仏壇 花瓶。 仏壇に置く花瓶の選び方!色・サイズに決まりは?

仏壇の花瓶について

仏壇 花瓶

仏壇で仏花を美しくひきたててくれる花瓶の選び方 仏壇の花瓶は「花立(はなたて)」とも言い、仏前に花を供えるための器です。 仏前に飾るお花「仏花(ぶっか)」は毎日のご先祖様や故人の供養に欠かせない大切なものです。 花供養の主役は「仏花」ですが、花瓶によって花の見栄えや仏壇全体の印象は変わってきます。 しかし、仏壇で仏花をひきたてる花瓶とは、何を基準に選べばいいのでしょうか? 仏壇に置く花瓶のサイズ、素材、色、デザインなどは実に様々です。 最近はモダン仏壇が主流になり、仏具のバリエーションも更に豊富になってきています。 それぞれの特徴を見ながら、仏壇に相応しい花瓶を探してみましょう。 ただ仏具は宗派によっての違いがあるので、自分の宗派の花供養の作法を確認しておく必要はあります。 ここでは、仏壇に適した花瓶の大きさ、素材、色、デザイン、仏花の種類の選び方、そして仏壇で仏花をひきたててくれる花瓶をご紹介します。 仏壇に置く花瓶のサイズは仏壇のタイプや使用する仏具によって決めましょう 花瓶のサイズを決めるの時のポイントは仏壇の大きさです。 昔ながらの唐木仏壇ならいいですが、ミニ仏壇や供養台の場合は幅や奥行き、高さがコンパクトに抑えられています。 仏壇には花瓶以外にも様々な仏具が置かれます。 小さめの仏壇はスライド式仏具板などを供えている物が多いので、花瓶の他にどんな仏具を置くのかをイメージして、限りある設置可能スペースを有効的に使いましょう。 花瓶は、香炉やロウソク立てと並ぶ「三具足(みつぐそく)」のひとつで「花供養」のための大切な仏具です。 浄土真宗系以外の宗派では、三具足を使う時は左に花瓶、中央に香炉、右にロウソク立てを置きます。 法要などで「五具足(ごぐそく)」を使う場合は、中央に香炉、その両脇に1対のロウソク立て、更に外側に1対の花瓶を配置します。 ですから花瓶を1つだけ置く三具足にするのか、対に置く五具足にするのかで選ぶ花瓶の数とサイズ感は変わってきます。 基本的に三具足でも五具足でも仏具は同じ段に横一列に並べて置くので、その分の横幅を考えながら花瓶を選ぶ必要があります。 仏壇の花瓶には、3本、5本、7本のように奇数の仏花を飾るのが一般的です。 仏花は背の高い花を1本中心に置き、残りの花はひし形を形作りながら入れます。 ですから仏花を生けた花瓶は、普通に花を生けた花瓶よりも置く場所の高さが必要になるのです。 花瓶のサイズは仏壇の幅、奥行き、高さ、そして配置する仏具の数や大きさを考えて決めるといいでしょう。 仏壇で使う花瓶の素材はアルミ、真鍮、陶器のものが多いです 花瓶に使われる素材は陶器、アルミ、真鍮、木製、PC素材、ガラス、クリスタルなど様々な物が販売されています。 それぞれに長所短所があるので、その特性を見てみましょう。 最もよく目にする陶器製の花瓶は品質も価格も幅が広いです。 種類が豊富で安価の量産品から九谷、有田、新楽などの高級焼き物シリーズまで販売されているので、予算に合わせた好みの花瓶が見つけやすいでしょう。 アルミ素材は耐久性に優れ変色にも強いので花瓶向きだと言えるでしょう。 軽量でお手入れ簡単、価格の安さも利点です。 質感を活かしたシンプルかつデザイン製の高いアルミ製仏具は、モダン仏壇にもピッタリです 本格的に祀りたい時には、高級感のある真鍮製の花瓶がお勧めです。 重厚感があり、特に唐木仏壇や金仏壇によく馴染みます。 ただ、真鍮製の仏具は黒ずみや腐食が発生しやすいのでマメにお手入れする必要があります。 木製の仏具は温かみも感じられて味があるのですが、花瓶となるとお手入れは若干面倒です。 使うのなら伝統的な木の仏壇より、モダン仏壇のアクセントとして使うのがいいかもしれません。 木製の材質は唐木や銘木などで作られた花瓶がいいでしょう。 プラスチック製は扱いやすく低価格という利点がありますが、よく見極めて選ばないと仏壇に高級感が欠けてしまいます。 