、テネシー州、オクラホマ州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、アラバマ州、ジョージア州で11月の本選挙に向けての予備選挙が行われたのです。 今回の大統領選における予備選挙は、カリフォルニア州やテキサス州のほか、少なくとも11の州で予備選挙が行われる予定です。 近年は、多くの州がその州の予備選挙の重要性を高めようとして、予備選挙の日程を前倒しにしようとしている事から、2月の初旬の一つの火曜日に予備選挙・党員集会が集中して開催されるようになり、 「ミニ・チューズデー」「ミニ・スーパー・チューズデー」または 「ジュニア・チューズデー」などと呼ばれています。 日本では、選挙は通常日曜日に行われますよね。 なぜ平日の火曜日なのかというと、それは開拓時代に遡ります。 選挙は当時から行われていましたが、キリスト教徒の人々は日曜日を 「安息日」として休み、家族と共に過ごす事が通例でした。 翌日の月曜日を投票日とすると、広大な国土のアメリカでは投票所から遠くに住む人は前日の日曜日を移動に費やさなければなりません。 馬車などで一日かけて来なければならないと、「安息日」とはなりませんよね。 遠方の人も日曜日は休み、月曜日の一日をかけて投票所をめざし、火曜日に投票をする。 これなら「安息日」は確保できるという事になります。 こうして、伝統的にアメリカでは投票日は火曜日となっているそうです。 アメリカならではの、優しい伝統ですよね。 アメリカ大統領選挙のテカムセの呪いとは? アメリカ大統領選には、 「テカムセの呪い」というものがあるそうなんです。 これは、第9代アメリカ合衆国大統領ウィリアム・ハリソンの肺炎による死から始まりました。 呪いの発端だと言われる「テカムセ」は、アメリカ大陸の先住民、ショーニー族の長でした。 独立戦争後、先住民達は白人に土地を奪われ、徐々に追い詰められていくのですが、先住民は白人からの迫害に抵抗するため反乱を起こします。 その先頭に立ったのがテカムセだったのです。 1813年に、抵抗も虚しく白人に敗れ、テカムセは処刑されてしまいました。 この時、テカムセを追い詰めた白人の指導者が、後の第9代アメリカ大統領ウィリアム・ハリソンだったのです。 発端とされるウィリアム・ハリソンは大統領就任後わずか1ヶ月で肺炎のため死去しました。 それからというもの、1840年から20年ごとに、 選ばれた大統領の就任中に死が訪れる、といわれるものです。 時代的な背景もあると思うので一概には言えませんし、2000年に就任したジャージ・W・ブッシュは、演説中に手榴弾を投げ込まれたり、食事中に息が詰まり窒息死の恐れもあったものの大統領職を無事に全うしました。 呪いへの終止符が打たれたという事でしょうか。 都市伝説にすぎませんが、何だか気味が悪いですよね。 時期大統領も、何事もなく任期を終えてほしいものです。 スポンサード・リンク まとめ 世界各国から大注目のアメリカ大統領選挙まで、いよいよ1年を切りました。 今回はその日程と仕組みについてまとめてみましたが、想像以上に長期に渡る事がわかりました。 オリンピックを挟むので特に長いという感覚になりますよね。 また、日本とは大きく異なる選挙の仕組みについても驚かされました。 アメリカでは、大統領選挙がある年の2月または3月初旬の一つの火曜日を「スーパー・チューズデー」と呼び、大統領選挙にとって非常に重要な日と位置付けています。 この日は多くの州で予備選挙がおこなわれる事が多い日だからです。 選挙が平日の火曜日に実施される事も、何だか新鮮な感覚でした。 また、「テカムセの呪い」という1840年から20年ごとに、選ばれた大統領の就任中に死が訪れる、といわれる都市伝説があるのにもビックリしました。 次期大統領も何事もなく任期を終えられ、伝説が終焉する事を願います。 来年はどのような選挙yearになるのか、注目していきましょう。 参考サイト 東洋経済 現代ビジネス 朝日新聞.

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