承知 と 了解 の 違い。 承認・承諾・承知・了承・了解・許可・容認・認可・受諾・是認・認証の違い

「了解しました」の正しい使い方

承知 と 了解 の 違い

こんにちは、ライターの菊池()です。 人物紹介:菊池良 株式会社LIGに所属するライター。 ブログ記事の企画・執筆を担当している。 わずかに「承知しました」の方が多いですね。 この2つの言い回しですが、 「了解しました」よりも「承知しました」を使う方が正しい、とよく言われています。 僕がこれを初めて知ったとき、強い違和感を覚えました。 理由は• 「了解しました」をよく使っていた• 日常でもビジネスでも「承知しました」を使っている人を見たことがなかった• ある日、急に言われ始めた からです。 「承知」が日常的な言い回しではなかったので、気になったんですね。 そこで調べてみたところ、 いつから言われ始めて、どういう経路で定着したのかがある程度わかりました。 「了解」よりも「承知」が正しいと言われ始めたのは2011年 まず、Web上でいつから言われ始めたのかを調べました。 きっかけとなったのは以下の記事と思われます。 (2011年) さらに以下の記事が、はてなブックマークもたくさん付いていて、多くの人に読まれたであろうことがわかります。 (2012年)• (2013年) さて、2011年の記事は、個人ブログに書かれたものなのですが、元ネタがあります。 ジャーナリスト、ライターの藤田英時さんが執筆しています。 パソコンや英会話関係の本をメインに書いている方です。 藤田さんは2010年に 『メール文章力の基本』という書籍を出版しており、それで声がかかったのだと思われます。 「了解」を不適切とした『メール文章力の基本』 この本はビジネスにおけるメールのマナーについて書かれていて、具体的なNG例とその言い換え例を載せたものです。 その言い換え表現で 「承知しました」を推奨しています。 この本は25万部売れたベストセラー阿部紘久『文章力の基本』の続編で、 この本も5万部売れたそうです。 さて、では他のメールマナー本にも、「了解よりも承知が正しい」と書かれているのでしょうか? 調べてみると、 「あまり書かれていない」ということがわかりました。 「了解」をNGとしたメールマナー本は非常に少ない これを確かめるため、国会図書館に行き、「ビジネスメール」とタイトルにある書籍をひたすら閲覧しました。 すると、『メール文章力の基本』以外の書籍では、 そのような記述はほぼ見られませんでした。 それどころか、 「了解が適切」と書かれている本もいくつかあるんですね。 「了解しました」に特別な注釈なし こちらは2004年に出た『ビジネスメールものの言い方辞典』という本。 著者名は「シーズ」となっていて、Web系の本を何冊か出版しています。 ビジネスメールでよく使われる表現と、その類例をシチュエーション別に載せています。 本の中でそのものズバリ「了解しました」という表現が紹介されていますが、そこでは 「不適切」というような注釈はありません(98頁)。 また、その次のページでは「了解」をこういう風に解説しています。 了解は、事情を理解すること・納得すること。 単にわかるだけでなく、それを認める意味が強くなります。 2004年のこの本においては「了解」は使っていい表現として出てくるのですね。 「承知いたしました」の言い換えとして登場 2007年に出版された本です。 著者は「ビジネス文書マナー研究会」となっていて、他に『すぐに使えるビジネス文書実例集』という本を出していますね。 こちらもシチュエーション別に様々な表現を載せるというものです。 その中の「理解・承諾の表現」という項目で、「承諾しました」の言い換え例として「了解いたしました」が出てきます。 「内容を理解したうえで承諾したという意味合い」と書かれています。 つまり、承諾よりも上位の表現として「了解」が紹介されています。 他にも 「日常的に使われます」とあります。 2007年の段階でこの表現はビジネスシーンで浸透していたということです。 「了解」を不適切としない本たち その他、下記の書籍でも「了解」を間違いとはしていません( 事務的な感じがする、という記述はあり)。 『頭がいい人、悪い人のビジネスメール』(2009年)• 『ビジネスメール 「こころ」の伝え方教えます』(2009年)• 『就活から役に立つ新社会人のためのビジネスメールの書き方』(2012年)• 『ビジネスメールの作法と新常識』(2013年)• 『ビジネスメール文章術』(2013年)• 『相手に伝わるビジネスメール「正しい」表現辞典』(2014年) こうやって見ると、2010年以降の本もあります。 間違いとするかどうかは、分かれるんですね。 その中ではっきりと「了解」をNGとしている本も見つけました。 神垣あゆみさんという方が書いている『メールは1分で返しなさい』(2009年)という書籍です。 この本に関しては、調べてみるとちょっと面白い事実がわかったので最後に書きます。