質の悪い花瓶を置くと仏壇に傷がつく可能性もありますし、仏壇はお寺を模した物なのでそれに相応しい仏具選びは大切です。 ガラスやクリスタル製の花瓶はデザインによって値段も様々です。 オシャレで上品に見えますが、短所としては割れ物の上、透明なので汚れが目立ちやすい事です。 値段や扱いやすさだけで選ぶのではなく、その素材の質感がお仏壇に馴染むかどうかも大事なポイントです。 仏壇に置く花瓶の色は仏壇や仏花と調和させましょう 仏壇の花瓶を買う時に最も難しいのは、色の選択かもしれません。 なぜなら花瓶の色、花瓶に入れる花の色、花瓶を置く仏壇の色の3つの色の調和を考えなければならないからです。 素材と同じように花瓶の色も様々で、特にモダン仏具においては全ての色の花瓶があると言っても過言ではありません。 モダン仏壇にはどんな色の花瓶でも合わせやすいのですが、モダン仏具だと伝統的な仏壇には少し違和感のある色の花瓶もあるかもしれません。 伝統型仏壇には、やはり 「黒・黒壇系」黒光色や鍋長色(なべちょういろ) 「赤・紫檀系」赤や紫 「磨・金系」磨色、金色 など昔ながらの仏具の色がしっくりきます。 大体の宗派では花瓶の色に決まりはありませんが、浄土真宗本願寺派は主に黒い仏具、真宗大谷派では磨色や金色の仏具を使用する等ありますので、菩提寺などに確認しておくといいでしょう。 仏壇の花瓶のデザインも仏壇や仏花とのバランスが大切です 仏壇に使う花瓶のデザインも、宗派による決まりは特にありません。 花瓶のデザインを選ぶ時は、仏壇のデザインがシンプルなのか彫り物の多いものなのかがポイントになります。 その上で全体を落ち着いた雰囲気にしたいのか、豪華な印象にしたいのかを考えます。 凝った造りの仏壇に凝った造りの仏具を合わせ過ぎると、荘厳さが損なわれてしまう可能性があるので注意しましょう。 モダン仏壇に合わせる場合はコントラストを楽しむのもいいと思います。 選ぶ仏花の種類によっても花瓶のデザインは変わってくると思います。 一概には言えませんが、基本的にリンとした花には筒型、可愛らしい花には口がすぼんだ小さめの物、大きな花には壺型、広がった花や常花には広口の花瓶が合わせやすいようです。 お正月や法要の時にはいつもより華やかに仏花を供える事もあると思います。 その時は口が広めの安定感のある花瓶を使うといいでしょう。 仏壇の花瓶に供える仏花には、白・黄・紫の生花か常花がよく使われます 仏壇の花瓶に飾る花も、宗派等による決まり事はほとんどありません。 ただ色については、四十九日までは白か淡い色の花を飾るのが一般的です。 花屋などでよく見かける仏花は、白、黄、紫の3色を組み合わせた花束ですが、菊、カーネーション、ゆり、百日草など年を通して手に入る花も仏花としてよく使われます。 仏花の種類に明確な決まりはないので、故人が好きだった花を飾ったり、季節の花を楽しむのもよいでしょう。 ただ、仏壇に飾るのに適さない種類の花というものもあります。 仏花で禁忌とされているのは「トゲや毒がある」「香りが強い」「ツタを巻く」という特徴を持つ花です。 お手入れやアレルギー等の点を考えると「傷みやすい花」や「花粉の多い花」も避けた方がいいかもしれません。 仏花は水替え等のお手入れが大変なので、仏壇に毎日生花を供える方は減ってきています。 最近は造花や、蓮の花を模ってアルミや真鍮で作られた「常花(じょうか)」、水分を抜き特殊処理した「プリザーブドフラワー」等も仏花として豊富に売られています。 生花はたとえ毎日お手入れしても数日しかもちません。 「枯れない花」は衛生的でアレルギー問題もなく、毎日の水替えの必要もない上に経済的にも助かる、という理由で最近人気が高まっている仏花です。 仏壇を荘厳に見せる花瓶をご紹介 仏壇に飾る花瓶は様々なタイプの物がありますが、ここではお仏壇を荘厳 美しくおごそかに飾ること に見せる美しい花瓶をご紹介します。 地花立 みがき 2. 5寸~5. 5寸 浄土の象徴である光り輝く金色と洗練されたデザインで、存在感のある花瓶です。 天に向けて美しく広がった形状は安定感もあり、枝葉の広がる花を生けるのに最適です。 