タロット 意味辞典。 タロット辞典|怖いほど当たる!マダム・クレアヴォのタロット電話占い

タロット『女教皇』で復縁占い 0時~2時 連絡が来る可能性

タロット 意味辞典

タロットカード大アルカナ|0愚者|象徴解説 【0.愚者;THE FOOL】 自由・型にはまらない・冒険・可能性の広がり 若者:このカードの愚者は、天を仰ぎ、両手を広げ、胸を開き、足元は前進しています。 迷いや停滞している感じはなく、意気揚々としていますね。 愚者のモデルはトランプのジョーカーといわれています。 トランプでは道化師の姿でよく描かれていますよね。 道化師はピエロのようにおどけてみえますが、中世貴族では宮廷道化師として王様に仕えていました。 宮廷で人々を楽しませるほか、おどけながら王様に物申すことも赦され、また王様が道化師に怒るという行為は懐が狭いという意味になるため怒られることもなく、ある意味道化師は強い立場にいたということになります。 なのでジョーカーがトランプゲームの切り札になったりするのも頷けますね。 愚者は、単なる愚か者と言う意味ではなく、まだまだ経験は必要だけれども、全てはそろい、また赦される存在だといえるのではないでしょうか。 白い太陽:太陽の白さは神性・高潔さ・汚れなきことの象徴です。 黄色の背景はまさに希望を示し、愚者の旅に対しての神の祝福を表しています。 オレンジがかった黄色い背景:行動力による明るい未来への期待、希望や躍動感を表します。 愚者の生きる喜びのようなものが感じられますよね。 頭上の赤い羽根:自由の象徴の赤く長い羽根。 この羽根は、大アルカナの死神、太陽の子どもも付けているのが印象的です。 頭上の月桂樹の花輪:勝利の象徴である月桂樹の葉の冠です。 まだ人生経験は未熟な愚者ではありますが、この時点で既に完璧であることを表しています。 顔の向き:愚者からみて右上を見ています。 未知なる未来にフォーカスしている様子を表しています。 また、空を見上げていることから、夢や希望を見出している様子が伺えますね。 派手なチュニック:葉と実の柄のチュニックは、彼が才能を開花させる可能性があることを示します。 杖:右肩に抱えている杖(ワンド)は、生命力、活力、直感、情熱や行動力を表します。 興味の赴くままに行動するというフットワークの軽さ、実行力を感じさせます。 この杖が斜めに傾いているのは、行き先が定まっていない旅(目的)であることを象徴しています。 荷物:杖の先の皮袋は財布であり、刺繍を施されてある高価なものを示しており、経済力を持つことを意味します。 愚者は、決して金銭に困った者ではないことを示唆します。 その他の説では、この布袋には、四大元素(火地風水)のワンド・ペンタクル・ソード・カップの原理が詰まっているのだともいわれています。 これが、後に、1の魔術師のテーブルに並べられた4アイテムに繋がっていくのでしょうね。 白い薔薇:小さな白いバラの花は、西洋のバラで、東洋の蓮の花に匹敵します。 バラは霊性、崇高な精神性の象徴とされており、白色は純粋さを表します。 白色のバラは神聖で崇高なる精神性を示し、愚者が精神の高みを目指していることを表しています。 白い犬:足元の白い犬は、彼の潜在意識を象徴しています。 動物は本能、潜在意識を示すため、彼が無意識下では身の危険を察知して、足元に注意しなさいと警告していることを表しています。 崖:明らかに落とし穴的な困難、危険、リスク、災難などの思いがけないアクシデントを予感させます。 ギザギザの氷山:遠く先に見えるギザギザしている白くとがった山々は、これから乗り越えなくてはならない試練の道を表し、成長の段階において避けては通れない険しい道のりを示唆しています。 決して安泰ではない旅の道のりを感じさせています。 タロットカード大アルカナ|1魔術師|象徴解説 【1.魔術師;THE MAGICIAN 】 創造性、具現、始まり、意図 魔術師:彼は中央に立ち上がり、まっすぐに自分を表現しており、自信に満ちている状態を表します。 また、白色に発光しており、白色のオーラ(精神性が最も高いとされる高次の第8チャクラの色)が表現されています。 右手の白いステッキ:杖、ワンドともいいます。 白は神聖を意味します。 またワンドは魔術用具のひとつだといわれています。 ワンドにはいろいろな種類があり、このワンドの端が炎の形をしているので火のワンド。 火から象徴される意志を燃やして最強の創造力を、自分の内から沸きあがらせようと発揮している様子を表します。 服装:神性さを表す白の服、真っ赤なマントは、情熱や行動力を表します。 魔術師は、汚れのない純粋な心を持ち、それゆえに湧いてくる情熱に素直で、具現化に不可能はないという揺ぎ無い自信をみなぎらせているかのようです。 蛇のベルト:腰に巻いて尾をかんでいる白い蛇は、ウロボヌスの蛇。 無限や永遠を表すシンボルです。 顔の向き:真正面を向いていることから、偽り無く正直に、自信を持って表現しようとしていることを表します。 両手の位置:天からのエネルギーを、天に掲げた右手のステッキに受け、彼を通して、左指から気を出して地上へ生み出そうとしているかのように表現されています。 それが出来る人物であることを示します。 釈迦が生まれた時の「天上天下唯我独尊」の時の態度にそっくりですね。 テーブルの上の道具:西洋の儀式で使われたとされている聖なるもの、杖、コイン、聖杯、剣が置かれています。 これらは四大元素(火地風水)を表します。 杖は火を表し、人間の直観・意志・行動力や情熱を、コインは地を表し、安定や感覚・肉体・価値観・物質そのものを、剣は風を表し、思考・判断・智恵、コミュニケーションを、聖杯は水を表し、感情や愛情を表現しています。 魔術師は、この道具を使いこなして無から有を生み出す力を持っていることを示します。 但し、まだテーブルに並べているだけで、まだ実際に行動し、何mのかを生み出してはいない状態でも在ります。 頭上の無限大マーク:彼の頭上には無限大のマークがあります。 これはレムニスケートと呼ばれ、彼が無限の可能性を持っていることを表しています。 黄色の背景:黄色は愚者と同じく躍動感ある期待や希望を象徴しています。 赤い薔薇と白い百合:タロットにはキリスト教の影響がみられ、赤い薔薇はイエスキリスト、白い百合はマリア様を表しています。 一般的に赤色は情熱や男性性を、白色は純潔や女性性を象徴しています。 また、赤は血、白は骨を現し、「人間」をも象徴します。 この赤と白が交わることで、生み出す力=創造性を表します。 タロットカード大アルカナ|2女教皇|象徴解説 【2.女教皇;THE HIGH PRIESTESS】 平常心、聡明、知性、直感、無意識、隠された真実 女教皇:モデルはローマ女教皇のヨハンナといわれ、このヨハンナの高い学識がその意味に反映されています。 女教皇ヨハンナ(おんなきょうこうヨハンナ、Ioanna Papissa)は、のでからまで在位したとされるのである。 中頃にあらわれたは、教皇とともに女教皇を含めている。 女教皇のカードは女教皇ヨハンナの伝説を元にしているとしばしば示唆されている。 引用元:ウィキペディア 彼女は様々の学識に熟達していき、同等の者がいなくなった。 その後ローマに行き自由七科を教え、学生と聴衆の間の偉大な師匠となった。 彼女の生活ぶりと学芸の高さは市中で評判になり、彼女は万民にとってローマ教皇として選ばれるべき人となった。 引用元:ウィキペディア どこかピリッとした緊張感と冷静沈着さで、知的な雰囲気を醸し出しています。 真一文字に結んだ口元、背もたれのない固そうな椅子に背筋を伸ばして座っています。 静かにそこにいるだけで、自分から動き出していこうという様子は伺えません。 能動性ではなく、受動性を表し、行動することより、思慮深く考えることを表しています。 顔の向き:まっすぐに向き、目線は未来を想像する位置である右に僅かながら向いています。 凛とした表情は、実直なほどの真面目さ、緊張感も表します。 十字架の模様:4つのエレメント(火地風水)のバランス、太陽を象徴するとも言われています。 変化にもびくともしないバランス感覚を表しています。 