男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花。 寅さん全作品解説/第49作『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花【特別篇】』

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 : 作品情報

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

「伯父さん、今頃何をしているんだろう…? 」 旅からの旅の寅さんにもう一度会いたい! という思いを叶える特別篇!! 仕事で地方回りする満男 吉岡秀隆 は、旅先でふと寅さんのことを思い出す。 「伯父さん、今頃何しているんだろう…? 」日本中の映画ファンから惜しまれつつ全48作にて完結を迎えた『男はつらいよ』シリーズ。 本作はもう一度寅さんに会いたいと願うファンの熱い声にお応えして、シリーズの中でも特に人気の高いマドンナ、 リリー 浅丘ルリ子 の登場した第25作『寅次郎ハイビスカスの花 に再編集、追加撮影を施してリニューアルした特別篇である。 第11作『寅次郎忘れな草』、第15作『寅次郎相合い傘』の名シーンも登場。 また、これまで渥美清が歌ってきた主題歌を今回は八代亜紀が熱唱し、従来のシリーズとは一味異なり、 第三者が寅さんを思い返していくといった味わいがしんみり醸し出されている。 そう、寅さんはいつまでも私たちの心の中で、旅と恋を続けていくのだ。 」旅からの旅の寅さんにもう一度会いたい! という思いを叶える特別篇!! 「伯父さん、今頃何しているんだろう…? 本作はもう一度寅さんに会いたいと願うファンの熱い声にお応えして、シリーズの中でも特に人気の高いマドンナ、リリー 浅丘ルリ子 の登場した第25作『寅次郎ハイビスカスの花 に再編集、追加撮影を施してリニューアルした特別篇である。 また、これまで渥美清が歌ってきた主題歌を今回は八代亜紀が熱唱し、従来のシリーズとは一味異なり、第三者が寅さんを思い返していくといった味わいがしんみり醸し出されている。 そう、寅さんはいつまでも私たちの心の中で、旅と恋を続けていくのだ。

