パプリカ インセプション。 インセプションと胡蝶の夢。

【ネタバレ解説】映画『パプリカ』現代を生きるヒントに満ちた今敏監督の遺作を考察

パプリカ インセプション

映画『インセプション』と『パプリカ』 『パプリカ』の原作者筒井康隆が「ビーバップハイヒール」という関西ローカルの番組で、「あれはわしの作品の盗作や!面白いに決まっている!」とマジでキレていました。 私は両作品とも観ていませんが、ネットで調べてみると確かにそういう意見もありました。 夢に侵入するのに外部ディバイスを使うところが似ているという指摘もありましたが、別に夢という非現実の世界に入るのだから、そんな事だいたい誰でも付くだろうに ・・と思いました。 あのジジイは夢を土台にした映画はどれでも自分の作品のパクリと言いたいのでしょうか。 正直、スタジオの空気もおかしくしていました。 個人的にそういうウルサイ高齢者が嫌いなんで気になりました。 観た方どうでしたか? 他の夢映画と比べて、「インセプション」は盗作と言えるほど似ているのでしょうか? 私は両方とも鑑賞しました。 そして、2つとも好きな作品です。 でも・・・パプリカ=インセプションとは、今の今まで思いもしませんでした。 原作は読んでいないから、そう思うのかな? 映画としての構造の緻密さは、インセプションの方が上だと思います。 実写で、あれだけの映像を作りだした事が本当に素晴らしいです。 夢への侵入装置は、この映画では対した意味を持っていないと思うのですが・・・ それにパプリカは筒井康隆が原作のようですが、 私の中では今敏監督作品って思いの方が全然強いです。 それなのに・・・ >「あれはわしの作品の盗作や!面白いに決まっている!」 とは、なんだかなぁ~って感じです。 私は、盗作だと喚く程、似ているとは全く思えません。

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最近、日本でインセプションの元ネタと言われている、パプリカを見たのです...