また男性性(陽性+)と女性性(陰性-)の融合・調和を表しています。 月の冠と足元の月のオブジェ:月の女神イシスの象徴。 月は不安や心の移り代わり、無意識・本心・真理、女性、母性の象徴とされています。 彼女は満月と三日月の冠をつけ、処女を象徴ともする三日月も、月の満ち欠けのように女性の心の不安定な移ろいやすさを示します。 服装:白のドレスは純潔、純粋、純潔、神聖な意味を持ちます。 水色のローブは、そのような性質の上に、冷静沈着で知的な女性であるということを表しています。 また、このローブは、エジプトの女神イシスが纏っていたローブだといわれています。 足元の波のようなドレープは、まるで海の波のように細かく揺らいでおり、冷静でありつつも女性である以上隠しきれない彼女の感情の揺れ動きを間接的に表現しています。 手元の書物:「TORA」とかかれている巻物は、ユダヤ教の正書の一書、秘教カバラの律法書のトーラ(掟を意味するヘブライ語)に秘められています。 これは後にキリスト教の経典の元となります。 衣に隠れるように持っていることから、普段はベールに包まれた書物であり、おいそれとは触れることはできない智恵であることを物語ります。 2本の柱:黒と白の柱は、古代エジプトのエルサレム神殿(ソロモン王の神殿)の入り口の柱の象徴です。 黒柱のボアズ(神の試練)と白柱のヤキン(神の慈悲)の象徴です。 その中央に鎮座する女教皇は、黒か白かのジャッジをしない立場であり、むしろその両極を調和させてどちらとも受容した人物であることを表しています。 背後のスクリーン:ざくろとナツメヤシの柄の幕。 ざくろは女性性器、ナツメヤシは男性性器を表します。 これらの植物や配置は、カバラ秘教の生命の木になぞらえられています。 ) 背後の景色:かすかに見え隠れする海原。 海は女性性、母性、愛情、潜在意識をあらわします。 タロットカード大アルカナ|3女帝|象徴解説 【3.女帝;THE EMPRESS 】 母性・育成・繁栄・自然 女性:彼女は暖色系のふっくらしたクッションにゆったりと腰を沈め、満足気に鎮座しながらも大きくその存在感を呈する女性は、うっすらと化粧をして、こちらをまっすぐに見つめて穏やかに微笑んでいます。 女教皇は処女性を現しましたが、女帝は、絶対の権威者である王に愛されることを通じて、愛される喜びを得られたと同時に、地位もお金、全てに満ち足りていることを象徴しています。 王冠とネックレス:12星座を現す六芒星の王冠は、女帝が天の女神であることを象徴としてます。 首元には9つの惑星を示す真珠の ネックレスを身に着けています。 (当時は9つの惑星しか見つかっていなかった時代の背景があります) 右手の王杓:王の権威の象徴。 杓の頂点は地球をかたどっています。 女帝なので、権力は武力で掴んでいるのではなく、見返りを求めず与える深い愛情をもって頂点に位置していることを表します。 能動性を意味する右手に持っている様は、大宇宙の支配権を意味しています。 柔和ながらも威厳ある母性を感じさせます。 顔の向き:身体はやや斜めに、顔はまっすぐに向き、裏表なく潔くもありつつ、どことなく女性のしなやかさを表しています。 衣装:彼女が着ているゆったりとした純潔を現す白地のドレスに、女性性器を象徴する多くの赤色のざくろの果実柄は多産を示し、そのふっくらした体系から、妊娠しているとリーディングすることもできます。 背景色:鮮やかな黄色を呈していることから、希望や喜びに満ちている状態を表しています。 木々と稲穂と川:足元には豊かに実った小麦畑が広がっています。 背後には青々した木々が風にそよぎ、命の水を現す川の水がそそぎこんでいます。 彼女は自然と豊穣の女神デメテルがモデルだと言われている理由がここんい表されています。 ハートの盾:足元の金星マークのついた盾は、万が一攻撃されても愛で受けてたち、敵さえも愛で包み込もうとする母性の懐の深さを示します。 金星(ビーナス)は占星術でいう、愛情や美と人気、喜びや快楽、食物や金銭、芸術を表します。 タロットカード大アルカナ|4皇帝|象徴解説 【4.皇帝;THE EMPEROR 】 父性・組織・権力・支配力 皇帝:この皇帝のモデルは、北方ルネッサンスの巨匠、デューラーが描いたシャルルマーニュ大帝の肖像画だと言われています。 白く長い顎鬚は、年輪を重ねて経験豊富な人物を表します。 女帝が母性なら、皇帝は父性を表します。 守るべきものを守るために戦う皇帝。 皇帝である以上、一人で大勢の部下を取りまとめていかなくてはならない責任感と指導力を問われます。 それゆえに、皇帝はある意味孤高で孤独な立場なのかもしれません。 王冠:モデルのシャルルマーニュが絵画の中で被っている王冠に似せたもので、権威の象徴として表されています。 顔の向き:とてもいかつい表情をしていますね。 真正面は実直で表裏のない彼の性格を現しますが、表情の険しさは、威厳や果敢さ、頑固さの象徴として醸し出されています。 目線:正面を向いてまっすぐ向き合っていますが、目線だけは皇帝から見て右をみています。 右は未知なることや未来をさしているので、椅子に座ってはいますが内心では、策略を練って、行動に移したい衝動にかられている様を表しているのかもしれませんね。 衣装:情熱や闘争心を髣髴とさせる赤い装束。 足元には、鎧を身に纏っている様子が伺えます。 指揮を執りながらも、自ら戦いに向かう意欲があることを表します。 王座:石、四角の形から四角四面で安定感と秩序が表されています。 グレーの色は、物質界での困難な事柄を表します。 牡羊座の頭飾りは、ギリシャ12神の主神ゼウスのアトリビュート。 古代羊は多産性を示し、エジプトの主神オリシスの魂として崇拝されていたといわれています。 それほどの地位を示す威厳ある王座に君臨する皇帝であることを表します。 また、牡羊座特有の荒削りな行動力をも表現されています。 両手に持っているもの:能動性(男性性)を表す右手に、支配を意味するエジプト十字(アンク十字)をもち、受動性(女性性)を表す左手に地球儀を持っています。 物質界の地球を永遠に支配するという皇帝らしい象徴です。 背景:背景はベースの黄色にオレンジ色が被さっています。 挑戦的で活動的な色で皇帝の情熱を表します。 山々:ごつごつした岩山は、挑戦と言う意味や、険しい状況・困難さを表しており、乗り越える必要性があることを示唆します。 殺伐とした風景は、皇帝の立場と心の現われなのかもしれません。 タロットカード大アルカナ|5法王|象徴解説 【5.法王;THE HIEROPHANT 】 ルール・モラル・集団・教育・慈愛 法王:古代ローマ帝国では、ローマ皇帝とローマ教皇の2トップで成り立っていたとされています。 その内、精神的なリーダーを担っていたローマ教皇こそが法王であり、古代エジプトやギリシャにおける秘教儀式を司る最高司祭であったといわれています。 皇帝がルールを作り出し、実質的な指導をするのとは異なり、皆が共通して持つべき道徳やルールを、しっかりと守るようにと教えてくれる先生やメンターのような存在を表しています。 冠と左手の杖:頭上の3段の金の冠と、手にしている3重の十字架(パパル十字)は、身分の最も高いものが持てるといわれており、キリスト教における三位一体=父なる神・子なるキリストと精霊の一体化した象徴です。 また、手前の2人の信者との3人の調和、協力などの三位一体をも意味しています。 顔の向き:真正面は実直で表裏のない彼の性格を現し、穏やかな表情が精神的統治者である慈しみ深さを醸し出しています。 指のサイン:能動性を示す右手の人差し指と中指の2本の指を絡ませた「えんがちょ」のようなしぐさは、魔よけや祝福のポーズを象徴しています。 衣装:着衣は、キリストの流した血を表す赤色、神聖さを表す白色、冷静な判断を意味する青色の配色で表されています。 彼は宗教会においてのトップとして、目前の2人に対してまさにキリスト教への入信のための儀式を、色が示す精神状態によって執り行っている様子が描かれています。 2本の柱:グレーの2本の柱の中央に位置していることから、中立、中庸の立場をとっており、その中庸の精神を持って慈悲深く説いていく立場を表しています。 