「永遠に咲き続ける花」常花との相性も抜群で、みがきの色合いが金蓮華の華やかな金色と美しく調和し、更に雅やかに輝くでしょう。 色は他に国光色のものがあります。 ただ、仏壇と仏花と花瓶の相性やバランスは大切です。 仏壇のサイズに合った大きさや高さ、仏壇の質感に合った素材、仏壇のタイプに合った色やデザインの花瓶を選ぶのは意外と難しいものです。 最近よくある仏壇と仏具のセット販売を利用すれば、選ぶのに頭を悩ませる必要はないかもしれません。 しかし、花瓶はお仏壇を華やかに彩り故人を供養するという重要な仏具です。 「飾る仏花の色や種類によって、花の美しさをひきたてる花瓶を選ぶ事」も手間ではなく、楽しみと感じていただけると良いと思います。 仏具によってお仏壇のイメージは大きく変わります。 素敵な花瓶に素敵な仏花を飾って、花供養にお使いください。

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仏壇 花瓶

クリックして好きな場所へ移動• 法事・法要は三具足から五具足にしましょう 三具足(みつぐそく)というのは、 普段のお仏壇のお飾り方法で、 香炉を挟んで花瓶とロウソク立てが 1つずつある状態です。 花瓶とロウソク立てがもう1つずつあるご家庭は、 五具足(ごぐそく)のお飾りにしましょう。 五具足の場合ならお花は2か所になりますね、 なければ三具足のままのお飾りで構いません。 お骨上げ・初七日~三回忌までの仏花 出典: 葬儀の際には故人の好きだった花が祭壇 いっぱいに飾られて、 とても華やかな雰囲気のお葬式が増えてきました。 葬儀会社のサービスやご遺族の気持ちから、 花の色や種類を問わないスタイルが流行っていますね。 しかし、ここでは基本的な 本来のお荘厳(しょうごん)=仏壇の飾り方をご紹介します。 初七日・49日・百か日・初盆・一周忌・三回忌の花の色は? 故人が亡くなってまだ日の浅い時期の お骨あげや初七日~三回忌(命日からまる2年) までは、 悲しみを表す意味を込めて 「白」 を基調とした色合いでまとめます。 それ以外の色では 青・ 紫・ 黄色・ 葉もの などの緑も使って大丈夫です。 仏花の生け方としては、 高さをずらしてそれぞれの花が 見えるよう に 生けると綺麗に見えます。 (上段)・白 (中段)・黄色や淡い色の花 (下段)・濃い色の花 緑の葉もの(シバや杉の葉)は花の後ろにいけます。 仏花の仕上がりの高さとしては、 ろうそく立てに挿したろうそく(新品) の高さくらいを目安にして下さい。 お墓の花も同じような生け方でいいです。 色も白を基調としたものでまとめましょう。 初七日・49日・百か日・初盆・一周忌・三回忌の花の種類は? 白い菊が手に入ればそれをメインにします。 (なければ他の白い花でかまいません) キキョウや リンドウといった青や紫の 花が入っても問題ありませんし、 菊なら黄色のものがあっても大丈夫です。 基本的には 寒色系でまとめれば問題 ない と思います。 自宅のお仏壇用の花を近くの生花店に ネット注文できる便利な方法もあります。 小さな花を上段に、 大きな花は下段にいけるとバランスのよい 見栄えになります。 法事・法要の際には三具足から五具足に なるので、花瓶は2つになります。 (なければ1つでかまいません) スポンサーリンク 七回忌以降や入仏法要(式)の仏花 出典: 悲しみの直後の時期を過ぎる 7回忌(命日からまる6年)以降や 入仏式(法要)などの慶びの行事では、 お仏壇のお荘厳の様子が違ってきます。 お仏壇の色合いも華やかにされて大丈夫です。 七回忌以降や入仏式の花の色は? 花の色は、赤があっても大丈夫です。 しかし、すべて赤い花ばかりするのではなく、 やはりバランスよく他の色も使った方が理想的です。 花瓶に生けた時にそれぞれの花が 見えるように、高さをずらして生けます。 (上段)・白または淡い色など (中段)・青、黄色、紫、ピンクなど (下段)・赤または濃い色の花など 緑の葉もの(シバや杉の葉)は 花の後ろにいけます。 