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承認・承諾・承知・了承・了解・許可・容認・認可・受諾・是認・認証の違い

承知 と 了解 の 違い

了解しました、承知しました、かしこまりました(畏まりました)の意味の違いや使い方、使い分けの仕方をお伝えしています。 分かりました、承りました、理解しましたなどを表現する言葉の意味や種類を学びましょう! ビジネスマナーとして覚えておきたい言葉の一つに「相手の意向・依頼やお願いを理解し受け入れた」ことを表現する言葉です。 了解しました(了解致しました、了解!)• 承知しました(承知いたしました)• かしこまりました(畏まりました)• 承りました(うけたまわりました)• 分かりました• 御意(ぎょい) などがありますよね。 ここでは、その中でも迷いやすい「 了解しました・ 承知しました・ かしこまりました」の意味の違いや使い方をお伝えしていきます。 了解しました(了解いたしました)の正しい使い方とは?• 承知しました(承知いたしました)の正しい使い方とは?• かしこまりました(畏まりました)の正しい使い方とは?• まとめ スポンサードリンク 了解しました(了解いたしました)の正しい使い方とは? 了解しました(了解いたしました)は、 基本的に、同等もしくは目下の人に使う言葉です。 もちろん、親しい付き合いをしているなど、人間関係によっては目下の人に「了解しました」という言葉が使われても不快に感じない目上の人もいます。 しかし、まだ人間関係ができていない相手、年齢が離れている目上の相手に使うのには注意が必要です。 了解しました(了解いたしました)を使っても良い相手 自分と対等の立場の人や、目下の人に対しての返事です。 このような関係の相手にはメールで「了解!」なんて返ってきたりしますよね。 会社内においては上司が部下にたいしてよく使用します。 了解しました(了解いたしました)を使ってはいけない相手 上司など目上の人に対しての返事。 「しました」「いたしました」がつくことで丁寧な表現になっているように見えますが、実が尊敬の言葉になっていないため間違えやすいのです。 ですからお客様や目上の人に対して使用するのは失礼にあたってしまうので注意が必要です。 もちろん気にしない目上の相手もいますが、違和感を感じるという目上の人もいます。 スポンサードリンク 承知しました(承知いたしました)の正しい使い方とは? 「承知しました(承知いたしました)」は 自分よりも目上の人に使う言葉です。 承知しました(承知いたしました)を使っても良い相手 お客様や上司など自分よりも目上の人に対しての返事。 承知しました(承知いたしました)を使ってはいけない相手 目下の人に対しての返事。 使ってはいけなくありませんが、なんだか不自然で相手も困ってしまいますね。 「承知しました(承知いたしました)」はビジネスの世界では頻繁に使う言葉ですので覚えておきましょう。 「承りました(うけたまわりました)」とは? 補足になりますが「承りました」という言葉も耳にしますよね。 これは 「承知しました」をより丁寧にした言葉が「承りました」になります。 手紙や文メールなどの文字で使用するにはいいのですが、会話の中で使うと噛んでしまいそうですよね。 ですから無理をして会話の中にまで使用しなくてもOKですよ。 かしこまりました(畏まりました)の正しい使い方とは? 「かしこまりました(畏まりました)」の正しい使い方と間違った使い方はお客様や目上の人に使うため、 「承知しました(承知いたしました)」と同じ使い方です。 とはいうものの「承知しました」と「かしこまりました」は全く同じかというと少しニュアンスの違いはあります。 かしこまりました>承知いたしました このような関係になり 「かしこまりました」の方がより丁寧な表現になります。 接客業の中でも高級なホテルや旅館、レストランなどの飲食店スタッフが「かしこまりました」をよく使っていますよね。 まとめ このようにビジネスで使う言葉のマナーの中には普段何気なく使っている中で、意外にも知らず知らずのうちに間違った使い方をしているケースが多々あります。 今回のケースでいけば、• お客様や目上の人=承知しました。 同僚や部下=了解しました。 と相手によって使い分けましょう。 一度に覚えようとしても無理がありますので疑問を抱いた都度調べ、一つづつ思えてビジネスマナーを身に着けていきましょう。