両手に持っているもの:能動性(男性性)を表す右手に、支配を意味するアンク十字をもち、受動性(女性性)を表す左手に地球儀を持っています。 地球を支配している帝国の皇帝らしい象徴です。 背景:背景はベースの黄色にオレンジ色が被さっています。 挑戦的で活動的な色で皇帝の情熱を表します。 手前のクロスした鍵:足元に交差した鍵は、この法王のみが神性への扉を開けることが出来るという象徴を示しています。 手前の後姿の2人の男性:彼の目前で膝まずく2人の衣服には赤い薔薇と白い百合の花が描かれており、前者がキリストを、後者が聖母マリアを象徴しているといわれています。 求めれば法王を通じて神の導きと恵みが与えられるかのように、彼らは頭を低くして信心深く、法王の教えに耳を傾けています。 法王とこの2人は同じ方向性を持っているという意味で三位一体を表しています。 タロットカード大アルカナ|6恋人|象徴解説 【6.恋人;THE LOVERS】 価値観・喜び・選択 天使:雲の中から両手を広げて二人を見下ろしている天使は、大天使ラファエルといわれています。 高位の天使ほど鮮やかな翼をもち人間離れして書かれるようです。 大天使のその背後の黄色い大きな太陽は、祝福を意味しています。 レイチェル・ポラックは、ラファエルを神の癒しの力と捉え、2人を結び付けたと解釈しています。 2人の選択を祝福していることを表しています。 裸身の男女:旧約聖書創世記の「エデンの園」が描かれています。 この裸身の男女は、りんごを食べる前の2人、すなわちエデンの園にまだいた時のアダムとイブの象徴です。 裸身は隠しごとのない状態を示し、肉体と言う入れ物の中身である精神・スピリットそのものを表現しています。 顔の向き:男性のアダムが顕在意識(男性性;本能)であり、潜在意識(女性性;直感)を表す女性のイブを見つめています。 イブは高次の存在である集合無意識を象徴している大天使を見つめています。 この視線の構図は、超意識(集合無意識)に到達するためには、顕在意識が潜在意識を意識しなければならないということを表現しています。 この3つの調和こそ、われわれ人間の永遠のテーマであると示唆しているのです。 イブ(女性)の背後の木と蛇:知恵の実がなる木といわれています。 その幹に絡まりつく誘惑を意味する蛇の囁きに、興味本位で知恵の実に手を出そうかと迷うイブの選択する様が描かれています。 蛇は旧約聖書ではサタン、悪しきものの象徴を表します。 まさに、サタンの誘惑で本能的な欲求が目覚めることになる前の状態を示しています。 アダム(男性)の背後の木:炎を髣髴とさせる赤い葉を実らす生命の樹の象徴です。 中央の山:2人が取った行動によって、その先の道のりは困難めいてくるということの表れです。 背景:大天使ラファエルの背後の一面の太陽が、この2人の選択する目的を応援する様子を表しています。 タロットカード大アルカナ|7戦車|象徴解説 【7.戦車;THE CHARIOT 】 勝利・厳しい制御・実行力 若者:この若者はエジプト神話でいうところの、太陽神ホルスがモデルだと語られることが多いといわれています。 神話では、父オリシスと母イシスの子であるホルスは、父がセトという邪悪なものに殺され、14体にされてナイル川へ放たれたあと、ホルスがセトへ復讐を企てます。 背後にある川は、その川を意味するのでしょうか。 その際、ホルスは片目を失ったとのこと。 その舞台であるナイル川がこの戦車のカードに記されていることから、戦闘性、攻撃性を示唆するともいわれています。 その表情は、真っ直ぐに厳しい表情で前を見据えています。 彼の勇気と真っ直ぐな闘志を感じさせています。 一方、この若者は、3の女帝と4の皇帝の息子(3+4=7)とも言われています。 身なりと戦車の様:愚者が頭に被っていた月桂樹の冠を被っています。 魔術師の要素には、右手に持っている冷静さを示す青い火のワンド(ステッキ)が描かれています。 女教皇は、手前の白と黒の対の互いに反対方向を見つめているスフィンクス 2本の白黒の柱)と、両肩の三日月(両肩に顔まで描かれています)が表しています。 女帝は、頭上の金の星型の冠と、戦車の星柄の天蓋が表しています。 皇帝は、彼の胸元の物質を表す四角のマークと鎧、石でできた四角の戦車自体を。 法王は、女教皇と同じく黒と白の対のスフィンクス。 法王の対の柱と手前で膝まついているらしい二人の男性の二元性を表しています。 恋人では、戦車の正面についている駒と羽ですが、リンガムとヨニと呼ばれるインドのシンボルで、ヒンズー教の女神シャクティの子宮=ヨニと、シバ神のリンガム=男根、大天使の羽を男女の交わりを意味しているといわれています。 背景:鮮やかな黄色は、希望や意欲を現します。 城:背を向けていることから、過去の環境からの旅立ちや独立を表します。 タロットカード大アルカナ|8力|象徴解説 【8.力;THE STRENGTH 】 忍耐・穏やかな精神的制御・力強さ 女性:中央で猛獣の獅子を素手で手なづけている女性の頭上には、魔術師と同じ無限大のマークのレムニスケート。 精神の成長を目指すものであることを表すマークです。 神聖で純潔な白のドレスを纏い、あらぶる獅子を優しくてなづけているように見えます。 キリストを象徴する赤いバラの花と葉の冠を被り、同じく花のベルトを腰に巻き、優しく穏やかに獅子と女性はつながっているようにも見えます。 獅子:獅子は赤みを帯びたオレンジ色で、男性性たる活動性、突然火がついたら何が起こるかわからない獰猛性を感じさせます。 人間の内なる本能を表しますが、それを表す獅子は、女性に服従し、獰猛性を抑えてることから、精神性による本能のコントロールを表しています。 水色の山:乗り越えるべき困難や試練を表します。 水色という色が、冷静に困難に対処する様子を表しているかのようです。 背景:背景は見渡す限り、穏やかでのどかそうな草原の緑の広がり、広々とした空は希望の黄色にうっすらと白く、あたりを更に明るくしており、不穏な感じは全く受けません。 黄色は西洋的色彩シンボリズムでは、精神・知的活動をも表します。 白い髭の男性:両目を閉じ、実際の眼で見るよりも心の目で物事を見極めているのでしょうか。 白い髭は、長い年月を経て経験豊富な人物であることを示唆します。 ヨーロッパにおける伝統的な隠者は、顎髭を持つ気難しそうな老人で、苦難と隔離の生活を送るため、人々との関係から身を引いた人物だといわれています。 外へ解決をもとめて動くより、内に目を向けることが解決の糸口を見つけられることであるということを主に表します。 灰色のマント:マントはそもそも人目を避けるために着るものだったため、この隠者も世間の常識や考えなどから一線をおくための防御服のような象徴として表されています。 人目を忍んで内省しているという様子を表す象徴です。 長い棒:強い意志や忍耐力を象徴しています。 ランタン:ランタンの中には六芒星が輝いています。 この明りに見立てた六芒星は、天と地の調和をはかる六芒星を象徴する火地風水(行動・感情・思考・環境)の四大元素を操ることが出来る人物であることを意味しています。 そのような力によって調和が更に安定するという様を表します。 氷山:困難な道のりを象徴しています。 その上に立っているということから、隠者は決して楽な状況ではないということを意味します。 背景:薄暗い様子は、希望がないということではなく、外の世界ではなく自分の内面を見つめているという象徴を表しています。 タロットカード大アルカナ|10運命の輪|象徴解説 【10.運命の輪;THE WHEEL OF FORTUNE 】 運命・ターニングポイント 車輪:特徴としてこのカードには人間が描かれていません。 テーマの核心が人間の領域を超えていることを象徴しています。 中央の円は、その名のごとく車輪。 3重の円になっているのは、内側が創造する力、真ん中は形成する力、外側は物質界を現し、これらは法王の3重の冠と同じ象徴主義を表します。 また、8つの放射線の矢は、仏陀の教えと悟りにいたる八正道を表し、輪廻、カルマとその苦しみから人を解脱させるための8通りの教義がそこにあると示唆されています。 