仏花の仕上がりの高さとしては、 ろうそく立てに挿したろうそく(新品) の高さくらいを目安にして下さい。 近くの生花店へ商品の花を ネットで注文できるサービスがあります。 一般的にお供えされる花は 「輪菊」「小菊」「カーネーション」 「スターチス」「ストック」 などで、季節の花を取り入れるのであれば 「アイリス」「あやめ」「菖蒲」 「りんどう」 「キキョウ」「ひまわり(小さいもの)」 「グラジオラス」「ケイトウ」 「ボケの花」 「あじさい」「コスモス」「すいせん」 「南天」「松」「ウメ」 などなど、お庭に咲いている花などあれば是非取り入れたいですね。 仏花として避けた方がよい花は? 先ほど「バラ」を避けるようにお話ししましたが、 もし故人がバラが大好きだったとか、 生前お庭で大事に育てていたものをお供えしたい という事であれば、 お供えしてもよいのではと思います。 スポンサーリンク お仏壇にお花をお供えする意味 実は多くの方が 間違って認識しているのは 花をはじめ、お菓子・果物・もちなどの お供え物は、 全て 故人やご先祖様に捧げる 為にお供えしていると考えている事です。 お供えは故人やご先祖の為では ありません。 浄土真宗では、お供えするもの 全てが阿弥陀如来様を対象とします。 短い一生にも関わらず、 その命を精一杯輝かせて咲いている花を通して 「いのち」に触れさせていただく機会にもなります。 仏花をお供えするということは、 「阿弥陀如来様のお徳を称えて、 そのご恩に 感謝する気持ちの表れ」 という事なのです。 亡くなった故人は、 すぐに阿弥陀如来様によって極楽浄土の世界へと還るので、 (浄土真宗では死即往生といいます。 ) 冥土で旅をしないし、 さまよわないし、 お腹も空きませんし、 のども渇きません。 なので、私たちがお仏壇にお荘厳(お飾り) をさせて頂くのは、 阿弥陀如来様への「感謝」の気持ちで させてもらうというのが本来の意味なのです。 造花やプリザードフラワーをお供えするのはダメ? 最近は可愛くてコンパクトな プリザードフラワーなども人気ですね。 いつまでも枯れずに美しいので お供えもののお花に選ばれる方もいらっしゃいます。 水やりが不要で手入れが 要らなくて便利だと贈る方も多いようですが、 確かに夏場などは花も枯れやすい事から 普段のお仏壇には造花などを飾る方もいらっしゃるようです。 プリザードフラワーや造花でも 綺麗でかわいいので、 お仏壇へお供えする事には問題はありませんが、 法事・法要では「生花」を生けましょう。 お庭に咲いた花でもいいですし、 スーパーなどの生花コーナーには仏花に相応しい定番の花が並んでいます。 わざわざお花屋さんへいかなくとも、 青空市場(100円市場)のような場所や 道の駅にも、綺麗な花がたくさん並んでいますので、 準備は大変かと思いますが、 花を愛でる気持ちや楽しみをもってお荘厳をされてください。 もしよろしければ、 その他のお仏壇の準備等はこちらを参考にされて下さい。

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仏壇で仏花を美しくひきたててくれる花瓶の選び方 仏壇の花瓶は「花立(はなたて)」とも言い、仏前に花を供えるための器です。 仏前に飾るお花「仏花(ぶっか)」は毎日のご先祖様や故人の供養に欠かせない大切なものです。 花供養の主役は「仏花」ですが、花瓶によって花の見栄えや仏壇全体の印象は変わってきます。 しかし、仏壇で仏花をひきたてる花瓶とは、何を基準に選べばいいのでしょうか? 仏壇に置く花瓶のサイズ、素材、色、デザインなどは実に様々です。 最近はモダン仏壇が主流になり、仏具のバリエーションも更に豊富になってきています。 それぞれの特徴を見ながら、仏壇に相応しい花瓶を探してみましょう。 ただ仏具は宗派によっての違いがあるので、自分の宗派の花供養の作法を確認しておく必要はあります。 ここでは、仏壇に適した花瓶の大きさ、素材、色、デザイン、仏花の種類の選び方、そして仏壇で仏花をひきたててくれる花瓶をご紹介します。 