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「承知しました」と「了解しました」の違い、正しい使い方

承知 と 了解 の 違い

「承知」の意味 「承知」は、旨をうけたまわって知ることです。 知っている事です。 浄瑠璃(神霊矢口渡)には、「委細承知つかまつる」とあります。 「すでにご承知の通り」「そのことを十分承知している」「互いに承知の上でしたことだ」「あらかじめご承知おきください」のように使います。 また、聞き入れることです。 「承諾」と同じ意味です。 東海道中膝栗毛(初)には、「貴様は諸事を息子気取りだが承知の助か」とあります。 「はい承知しました」「合点承知」「彼との結婚を承知した」「海外旅行を両親が承知しない」「とても承知できない条件だ」のように使います。 打消しの言葉を伴って、とがめずに見逃すことです。 許すことです。 「嘘をついたら承知しない」「約束を破ったら承知しない」のように使います。 「了解」の意味 「了解」は、物事の意味・内容・事情などを理解することです。 理解した上で承認することです。 「了解を求める」「暗黙の了解」「雑誌に転載の了解を求める」「その件について了解済み」 「上司の了解を得る」「父の了解を得て参加します」「なにとぞご了解ください」「君の言うことを了解できない」のように使います。 「了解」は、無線通信で通信内容を確かい受け取ったことを表し言葉です。 「~してください」「了解」「はい、了解しました」のように使います。 」で訳されます。 「承知」と「諒解・了解」の字義と解字 「承」の字義(漢字の意味)は、「うける」「つぐ」「次第・順序」「助ける」「ふせぐ」です。 解字(漢字の解説)に於いて、「承」は一部分が身をかがめる人の象形で成っています。 身をかがめた人を両手で持ち上げる状態をかたどって「両手で持ち上げながら受け取る」という意味を表します。 「知」の字義(漢字の意味)は、「しる」「しらせる」「知ってる事柄」「知恵」「知人」「もてなし」「耳目の欲望」「たぐい」「州や県の長官」です。 解字(漢字の解説)に於いて、「知」は「口+矢」で構成されています。 「口」の部分の意味は、「祈る言葉」です。 「矢」の部分は、「矢」を意味します。 「矢を添えて祈り、神意を知る」という形から、「しる」を意味します。 「諒」の字義(漢字の意味)は、「まこと・真実」「まこととする」「まことに」「しる」「思いやる」です。 解字(漢字の解説)に於いて、「諒」は「言+京」で構成されます。 「京」は、「量」に通じ、「はかる」の意味を表します。 「相手の心を思いはかる」「まこと」の意味を表します。 現代表記では、「諒」は「了」に書きかえられます。 「解」の字義(漢字の意味)は、「とく」「とける」「できる」「とおす」「易の六十四卦(カ)の一つ」「古体詩の一段落のこと」「文体の一種」です。 「とく」という意味の場合、「動物の体を切り裂く」「バラバラにする」という要素が含まれます。 解字(漢字の解説)に於いて、「解」は、「刀+牛+角」で構成されます。 「刀で牛を裂く様」から「分解する・とく」の意味を表します。 「承知」は頼みを聞き入れること、「了解」は物事の内容を理解し認めることです。 「了解」「承知」「了承」は、類語です。 共通する意味は、「相手の要求や行為を理解して認めたり許したりすること」です。 「了解」「了承」は、事情や事柄の内容などを理解して認めることです。 「了承」は、相手の示した案などを認める手続き上の行為でもあります。 「承知」は、申し入れや頼みを聞き入れることです。 「了解」「了承」は、「諒解」「諒承」とも書きます。

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