この運命の輪はくるくるとルーレットのように絶えず回転しています。 車輪に書かれている文字をみていくと、「ROTA」という輪を意味するラテン語がかいてありますが、転写すると「TORA」というラテン語になります。 これは2の女教皇で巻物のものと同じ事を意味します。 また、0時の位置から時計回りに読むと、「TAROT」と読めます。 ラテン語の間のヘブライ文字は、ヨッド(頭部)へー(腕・脚)ヴァウ(胴体)を表します。 この車輪に人間の身体部位が組み込まれているのです。 このことは、高次の大宇宙とその教えは、人間の中にある小宇宙と密接につながっていることを示します。 この輪と類似性を感じるのが、中国の思想である陰陽道の太極図です。 その意味は、森羅万象の二元性を表しています。 四隅の生き物:四隅の雲間に描かれた動物や天使は高次のレベルを意味し、全ての人の運命は、やはり人知を超えていることの象徴です。 この四隅の雲の上にいる4体の生物は、四大猛獣のテトラモルフ。 獅子・鷲・人間・牡牛が描かれています。 それぞれ翼を持っていますので天の使者です。 占星学では、これらは、それぞれ、獅子座・蠍(蟹)座・水瓶座・牡牛座を現す生物であり、分厚い本を携えています。 輪の上下の生き物:この車輪の上下正反対の位置に、戦車の車輪であったエジプトの守護神スフィンクスが冷静な青色で描かれ、門番をしているかのように正義と思考を現す剣を持って厳しいまなざしで監視しています。 また真っ赤な激情的なサタンをイメージしている生き物は、戦車の操縦者のホルスの天敵であった悪の化身セトだとも言われていますし、エジプトの悪神テュポン(ロバ・ツチブタ・カバ・ワニ・魚などの姿で表される)が原型といわれています。 また、他にもエジプト神のアヌビス神だとも言い伝えられています。 蛇:左側の下降する蛇は、エジプトの悪神テュポンのとる多くの姿のひとつとされています。 人間の未発達な部分の象徴であり、時間の流れや進化の象徴とも言われています。 蛇は何度も脱皮するので進化する生き物の象徴であり、また邪悪で人を惑わすものと言う意味もあります。 そのため、一時的に転機が起こるという象徴でもあります。

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タロット大事典

タロット 意味辞典

タロットカードの意味を、正位置も逆位置も含めて読み解きます。 特にマルセイユタロットを使い、逆位置も正位置も含めた読み方のコツをまとめています。 リーディングをする際にすぐ使える押さえておきたいポイントを簡単にまとめています。 ぜひ、ご活用ください。 なお、大アルカナ各カードについてのこれ以上詳しい内容や小アルカナ58枚の詳細については、別途解説しています。 カードのリンク先をクリックしてお読みください。 タロットの実践的な読み方やケルト十字の読み方を知りたい方のために 無料鑑定にてお受けしたご相談に対して、ホロスコープとケルト十字を展開して読み解いています。 結論だけではなく、なぜそう読み解いたのかも説明しています。 初心者でも分かりやすいようにお伝えしているので、ケルト十字の読み方を知りたい方は、ぜひお読みください。 リーディングのコツが伝わると嬉しいです。 「愚者」を数字でみると「0(ゼロ)」。 「愚者」に「何もない」と考えるならば、知識がない、仕事がない、お金がない……一方で、怖いものがない、所属がない、しがらみがない、といってもいいでしょう。 「愚者」を、なにも持たずにこの世に生まれてくる赤ん坊のような存在だとするならば、何ものにでもなることができ、また、いかように生きることができます。 あるいは自らすべてをなくすことで、「愚者」は、これまでの世界と決別し、新しい世界に臨もうとうとしている姿だとみることもできます。 また、これまでの記憶を失い彷徨っている、とも読むことができます「愚者」。 可能性が潜んでいる一方で、どこか世間や他人の意を介さないところもあります。 このカードが逆位置になると、愚者の目線の方向が変わります。 自分の内側に目線がいきますから、「人の意を介さない」ところが強調されることになります。 また外には背を向けますから、極端に解釈すれば、外の世界に適応できずに逃走してきた、と読むことも可能です。 いずれにしても、カードに含まれる言葉は常に二面性を持っています。 積極的な意味も消極的な意味もすべてを総じて、その時のリーディングに相応しい言葉を選んでいきたいところです。 タロットカードの意味|愚者の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「0」:境界/楕円/ない• 絵柄「犬」:守り/護衛• 絵柄「崖」:境界• 絵柄「閉じられた袋」:封印されている力、所有物• でも、この無作為さが「愚者」のいいところでもあります。 もう少し気を緩めたらエエで 「愚者」は、そうアドバイスしてきます。 気持ちの向くままに進むのがここでは吉です。 こちらに、タロットカード「愚者」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 また、魔術師とともに描かれている「コイン」「ナイフ」「カップ」「棒」から、魔術師には世界を想像する力は備わっている、とも読めます。 大アルカナ1:魔術師のカードは、「1」とつくように、始まりやスタートを表わすカード。 物事のスタートや節目を表します。 魔術師の絵柄をみると、そこには「棒(火)」「ナイフ(風)」「コイン(土)」「カップ(水)」といった、万物を創造する「四大元素」が描かれています。 つまり魔術師には世界を想像する力は備わっている、というわけです。 創造の力を携え、物事をスタートさせる魔術師。 いざ、まいらん! 素晴らしいスタートダッシュが切れそうです。 このように、物事をはじめる才能がある魔術師も、逆位置になれば、自分の力を信じることができずにスタートの一歩が出せない状態にある、あるいは、準備が不十分なまま、いきあたりばあったりでとりあえずスターを切った、と読むこともできます。 いずれにしも、世界を創造する力が使える魔術師はスタートラインに立ったばかり。 スタートラインから一歩前にでるか、あるいはそのままとどまるかは本人しだい。 もし、スタートラインから一歩前に出たとしても、自分の持っている力を存分に使いこなせかどうかも、魔術師本人しだい。 ここからスタートをきった魔術師がどんなふうに生きていくかは、魔術師のこれからの選択にかかっているということは、押さえておきたいところです。 タロットカードの意味|魔術師の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「1」:スタート/開始/新しさ/オリジナル/節目• 絵柄「机」:場/特定の範囲/環境• 絵柄「帽子」:頭のフィルター/天と自分の仕切り• はじめる力は、十分にあるのです。 だから「魔術師」は、 「さぁ、はじめよかー」とアドバイスしてきます。 はじめた後のことは、ここではまだわかりません。 でも、その力は十分にもっているわけで……ここで使わんとどうすんの?! とさえ言ってくるでしょう。 ここは、 まずはやってみる、が吉です。 こちらに、タロットカード「魔術師」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 ですが、動かないのには訳がある……それは、あらゆる可能性を探っているから。 女教皇の持つ書物がアカシックレコードだとするならば、そこには宇宙のあらゆる記憶が保存されています。 そんな書物を手にする女教皇は、アカシックレコードを守ろうとしてるとも読めますし、新しい記録を綴る作業をしている、ともいえます。 あるいは、私たちにその記録を伝えようとしているのかもしれません。 読み方のコツとしては、基本的に「過去を守る」性質があることを思い浮かべてください。 それともうひとつ。 「受動的」であるということです。 常に受け身です。 自ら動き出す性質にない、というところもあわせて押さえておいてください。 