仏壇に置く花瓶のサイズは仏壇のタイプや使用する仏具によって決めましょう 花瓶のサイズを決めるの時のポイントは仏壇の大きさです。 昔ながらの唐木仏壇ならいいですが、ミニ仏壇や供養台の場合は幅や奥行き、高さがコンパクトに抑えられています。 仏壇には花瓶以外にも様々な仏具が置かれます。 小さめの仏壇はスライド式仏具板などを供えている物が多いので、花瓶の他にどんな仏具を置くのかをイメージして、限りある設置可能スペースを有効的に使いましょう。 花瓶は、香炉やロウソク立てと並ぶ「三具足(みつぐそく)」のひとつで「花供養」のための大切な仏具です。 浄土真宗系以外の宗派では、三具足を使う時は左に花瓶、中央に香炉、右にロウソク立てを置きます。 法要などで「五具足(ごぐそく)」を使う場合は、中央に香炉、その両脇に1対のロウソク立て、更に外側に1対の花瓶を配置します。 ですから花瓶を1つだけ置く三具足にするのか、対に置く五具足にするのかで選ぶ花瓶の数とサイズ感は変わってきます。 基本的に三具足でも五具足でも仏具は同じ段に横一列に並べて置くので、その分の横幅を考えながら花瓶を選ぶ必要があります。 仏壇の花瓶には、3本、5本、7本のように奇数の仏花を飾るのが一般的です。 仏花は背の高い花を1本中心に置き、残りの花はひし形を形作りながら入れます。 ですから仏花を生けた花瓶は、普通に花を生けた花瓶よりも置く場所の高さが必要になるのです。 花瓶のサイズは仏壇の幅、奥行き、高さ、そして配置する仏具の数や大きさを考えて決めるといいでしょう。 仏壇で使う花瓶の素材はアルミ、真鍮、陶器のものが多いです 花瓶に使われる素材は陶器、アルミ、真鍮、木製、PC素材、ガラス、クリスタルなど様々な物が販売されています。 それぞれに長所短所があるので、その特性を見てみましょう。 最もよく目にする陶器製の花瓶は品質も価格も幅が広いです。 種類が豊富で安価の量産品から九谷、有田、新楽などの高級焼き物シリーズまで販売されているので、予算に合わせた好みの花瓶が見つけやすいでしょう。 アルミ素材は耐久性に優れ変色にも強いので花瓶向きだと言えるでしょう。 軽量でお手入れ簡単、価格の安さも利点です。 質感を活かしたシンプルかつデザイン製の高いアルミ製仏具は、モダン仏壇にもピッタリです 本格的に祀りたい時には、高級感のある真鍮製の花瓶がお勧めです。 重厚感があり、特に唐木仏壇や金仏壇によく馴染みます。 ただ、真鍮製の仏具は黒ずみや腐食が発生しやすいのでマメにお手入れする必要があります。 木製の仏具は温かみも感じられて味があるのですが、花瓶となるとお手入れは若干面倒です。 使うのなら伝統的な木の仏壇より、モダン仏壇のアクセントとして使うのがいいかもしれません。 木製の材質は唐木や銘木などで作られた花瓶がいいでしょう。 プラスチック製は扱いやすく低価格という利点がありますが、よく見極めて選ばないと仏壇に高級感が欠けてしまいます。 質の悪い花瓶を置くと仏壇に傷がつく可能性もありますし、仏壇はお寺を模した物なのでそれに相応しい仏具選びは大切です。 ガラスやクリスタル製の花瓶はデザインによって値段も様々です。 オシャレで上品に見えますが、短所としては割れ物の上、透明なので汚れが目立ちやすい事です。 値段や扱いやすさだけで選ぶのではなく、その素材の質感がお仏壇に馴染むかどうかも大事なポイントです。 仏壇に置く花瓶の色は仏壇や仏花と調和させましょう 仏壇の花瓶を買う時に最も難しいのは、色の選択かもしれません。 なぜなら花瓶の色、花瓶に入れる花の色、花瓶を置く仏壇の色の3つの色の調和を考えなければならないからです。 素材と同じように花瓶の色も様々で、特にモダン仏具においては全ての色の花瓶があると言っても過言ではありません。 モダン仏壇にはどんな色の花瓶でも合わせやすいのですが、モダン仏具だと伝統的な仏壇には少し違和感のある色の花瓶もあるかもしれません。 伝統型仏壇には、やはり 「黒・黒壇系」黒光色や鍋長色(なべちょういろ) 「赤・紫檀系」赤や紫 「磨・金系」磨色、金色 など昔ながらの仏具の色がしっくりきます。 