次の

楽天ブックス: 男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花 特別篇

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

解説 シリーズ二十五作目の今回は、「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」でキャバレー歌手リリーに扮して人気を博した浅丘ルリ子がマドンナとして三回目の出演をしている。 脚本は「遥かなる山の呼び声」の山田洋次と同作の朝間義隆の共同執筆、監督も同作の山田洋次、撮影も同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。 1980年製作/104分/日本 原題:Tora's Tropical Fever 配給:松竹 ストーリー 例によって、かって気ままな旅を続ける寅次郎、ある夜、不吉な夢を見て、故郷の柴又に帰った。 そこにあのキャバレー回りの歌手、リリーからの手紙があった。 彼女は沖縄の基地のクラブで唄っていたが、急病で倒れ、入院中だという。 そして、手紙には「死ぬ前にひと目寅さんに逢いたい」と書いてあった。 とらやの一同は、飛行機嫌いの寅次郎を説得して沖縄へ送り出した。 五年振りの再会に、リリーの大きな瞳は涙でいっぱい、そして彼女の病状も寅次郎の献身的な看護で快方に向かい、病院を出られるようになると、二人は療養のために漁師町に部屋を借りた。 寅次郎はその家の息子、高志の部屋で寝起きするようになった。 リリーの病気が治るにしたがって、心配のなくなった寅次郎は退屈になってきた。 そんなある日、寅次郎は海洋博記念公園でイルカの調教師をしている娘、かおりと知り合った。 一方、リリーはキャバレーを回って仕事をさがしはじめた。 体を気づかう寅次郎に、リリーは夫婦の感情に似たものを感じる。 たが、寅次郎は自分がかおりと遊び歩いているのをタナに上げ、リリーと高志の関係を疑いだした。 好意を誤解されて怒った高志は寅次郎ととっくみ合いの大喧嘩。 翌日、リリーは手紙を残して姿を消した。 リリーがいなくなると、彼女が恋しくてならない寅次郎は、寂しくなり柴又に帰ることにした。 三日後、栄養失調寸前でフラフラの寅次郎がとらやに倒れるように入ってきた。 おばちゃんたちの手厚い看護で元気になった寅次郎は、沖縄での出来事をさくらたちに語る。 それから数日後、リリーがひょっこりとらやにやって来た。 置いてけぼりにした寅次郎が心配だったのだ。 そんなリリーに寅次郎は「世帯を持つか」と言う。 しかし、リリーは寅次郎の優しい言葉が素直に受けとれない。 二人の関係は、いつでもどちらかが意地を張っている。 そして「もし旅先きで病気になったり、つらい目にあったら、寅さんまた来てね」の言葉を残してリリーは旅立った。 それから間もなくして、寅次郎も、いつものように、旅の仕度をはじめるのだった。 大好きな作品です 何度も観ているといろいろと気付きがありました 寅さんの生年は1940年とも、1936年とも、1931年の昭和9年とか諸説色々です リリーさんの生年はどうにも分かりません 仮に浅丘ルリ子と同い年とすると、1940年昭和15年です 仮に寅さんを1931年生まれとするとリリーさんとの年表はそれぞれこうなります 1973年 忘れな草の出逢い 42歳、33歳 1975年 相合い傘の別れ 44歳、35歳 1980年 本作、ハイビスカスの花の再会 49歳、40歳 1995年 紅の花での同棲 64歳、55歳 晩婚化の進んだ21世紀の現代なら本作のカップルが結婚したって、さほど珍しくも無いですね リリーさんが相合い傘で再登場したのは何故でしょか? 多分忘れな草では、彼女を描ききれて無かったからだと思います では、何故また本作ハイビスカスの花でリリーさんを取り上げたのでしょうか? それはシリーズも10年を過ぎて、山田監督が句読点を一旦打とうとしたのかも知れないと思うようになりました 彼女だけが寅さんと釣り合うマドンナであって寅次郎と結婚してしまえばシリーズ終了となってしまう 本作は、それが本当にそうなのか、間際まで近いてみて、それを実際に確認してみようという映画なのだったと思います 結果は観てのとおりです リリー、俺と所帯もつか? 俺、今なんか言ったかな? もしここでリリーが ありがとう寅さん!と抱きついて さくらが、おめでとう、お兄ちゃん!と祝福すればこの瞬間、シリーズは本作をもって終了になってしまうことがやはりハッキリしました これではもう次にリリーさんを出したときは、シリーズ最終回になってしまうんだ そういう予告になってしまいました これが本作の目的だったのだと思います つまりシリーズのこの先も長い継続させる為にも その終わり方を予め決めておく それが本作の目的だったのです 赤いハイビスカスの花言葉は「常に新しい美」「勇敢」だそうです 幾つになっても恋愛は美しい 寅さんがもうすこし勇敢にリリーさんの愛情に立ち向かっていたら・・・という意味だったと思います リリーさんだってそうです 二人とも傷つくことが怖いのです 勇敢でなかったのです タイトルバックの滝は北軽井沢の白糸の滝です 村の子供達はみな真夏の服装 寅さんが暑そうで滝の冷たい水に足を漬けてます 季節は夏です そしてラストシーンのバス停 そこに草津ナウリゾートホテルのバスが差し掛かります リリーさんとバンドメンバーを軽井沢駅で拾って草津に向かうようです 寅さん暑そうで団扇を持ってますから、このシーンも真夏です