もし、このカードが逆位置にでたならば、過去に執着して手放せないでいるか、あるいは、過去のことがうまく昇華できていない、と読むことができます。 いずれにしても、これまでに学んできた智慧や知識を活かそうとおもえば、可能性を探る作業をやめて、女教皇の態度から抜けて行動を起こすことが大切である、というところが案に隠されているカードです。 タロットカードの意味|女教皇の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「2」:相対/関係性/変化/受動/無意識/非行動/資質• 絵柄「本」:データーベース/過去の記憶/集団記憶/トーラ• そんな「女教皇」は、自ら刻んできた過去にも光をあててくれます。 もうええやん。 やるだけやってきてんから。 あとは流れに身を任せたらエエねん。 「女教皇」は、そんなアドバイスをしてくるでしょう。 ここは、受け身でいること、が吉です。 こちらに、タロットカード「女教皇」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 「3」という数字は外向きで能動的な数字ですが、ここに女性が描かれているのは、女性しか子どもが産めない、という事実から、「3」の生み出す性質を強調したかったのかもしれません。 このカードは「豊かさ」も表している、といいましたが、それは、この生み出す力があるからこそです。 創造が豊かさが生み出しているのだとすれば、私たちの今の豊かさは、これまで創造を生み出してくれていた人たちがいるからともいえます。 もし次の世代を担う子どもたちに豊かさを残そうと思えば……私たちの創造力にかかっているのだ、と思わずにはいられません。 このカードの読み方のコツは、「創造性」や「豊かさ」がある一方で、それは果てない生産を続けることが裏テーマです。 つまり、休むことをしらない、というわけです。 テーマや他のカードとの関係にもよりますが、アドバイスカードとして逆位置であらわれた場合は、「休息した方がいい」とも読むことができます。 タロットカードの意味|女帝の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「3」:生産性/多産/果てない発展/創造/第三視点/客観• 物事が発展していきます。 積極的で推しが強いところがなによりの魅力ですから…… イケイケドンドン~! 「女帝」は、後押ししてくれます。 なにごとにも、 積極的なアプローチが吉です。 こちらに、タロットカード「女帝」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 一方で、支配的な面もあります。 物事が定着し安定した状態になるまでには、多くの人に「そういうものだ」と認識される必要があります。 「そういうものだ」という共通言語はお互いの結びつきを強くします。 一方で、その言語を持っていないものに対しては排他的になるか、もしくは、それを強要しようとするか……定着がいきすぎると、今度は支配力や硬直化を招いてしまうからです。 「強要」や「支配」とはきついいい方をしてしまいましたが、少し極端な言葉を物事の二面性として捉えておくと、タロットのリーディングには役立ちます。 逆位置を捉えるときには特に。 また、もし占星術になじみがあれば、このカードは「蟹座」に相当することを思い出してみてください。 身内や仲間には寛容で守ろうとする一方で、コミュニティの輪を乱すものには容赦がない一面も持ち合わせます。 まるで、蟹の大きなハサミで切ろうとするかのように…… もちろん、すべては仲間の安全を守るため。 そこは、心に留めておきたいものです。 タロットカードの意味|皇帝の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「4」:安定/定着/平均化/コピー/基盤/支配的• 刺激的なことや目新しさは感じにくいかもしれませんが、状態は落ち着いているので順風満帆といえば、そうでしょう。 だいぶようなってきたやん 「皇帝」は、そんなふうに労ってくれます。 ここは 信じてこのまま進むのが吉です。 こちらに、タロットカード「皇帝」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 「自分の想いを押し通す無邪気で自由なわがまま」といっても……いいのではないかと思います。 また「5」の数字から五芒星を連想することもあるかもしれません。 「魔除け」として捉えられることもあります 私などは、その本質に、外からの影響をはねのけるほど強い自己肯定、にあるのだと思えてなりません。 ただし、自己主張も行き過ぎれば、「わがまま」「頑固」「自分勝手」という面が強調されてしまいます。 逆位置では、「行き過ぎるとどうなるだろう?」と考えてみるとその意味が掴みやすくなります。 さて、カードの絵柄をみると法王の足の配置に二人の人物がいます。 法王の足が二人の人物になっている……この人物たちは法王の信者といってもいいのですが…… 法王は自らは動かない。 でも二人の人物が法王の足として、力と名前を拡散してくれる……果たしてどっちが依存しているのか…… 特にこのカードが逆位置で出た場合、これまでのパワーバランスが崩れているとも読めますので、過去の権威にすがる態度だけが大きい困ったさん、ともみられかねません。 カードの展開にあわせて、このあたりのことも読んでみると、いろいろなことが見えてくるように思います。 タロットカードの意味|法王の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「5」:自己主張/自由/遊び/子ども性/主観• 自己主張も強いですが、一方で、自分を肯定している分、相手の存在も肯定しているのが「法王」なんです。 わたしはわたし。 あんたはあんたでしょ? 「法王」は、その本当の意味を気づかせてくれる存在です。 ここは、 自分にとっての「善」に拘ることが大切。 こちらに、タロットカード「法王」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 ここには「反応する」という意味があります。 マルセイユタロットの「恋人」のカードは、ライダー版とは少し絵柄の様相がちがいます。 マルセイユタロットの「恋人」の中心人物は、顔と手の向きが、それぞれ違う女性の方に向いています。 このようなマルセイユタロットの絵柄に、「母親と妻と俺の三角関係」のような人間模様をみることができます。 それはなんというか……究極の選択、とでもいいましょうか。 図柄からは、こっちを選ぼうか、あっちを選ぼうか……と選択を迫られているように見えるふしもあります。 こっちを選べばあっちは立たなくなり、あっちを選べばこっちは立たなくなる ただ忘れてはならないのは、「選ぶ」ということは、そもそも与えられた他の選択肢はそこでいったん切り捨てるのと同じ、だということです。 もちろん、いったん切り捨てても、あとから再選択することは可能です。 ですが、その瞬間は少なくとも、選ばないのは確かです。 ただし、このカードで押さえておきたいことは、カードに天使が描かれているところです。 天使の応援がある選択ですから、「その選択は必然である」ということを表します。 つまり、どちらを選ぼうとも、その選択は、あなたにとって最善最高である、ということです。 このカードが逆位置になると、「どっちをえらばおうか……」という迷いが強調されることになります。 結局、どちらも選べない、判断ができない、となってしまうこともいなめません。 あるいは、節度なくどちらにもいい顔をしてしまう、ということもあるでしょう。 または、相手に振り回されている可能性も大いに考えらます。 決める、ということはなかなか大変なことでもありますが、少なくともこのカードが出たならば、決めないといけないときもある、ということは思い出したいところです。 タロットカードの意味|恋人の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「6」:反応/結びつく/相対性/配慮/選択• ここでは、運命的な出会いや選択の巡りあわせがあります。 