大体の宗派では花瓶の色に決まりはありませんが、浄土真宗本願寺派は主に黒い仏具、真宗大谷派では磨色や金色の仏具を使用する等ありますので、菩提寺などに確認しておくといいでしょう。 仏壇の花瓶のデザインも仏壇や仏花とのバランスが大切です 仏壇に使う花瓶のデザインも、宗派による決まりは特にありません。 花瓶のデザインを選ぶ時は、仏壇のデザインがシンプルなのか彫り物の多いものなのかがポイントになります。 その上で全体を落ち着いた雰囲気にしたいのか、豪華な印象にしたいのかを考えます。 凝った造りの仏壇に凝った造りの仏具を合わせ過ぎると、荘厳さが損なわれてしまう可能性があるので注意しましょう。 モダン仏壇に合わせる場合はコントラストを楽しむのもいいと思います。 選ぶ仏花の種類によっても花瓶のデザインは変わってくると思います。 一概には言えませんが、基本的にリンとした花には筒型、可愛らしい花には口がすぼんだ小さめの物、大きな花には壺型、広がった花や常花には広口の花瓶が合わせやすいようです。 お正月や法要の時にはいつもより華やかに仏花を供える事もあると思います。 その時は口が広めの安定感のある花瓶を使うといいでしょう。 仏壇の花瓶に供える仏花には、白・黄・紫の生花か常花がよく使われます 仏壇の花瓶に飾る花も、宗派等による決まり事はほとんどありません。 ただ色については、四十九日までは白か淡い色の花を飾るのが一般的です。 花屋などでよく見かける仏花は、白、黄、紫の3色を組み合わせた花束ですが、菊、カーネーション、ゆり、百日草など年を通して手に入る花も仏花としてよく使われます。 仏花の種類に明確な決まりはないので、故人が好きだった花を飾ったり、季節の花を楽しむのもよいでしょう。 ただ、仏壇に飾るのに適さない種類の花というものもあります。 仏花で禁忌とされているのは「トゲや毒がある」「香りが強い」「ツタを巻く」という特徴を持つ花です。 お手入れやアレルギー等の点を考えると「傷みやすい花」や「花粉の多い花」も避けた方がいいかもしれません。 仏花は水替え等のお手入れが大変なので、仏壇に毎日生花を供える方は減ってきています。 最近は造花や、蓮の花を模ってアルミや真鍮で作られた「常花(じょうか)」、水分を抜き特殊処理した「プリザーブドフラワー」等も仏花として豊富に売られています。 生花はたとえ毎日お手入れしても数日しかもちません。 「枯れない花」は衛生的でアレルギー問題もなく、毎日の水替えの必要もない上に経済的にも助かる、という理由で最近人気が高まっている仏花です。 仏壇を荘厳に見せる花瓶をご紹介 仏壇に飾る花瓶は様々なタイプの物がありますが、ここではお仏壇を荘厳 美しくおごそかに飾ること に見せる美しい花瓶をご紹介します。 地花立 みがき 2. 5寸~5. 5寸 浄土の象徴である光り輝く金色と洗練されたデザインで、存在感のある花瓶です。 天に向けて美しく広がった形状は安定感もあり、枝葉の広がる花を生けるのに最適です。 「永遠に咲き続ける花」常花との相性も抜群で、みがきの色合いが金蓮華の華やかな金色と美しく調和し、更に雅やかに輝くでしょう。 色は他に国光色のものがあります。 ただ、仏壇と仏花と花瓶の相性やバランスは大切です。 仏壇のサイズに合った大きさや高さ、仏壇の質感に合った素材、仏壇のタイプに合った色やデザインの花瓶を選ぶのは意外と難しいものです。 最近よくある仏壇と仏具のセット販売を利用すれば、選ぶのに頭を悩ませる必要はないかもしれません。 しかし、花瓶はお仏壇を華やかに彩り故人を供養するという重要な仏具です。 「飾る仏花の色や種類によって、花の美しさをひきたてる花瓶を選ぶ事」も手間ではなく、楽しみと感じていただけると良いと思います。 仏具によってお仏壇のイメージは大きく変わります。 素敵な花瓶に素敵な仏花を飾って、花供養にお使いください。

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