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5 「トラウマ」 【映画】パプリカのネタバレなしのレビュー、批評、評価 精神を崩して現実と妄想の区別がつかなくなる映画は多い。 本作は更にSF色を強め、人の夢に侵入して精神を崩壊する事件を追うストーリーとなっている。 このコンセプトを耳にすると多くの人が『インセプション』を思い浮かべるだろう。 『ダークナイト』で脚光を浴びたクリストファー・ノーラン監督作品で、人の夢に侵入してアイディアを盗んだり植え付けたりする内容となる。 彼がこの脚本に着手したのは『インソムニア』の撮影を終えた2002年なので、2006年に劇場公開されたパプリカの影響下にはないと思われる。 『マトリックス』『ダークシティ』『13F』などの影響を受けたと公言するエンタメ色の強いインセプションに対して、本作はアートに振り切ったような難解なストーリーとなっている。 ある日、DCミニが研究所から盗まれてしまう。 以来、それを悪用して他人の夢に侵入し、悪夢を見せて精神崩壊させる事件が多発する。 敦子らは犯人を追い、正体や目的を探ることに。 『パプリカ』は筒井康隆による同名小説を原作とするアニメ映画。 筒井自身が本作の監督を務めた今敏との対談で映画化してほしいと語っており、今敏自身も筒井の小説からインスピレーションを受けて漫画作りをしていたこともあったということで、まるで両思いのような関係性である。 この映画、アマゾンレビューも良いし世界的にも評価を受けていると聞いてたので、前から関心を持っており、今回ようやく鑑賞に至った。 しかし、あまりに掴みどころがなさすぎる。 序盤から中盤にかけてはまだ現実と夢を区別がつくように描いているが、物語が進むにつれて何が現実で何が夢なのか全くわからない。 観終わってからも、一体犯人がどんな目的で夢の装置を盗んだのか、目的がよく分からない。 さらに主人公らはDCミニを盗んだ犯人を探す以外にいくつかの目的を持って行動している。 その目的も良くわからない。 どう面白がって観たらいいのか皆目見当もつかない今敏監督作品で最も難解な映画となった。 とはいえ、このままではレビュー記事としての価値に乏しいので、ここからは解説サイトを巡って、映画の内容を理解した上で書いていく。 本作において、主人公としての属性は千葉敦子(パプリカ)より粉川刑事のが強い。 彼はトラウマを抱えており、サイコセラピストであるパプリカにトラウマの治療をお願いしている。 てっきり、敦子視点の映像が多いので彼女が主役に見えるが、劇的な変化を遂げるの粉川刑事の方。 彼に対して彼女の変化は小さなもの。 この辺りは商業映画を意識した作りのようにも見える。 似たような見せ方をしていたのが今年公開された「空の青さを知る人よ」。 この映画も視点人物は相生あおいという高校二年生の少女となるが、劇中で大きく成長を見せるのは、彼女の初恋である31歳のオッサン・金室慎之介。 やはりオッサンに比べると女性が画面に良く映った方が華やかさが段違いである。 この粉川刑事のトラウマの正体は後半になって判明する。 が、ちょっとこのトラウマは弱すぎる。 本作は、DCミニによって精神が錯乱した人間の多くが命の危機に直面する。 それに対して彼のトラウマが危機レベルとして弱く、噛み合わせが良いとは思えない。 せめて払拭しないと自ら命を絶つレベルに強いものにした方が間違いなく良い。 それと千年女優でも見られた夢による支離滅裂なワンシーンの連続。 アイディアとしてはユニークだと思うのだが、一貫性もないので私はそんなに面白いとは思えない。 夢といえば、動物やら日本人形やらの大群の行進するシーンの豊かな色彩には驚かされる。 このような夢のヴィジュアルはアニメにしかできない表現だし、今敏の作家性が分かりやすく出ているところ。 この辺りは世間で評価されるポイントの1つだろう。 夢、つまりはメタファー。 夢をメタファーとして表現することにも、私はあまり面白みを感じられない。 いくらヴィジュアルで見せようとも、夢は形而上的なものでつかみどころがないからだと思われる。 メタファーを用いるにしても現実にあるもので表現してくれた方が、感情としては安定する。 つまり夢の映像を見せられると、竹馬にでも乗って足元がグラついているかのように心が不安定となってしまい、「早く現実世界を見せてくれ」と願ってしまうことになる。 なのでここを面白がれるかどうかも評価の分かれ目の1つ。 あるいは、監督の狙いはここにあるのだろうか。 それに、映画でも悪夢からの脱却が主人公らの目的の1つとなる。 観客にハチャメチャな夢を見せて不安にさせてからカタルシスをあたえる、といった感じ。 あと、かなり個人的な意見だが「はい、これは夢でしたベロベロバー」みたいな安直などんでん返しができるのも夢という題材を好めない理由の1つ。 これをされるとちょっとイラっとする。 まるでホラー映画で、音で観客を脅かす演出のようなもの。 とにかく普通のエンタメを求める人にはおすすめできない。 メタファーを多用した難解な物語に見応えを感じる人は観ると良い。 解釈が別れる難解な作品はコチラ。

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あの『インセプション』にも影響を与えた(と言われている)アニメ『パプリカ』

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鬼才が集まって数時間で完成させたみたいな作品でした。 作画はこだわりがあるように感じましたし、ストーリー自体も深くはないものの楽しめるように思います。 何度か中だるみは感じるかもしれませんが、独特な言語表現や作画の美しさや滑らかさといった要素に着目していれば飽きも来ず、深みまで浸れると思います。 なんと言ってもSF御三家の原作ですからね…それを映像化するのには骨がいるでしょうし、鑑賞者を置いていくことになったとしても監督のこだわりを全面に出した方が、作品としてはまとまるのかなと思います。 その点でもこの作品、私は好きです。 評価が分かれる作品とありますが、アニメーション好きなら作画の部分である程度評価するでしょう。 あまりアニメも見ず、万人受けの作品を見るような人には評価は分かれると思いますが、手にも取らないと思います。 この作品のレベルで相当低い評価をつける人は、おそらくストーリー重視、描写重視などのバランスの悪い見方をしてるのかなと思います。 「デスカムトゥルー」 C IZANAGIGAMES, Inc. All rights reserved. 「ソニック・ザ・ムービー」 C 2020 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC. ALL RIGHTS RESERVED. 「エジソンズ・ゲーム」 C 2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved. 」 C 2019 Sony Pictures Television Inc. and CBS Studios Inc. All Rights Reserved. 「ドクター・ドリトル」 C 2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.

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