これがわたしの最善最高やねん! その選択に自信を持ち、環境になじんでいってほしいと、「恋人」のカードはアドバイスしてくるでしょう。 こちらに、タロットカード「恋人」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 それはつまり、目の前に壁が立ちふさがったとしてもそれを突破すること。 そこには、止まることなく走り続けること、が課せられているともいえるでしょう。 ひとにはやらなきゃいけないときがある、とでもいうように、全力疾走で壁を壊していくようなイメージです。 実は私……子どもの頃から、兄の影響で「キン肉マン」や「ドラゴンボール」や「北斗の拳」、いまでも「ワンピース」や「NARUTO」とか……青年雑誌に掲載されているマンガが好きなのですが…… 壁にぶち当たりながらも全力で突破していく主人公の姿に、なんどと勇気づけられたものです。 主人公が目の間のことにがむしゃらになって突破しようとする、「戦車」のカードに、私はそんなシーンを思い浮かべてしまいます。 そんな戦車のカードの本質は「突破力」ですが、カードを読むときに押さえておきたいところは少し違います。 押さえておきたいポイントは、「(戦車が)向かうべき目的があるから突破力が生じる」ということです。 目的があるからこそ、戦車は動くのです。 このカードが逆位置で出た時などは特に、この「目的」に注目します。 突破力が発揮できない、あるいは暴走してしまうのは、もしかすると、目的が曖昧になっていたり見失ってしまっている可能性があるからです。 その場合、「どこに向かいたいのか?」を探ることで深いリーディングも可能になります。 もうひとつ逆位置のときに注目したいのは、馬です。 このカードが逆位置にあるときは、精神性をあらわす青の馬と、物質性を表す赤の馬のパワーバランスが崩れて戦車をうまく走らせることができない状態にある、と読むこともできます。 もしそんな状況が読めたならば……自分の気持ちと、お金や時間などの物理的な面を改めてすり合わせることで、むしろ、軌道修正ができるいい機会になるのではないかと思います。 タロットカードの意味|戦車の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「7」:運動力/伝達/指向性/一方通行/落差/発展• 絵柄「天蓋」:保護/遮断/閉鎖的• 現実と理想にギャップがあり、その葛藤が原動力となり目的地=勝利に向かって走ることができるのです。 勝利のためにツッコめ~ 「戦車」は、葛藤を糧に二頭の馬の手綱をひいて走り続けます。 とはいえ。 この「戦車」で注目したいのは、 どこに向かおうとしているのか? の目的地です。 目的地を見失うと、馬の手綱をうまく操れずに暴走しかねないからです。 こちらに、タロットカード「戦車」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 「正義」というと自分の価値観で自己中心的な意味に捉えてしまいそうですが、ここでの様相は少し違うように思います。 それは、絵柄に秤が描かれているからです。 目に見ることができない精神性と、目に見ることができる物質性をはかりにかけ、公平を図ろうとしています。 とはいえ、剣も描かれていることから、判断をきめなければなりません。 その判断の目的は「いまよりよくするにはどうしたらいいか?」です。 ところで……左手に持つ剣は個人の意志を示します。 目に見える現実と自分の気持ちの両者を冷静に扱い、物事を公平に見る目を持ちます。 そして、自分の意志で最終的な判断をくだします。 しかし、客観的な目線から天秤によって公平に扱われたものたちへの評価や判断は、固い意志がなければくだすことができません。 必ずしも決断は早いとはいえませんが、軽率なことはしないため、その判断には説得力が伴うはずです。 この「正義」のカードは、なにかを判断するときは、自分と相手を客観できることが大切なのだと、教えてくれているようです。 では、このカードが逆位置になった場合はどのように読むといいでしょうか? 逆位置であっても、カードの本質は変わりません。 まずは、秤の均衡が崩れることがあります。 それは、逆位置になると、女神の顔が下層にくることからも読めるのですが……秤を見る目が冷静さを失い、本来は客観すべきところを、自分の主観だけで判断していることが原因になっている、と読むことができます。 あるいは、女神の力が強いために、下された判断は重苦しく、他を支配しようとしたり脅迫めいた判断になっている可能性があることも示唆します。 タロットカードの意味|正義の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「8」:圧縮/集中/ため込む/客観/全体的/冷静/応用• 対立から第三の道を探ることも得意です。 なにをどうしてどうなったから……じゃぁこれから、どうしたらええ? 「正義」のカードは、これまでにやってきたことと、その結果を自覚し、次への道を立てよう、と提案してきます。 まずは、 「過去=やってきたこと」と「現在=結果」を比べてみることです。 こちらに、タロットカード「正義」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 私が思いつくのは、宮本武蔵やスターウォーズのヨーダ。 さて……どこか暗くて内向的な印象がある「隠者」ですが、あてはめられている数字の「9」を考慮すると、そこまで陰の気が強い、ともいえないように思います。 「9」は総合性を現わし、全体的なことを理解したうえで、物事の本質を掴んでいる数字です。 ですが、「9」は奇数で能動的な数字に部類します。 思慮深く哲学的で、どこか現実味がないことは否めません。 その一方で、能動的に「旅」もするのです。 「隠者」の旅は、これまで創りあげてきたものに窮屈さを感じ、そこから抜け出そうとしがらみを捨て、生きることを問い直す「旅」でもあります。 社会的な関心はありませんが、つねに自己の内面と生きることに目を向けています。 このカードで押さえておきたいところは、内面を見つめるのはこれまでの生き方や在り方をもっとよくできないか? を考えるからこそだ、というところです。 思慮深く、本質をよく掴んでいることもあり、物事を見る目は養われています。 一方で、あるいみ「世捨て人」ですから……このカードが逆位置となると、現実的な世界と隔たっている、と読むことができます。 環境に適応でずに孤独であることも考えられます。 他には……考えすぎて旅にも出られない、ことがあるかもしれません。 もし、逆位置から「考えすぎて行動ができない状況」が読めるならば、何かに囚われているか、執着していることがあるはずなので、そこを掘り下げていくといいのではないか、と思います。 タロットカードの意味|隠者の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「9」:総合性/総和/旅をする/本質的/哲学的/智慧/精神性• ランプが照らす灯で、真理を照らすのです。 真理を見つけるための旅に出ることもあり……陰気なイメージが付きまといますが、なかなかに自由人なんですよ! 非日常のなかから「ほんとうのこと」が見つかることも珍しくないからですが…… もっと自由にやりましょや~ ランプであなたの心を照らしながら、「隠者」は、そんなふうにアドバイスしてくるでしょう。 こちらに、タロットカード「隠者」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 いよいよここで、「1」~「9」までの結果が現れます。 その結果が自分にとって「いいもの」か「わるいもの」かは別として、少なくとも何らかの「結果」「現実」を手にしているのが「10」です。 そして、その「結果」や「現実」は、どちかといえば社会的な状況で現れる、というのが運命の輪の正位置です。 「10」という数字に、空間の境界線を現わす「0」がついていることからも、現れる結果は限定的な環境や場、に出ることがわかります。 