ここでも気付きがありました 白糸の滝は軽井沢から草津にいくバスの通り道に有ります つまりタイトルバックとラストシーンは実はひと続きでつながっていたのです 沖縄行きの航空券には6月18日と発券日のスタンプが押されてました また終盤の御前様のお経はお盆の法事ですから、沖縄のお話は全部その間のことです つまりタイトルバックとラストシーンは、その物語が終わったお盆の頃の事です 寅さんとリリーさん、柴又駅で別れて半月ほどでバッタリ再会していたという時系列のようです 監督はやっぱり運命的な二人なのだということを始めと終わりに説明していたのです そしてその近くの村を舞台としている映画が、木下惠介監督のカルメン故郷に帰るです リリーが柴又という故郷に帰るという内容にかけていたのだと思います もう一つ気付きがありました では舞台はなぜ沖縄だったのでしょうか? まだ寅さんが行っていない県はまだまだ沢山ありましたから意図があったはずです それは本作でリリーさんを取り上げると決まったら、前作からどうつなげるかを考え抜いた結果だと思います 前作の公開年は1975年 その年は何があったのか? 沖縄海洋博開催 山陽新幹線の博多開業 ベトナム戦争のサイゴン陥落による終結 こんな年だったのです だから沖縄が舞台に選ばれたのだと思います 海洋博のあとの水族館の近くにリリーさんと一緒に住むのはこうした理由だと思います 沖縄に着いてバスが米軍基地の前に差し掛かると戦闘機や輸送機の爆音が響きます リリーさんが高志と仕事を探すのは、キャンプハンセンの門前飲み屋街です もちろん沖縄の基地問題のことです そして寅さんはあまりの炎天にこんなことを口走ってしまいます あーまいった、この沖縄ってのはとっても人間の住めるとこじゃねえよなあ これは本土の人間の無意識な沖縄への差別意識を取り上げていると思います ただの娯楽作品だけに終わらせていなかったのです ネタバレ! クリックして本文を読む 「男はつらいよ」シリーズ第25作。 HuluでHDリマスター版を鑑賞。 リリーが三たび登場! 沖縄で病に倒れたという彼女からの報せを受け、病床へ駆け付けんと寅さんは人生初の飛行機に乗るという決断を下す…ものの、生来高いところが苦手だから、イヤだイヤだと大騒ぎ。 最後は美人のスチュワーデスに鼻の下を伸ばしてホイホイと着いて行き、ようやく空の人となったのでした 笑 寅さんの手厚い看病のお陰かリリーは無事退院。 ふたりで同棲生活を送ることになりました。 原因は多分にリリーの嫉妬が入っていて、つくづく寅さんに惚れてんだなと思いました。 お互いにしこりが残っていたのか、やがて柴又で再会。 そのとき、ふと寅さん、こう漏らした。 「俺と所帯を持つか?」。 慌てて誤魔化す寅さん、それに乗っかってふざけるリリー…。 両想いなのは誰の目にも明らか。 ある意味似た者同士でお似合いなのだが、似た者同士だからこそ素直になれないところまで同じで…。 しかし、トラ屋の面々は列車と船の話ばかりして、誰も飛行機で移動することが思いつかない。 そして寅さんは飛行機が苦手。 御前様の説得によって決意するも、いざ羽田に着くとそこでも駄々をこねる寅。 最終的には美人スチュワーデスのおかげ。 看病も無事終わり退院して、仲良く過ごす二人。 リリーへの愛情もままならず、水族館へ遊びに行く日々が続いた。 高志(江藤)がリリーに惚れてしまい、寅との結婚を止めるように忠告を与えてしまう。 働かないと金がない。 「男の世話になんかなりたくない。 だけど夫婦だったら別よ」と言われても「所帯なんか持つガラかよ」と茶化してしまう寅。 ちゃぶ台返しまでするリリーであったが、どこまで本気だったのだろう。 帰ってきたら行き倒れというオマケつきだったが、家族に言われようやくあれが愛の告白だったと気づく始末。 そして再会。 もしや結婚の可能性が!と思いきや、沖縄の思い出話で盛り上がるばかり。 唄を歌った直後、「俺と所帯持つか?」と言った寅さん。 家族が一瞬凍りつくかのような反応をしたけど、冗談にさせられた・・・本気と冗談。 二人のタイミングがなかなか合わない。 やっぱり夢だったのだろうか・・・しかし泣ける。 照れ隠し、本音が言えない、攻撃的な会話の裏側だとか謎かけのような恋愛テクニックに二人とも空回りする様子に手に汗握る・・・なんて、行間を読むような脚本が上手すぎるんでしょうけど、家族たちのハラハラ度合いも伝わってくる。 沖縄に着いたところからジェット機の音がうるさくてしょうがないのも、米軍基地への怒りがこもってたような気もします。 Powered by• 2019年• 1997年• 1995年• 1994年• 1993年• 1992年• 1991年• 1990年• 1989年• 1989年• 1988年• 1987年• 1987年• 1986年• 1985年• 1985年• 1984年• 1984年• 1983年• 1983年• 1982年• 1982年• 1981年• 1981年• 1980年• 1980年• 1979年• 1979年• 1978年• 1978年• 1977年• 1977年• 1976年• 1976年• 1975年• 1975年• 1974年• 1974年• 1973年• 1973年• 1972年• 1972年• 1971年• 1971年• 1971年• 1970年• 1970年• 1970年• 1969年• 1969年 男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花• 作品トップ• 予告編・動画• インタビュー• フォトギャラリー•