もうひとつ。 王冠の被った猿が「権威」や「社会的立場」を現わすカードの中央上部に描かれていることからも、「社会的な成功」や「仕事での成果が表れる」と読みとることができます。 では反対に。 このカードが逆位置になると、王冠の被った猿が「プライベート」の配置であるカードの中央下部に描かれることになります。 つまり、成果や結果が現れるには現れるのですが、この場合、「社会」から「プライベート」や「私生活」に現れることになるわけです。 社会的な成功はないかもしれませんが、プライベートの充実がある、と読むことができます。 逆位置の場合、もっと単純にいえば「時期ではない」と読むこともできますから……カードの展開から「過去」のことか、あるいは「今」なのか「未来」なのか、を読み解くといいでしょう。 でもその場合、「じゃぁ、いつがエエの??」という疑問がつきまといます。 どんなスプレッドのどの位置に出てきたのか、にもよりますが、あきらめる、という選択もあるかもしれませんし、あるいは、ここはすこし、占星術の智慧を拝借してみるのもいいと思います。 ちなみに占星術であれば、プログレスの「月」やトランジットの「木星」を読んでいくこともヒントになります。 タロットカードの意味|運命の輪の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「10」:結論/実現する/チャンス/自己表現/結果/落ち着く• ときはきたりー!! 輪の頂点に鎮座した猿が、そう叫ぶでしょう。 ここはひとつの節目ですから、どんなものであってもまずは、 その結果を受け取ってほしいと思います。 こちらに、タロットカード「運命の輪」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 改革、再スタート、反抗などの意味を含みます。 レミニスカートは「転化の輪」ともいわれます。 個人や誰かの意志によって無意識の在り方が変化していく、とみることができます。 タロットの大アルカナは全部で22枚ですから、枚数からも「11」は折り返し地点です。 これまで通用していやり方が通用しなくなってしまったり、これまで「NO」といわれていたことが「YES」にかわっていったり……そのような状況を現わすのも、このカードの特徴です。 本能や無意識を表わすライオンの口元に女性の手が添えられています。 本能や無意識を意識的にコントロールしようとしているのか、あるいは、仲良くしようとしているのか。 心理の世界では、無意識の癖や習慣が変われば現実も変わる、といわれているほどです。 つまりこの絵柄からも、今の状況を変えたい、という意識が働いて無意識にアクセスしようとしていることは間違いないようです。 カードを読むポイントとしては、「これまでと変わる」ということは押さえておきたいです。 「力」のカードの女性を「自分」と捉えたならば、「自分には変えられるだけの力がある」と読むこともできますから、自立へ向かう一歩を踏み出すきっかけにしてほしいところです。 一方で、逆位置となれば、「どうしてそんなに反発するの?」あるいは「どうしてそんなところで反抗するの?」という面が出ている可能性を示唆します。 あるいは、自分で判断することなく、「とりあえず参加しておこう」という姿勢も伺えます。 誘惑に弱かったり、自分の意志を持っていないと、周りに引きずられて大変なことに巻き込まれる、とも限らないところです。 タロットカードの意味|力の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「11」:2の逆相/改革/反抗心/方向転換/新しい未来• 絵柄「動物」:本能的/衝動/生理的欲求• 絵柄「帽子」:頭のフィルター/天と自分の仕切り• 今までの常識が覆ることもあるのです。 ホンマにそれでええの? そういいながら、これまでの「あたりまえ」に疑問を呈してきます。 このカードが出てきたら、 発想の転換をしてみましょう。 こちらに、タロットカード「力」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 このカードを見るたびに思い浮かべるのは、ナチス強制収容所から生き延びたV. フランクルです。 彼の著書に「それでも人生にイエスという」というタイトルの本があります。 強制収容所のように生き延びられるかもわからない状況のなかにあっても、それでも人生に「イエス」という精神が、この「吊るされた男」と重なってしまうのです。 しかしもし、「吊るされた男」の状況が負に働けば……画家のゴッホの最後を思い浮かべてしまいます。 私たちでもその名をしっているほど有名な画家のゴッホですが、生前は富も名も得ることはありませんでした。 そして耳切り事件に自殺……彼がノイローゼであったことは私たちの知るところでもあります。 拘束されながらも精神力は増していくことが「吊るされた男」の正位置だとするならば、自由であるのに心を閉ざしてしまうことが、逆位置といってもいいかもしれません。 このカードで押さえておきたいところは、「異常」であることが正位置である、というところです。 苦しい状況の方が「正しい」というと語弊を招きかねませんが……すくなくとも、苦しい状況にあるときは、むしろ起死回生を狙おうとする精神力は高まるのだ、と、内面の活性に目を向けているカードですから仕方がありません。 となると……カードが逆位置となり、頭は上に足は下、という、ごくごく「ふつう」の状況にあるときは、むしろ、心の中に満たされないものがある、と読むことができるわけです。 なにが心にひっかかっているのか、を見てみると、逆位置を深く読むことができます。 タロットカードの意味|吊るされた男の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「12」:3の逆相/内面の活性/幽閉/沈黙思考• さまざまなことが膠着状態になりますが、抗えないものは無理に動くこともありません。 無理に動かんでもええ。 休んだらエエねん 「吊るされた男」は、そうアドバイスしてきます。 今は動けない時と割り切って、 動けるようになったときにどうするか、を考えてみるといいです。 こちらに、タロットカード「吊るされた男」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 いわゆる、破壊と再生、をもたらすわけですが…… もちろんそれが、吉兆か不吉か……は、状況によるでしょう。 現状維持を望んでいるならば、「死神」がもたらす変革がなされると困ります。 一方で、現状の閉そく感を打開したいと思っていたなら、「死神」の変革は好機ともいえるでしょうから。 何かが変ろうとするときは、これまでのことが通用しなくなることがあります。 その真っ只中にいるときは、とてもしんどいものです。 ですが「死神」のカードは、そこから転機を迎えることを示唆します。 いずれにしても、ターニングポイントであることは間違いなく、物事が進まずに流れが停滞しているならばその流れを流そうとするのが「死神」なのです。 では、逆位置となるとどうなるか? なにもおこらない。 ただし、本来は「破壊と創造」を担うのが死神のカードです。 なにもおからない、ならば……死神の意味がありません。 この場合の「なにもおこらない」というのは、つまり、本当は破壊と創造のチャンスだったけれども、そのチャンスが失われた、と読むことができます。 また破壊のチャンスを失ったことから派生して、物事が堂々巡りを繰り返し状況が停滞する、と捉えることもできます。 あるいは……破壊には至ったものの……力不足で破壊が中途半端な破壊に終わってしまった可能性もあります。 そこから派生して、破壊活動はうまくできなかったにもかかわらず力だけは消耗しきってしまった、状況がでてきるかもしれません。 そんなときは、まずは英気を養うこと。 それから中途半端になってしまったことを検証し、次の一手を打つことです。 とにもかくにも……まずは休息が必須です。 もちろん、現状維持を望んでいたならば……死神の逆位置は、むしろ、ラッキーなのかもしれません。 