次の

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 : 作品情報

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花

役名:リリー(元・旅回りの歌手) 寅さんと抜群の相性を見せるマドンナ。 『男はつらいよ』シリーズには、、、に登場しており、本作も勘定に入れれば5回目の登場ということになる。 劇中の満男の回想によると、彼の記憶にある最初のマドンナはこのリリーである。 第49作『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花【特別編】』評論 別の意味で、ちょっぴり切ないメモリアル作品 1996年8月に渥美清が死去したことで、第49作『寅次郎花へんろ』の撮影・公開は幻に終わった。 その狙いを、本作のパンフレットに掲載された山田洋次監督のコメントから引用してみよう。 数ある寅さんシリーズの中でも、ぼくが最も気に入っている何本かの作品のひとつ、第25作『寅次郎ハイビスカスの花』をリニューアルして上映することにしました。 今まで名前は聞いたことがあるが、見たこともない若者たちにも、この機会にぜひ見てもらいたいと思っています。 (『男はつらいよ寅次郎ハイビスカスの花【特別篇】』パンフレットより) しかし、そのリニューアルとは、寅さんを懐かしむ満男(吉岡秀隆)のモノローグと回想が、作品冒頭とラストにおまけ程度に加えられたものである。 満男のモノローグシークエンスにおいて思わず苦笑してしまうのが、当時「最先端のCG技術」の触れ込みで合成された寅さんの姿だ。 現代の映像水準と比べれば拙さが目立つのは致し方ないとしても、不二家のペコちゃんのように顔だけがゆらゆら動き、「お~い、みつお~」と不気味に動く寅さんの姿は、もはやホラーである。 公開当時、このCGがどう評価されたかについては詳しく知らないが、こんな風に映像技術で遊ばれてしまう渥美清がちょっぴり哀しい。 気になる点がもう一つある。 本作では八代亜紀がオープニングのテーマソングを歌っているが、渥美清が歌う原曲よりキーが低いため、イントロの第一音「プァ~!」がこれまで幾度となく聞いてきたあの「プァ~!」と違うのだ。 これでは「ヨッ!寅さん、待ってました!」と快哉を叫ぶことができない。 どうしてシリーズの聖域とも言えるテーマソングに手を加えてしまったのか。 これは完全に企画ミスと言っていいだろう(八代亜紀にまったく非はない)。 『男はつらいよ』シリーズ終了にともなう興行成績の落ち込みをカバーするための商業作品、というのが本作の位置づけではないだろうか。 名作の誉れ高い、を一度しっかりと見ている方であれば、本作はスルーしても問題ないと思うが、どうか。 < >.

次の