タロットカードの意味|死神の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「13」:4の逆相/超越/停止と再出発/スランプ/秩序の破壊• 閉塞した状況を破壊して新しいものを生み出そう! というのです。 それやめて、心機一転しようや 「死神」は、そうアドバイスしてきます。 生まれ変わる前は、物事が停滞しているように感じることがあるかもしれません。 すこし辛い時期かもしれませんが…… 大丈夫。 流れに乗っていれば、新しい未来が開けます。 こちらに、タロットカード「死神」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 タロットカードの大アルカナ22枚のカードは物語のように流れがあります。 物語としてたとえていうならば、「節制」の章では、前の「死神」で成した変革で手に入れた新たな意思を確固たるものにすべく自分になじませるシーンです。 それは、習慣や癖を変えることと同じです。 その作業はどれも、自分になじませるまでには時間がかかるもの事実。 このカードがでたならば、結果的に物事は結実するとしても、一朝一夕にはいかないことは、気に留めておくといいかもしれません。 また、「節制」というくらいですから、このカードは、「節度のある生活」を意味することもあります。 暴飲暴食を控えなさい! などと諭されていることがあるかもしれませんね。 では、この「節制」のカードが逆位置となるとどうなるか? 本来このカードは、「新しい意志」を浸透させるために水を移し替えます。 それが逆位置になれば、そもそも「新しい意志」を見失っている可能性がでてきます。 意志やビジョンを失うと、それまで慎重だった作業が、いきあたりばったりになってしまうかもしれません。 あるいは、スムーズな行動に出られない可能性もあります。 作業を終えても、理想的な結果が出てこない、ということも示唆します。 このカードが逆位置ででたときは、行動に出る前にもう一度、それをする目的やビジョンを思い出すといいかもしれません。 タロットカードの意味|節制の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「14」:5の逆相/自己生殖/浸透/目的の成就/時間がかかる変化• 絵柄「天使」:超自然的作用/人為的コントロールがきかない大きな意志• 自分のことも人のことも大事にしてあげてや 「節制」は、そうアドバイスしてきます。 ちなみに、「節制」した結果が現れるには少し時間がかかります。 でも、変化には時間がかかるもの。 そう割り切って、 日々の丁寧なコミュニケーションを心がけてほしいと思います。 こちらに、タロットカード「節制」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 自分の欲望に忠実である、というところが本性にあるのですが、やはり「悪魔」というと、どうもいいイメージは浮かびにくいかもしれません。 ですが、ここで押さえておきたいことがあります。 「悪魔」のイメージや表面的な意味には出てこない部分です。 それは…… 「自分の信念を他へ押し付ける」だけの大胆さを持っている、ということは、「越えにくい壁を強引に越える力を身につけている」からだ、ということです。 それは、容易に状況に流されない力がある、ということですが、このような意味が隠されている、ということは押さえておきたいところです。 これは、他者侵害との表裏一体です。 ですが、自分の強い意志がなければ、自分の「これだけは譲れない」という信念さえも通すことができないのです。 さて、このカードをリーディングするコツは、カードに描かれた3者のシンボル(悪魔と囚われた人物ふたり)は、それぞれ何を表しているのか? を探ってみることです。 悪魔を中心として、周りにはどんなカードがあるのか、を見てみるといいでしょう。 ところで、そもそもイメージがあまりよくない「悪魔」のようなカードが、逆位置になると「いいイメージ」にかわるのか? というと、そうともいえません。 そもそも、「悪魔」のカードに「いい」や「わるい」がないからです。 たとえば、「悪魔」のカードに「洗脳」という意味もあります。 ですが、「私はできる!」と思うことも、一種の自己洗脳です。 逆位置になると、「洗脳が解ける」と読むこともできますが、「私はできる!」という思い込みがはずれてしまうと……それがいいかどうか、はわかりません。 もちろん……生活や社会を破壊するような洗脳は、困りますが。 どんな解釈をするにしても、カードの展開と全体的な状況をみて、柔軟なリーディングをしたいところです。 タロットカードの意味|悪魔の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「15」:6の逆相/他への押し付け/意図的な介入/自分を押し通す• それ、ほんまにできなくてエエの? 「悪魔」は、問うてくるでしょう。 心から「ほしい!」と思うならば、ここは、 その意志を押し通す強さも大切です。 こちらに、タロットカード「悪魔」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 雷が落ちて塔が壊れていたり、人が落ちている絵柄のインパクトは強いですが、そもそも、壊れないものはない、のです。 このカードは、むしろ、「壊れるべくして壊れる」という意味を含んでいます。 そのため、意図的に壊れることを遅らせようとすることは、賢明ではありません。 数字をみると、「16」は「8」の倍数です。 「8」は集中と圧縮を意味する数字ですが、圧縮が2倍ということは、「16」はとても固いのです。 固いものは、少しずつ壊れる、ということがありません。 亀裂が入れば、一瞬で粉々です。 確かに、これまで積み上げてきた人生経験や価値観は、たやすく手放せるものではないかもしれません。 ですが、それほど固い意志であっても……ここを手放すことで、これまでにない新しい未来が開けることがありましょう。 たやすいことではないからこそ、しんどく辛いのですが……このカードが出てきても「悪い状況を表しているわけではない」、ということだけは押さえておきたいところです。 自分の殻が破れたならどんな世界が待っているのだろうか、と前向きな気持ちが、塔が壊れた後の未来を作るように思いうからです。 さて、「塔」が逆位置となれば……壊れるはずのものが壊れない、ことを示唆します。 この場合、意図的に壊れることを遅らせようとしていないか? を探ってみるといいかもしれません。 あるいは、逆位置になると、塔が壊されている図が、下部中央に配置されます。 下部中央は「私生活」や「プライベート」を表す位置なので、仕事や社会的な部分での崩壊というよりも、私生活でなにかが壊れかけていることがあるかもしれません。 目から鱗なことが起こるとも限りませんし、なにかがなくなっている、かもしれません。 カードの展開とあわせて、現状を洗い出してみると、心当たりがみつかるはずです。 タロットカードの意味|塔の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「16」:7の逆相/殻を破る/脱皮/チャレンジ/新陳代謝• ここでは、現状維持でがんばり続けることはおすすめしません。 「壊れるときは壊れるもの」と、状況に委ねてみるのも大切です。 あきらめなはれ 「塔」は、いい意味での「あきらめ」を促します。 塔の崩壊をむやみに恐れることはありません。 自分を信じる心があれば、大丈夫。 こちらに、タロットカード「塔」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 それは、隠すものがない、という一方で、保護されるものもないからです。 前のカードで塔が崩れたわけですから、混乱している状況はいなめません。 ですが、可能性や希望にあふれていることも確かですし、執着を手放したことで見えてくるものがあるはずです。 それは、ビジョンや使命、などといわれるものかもしれません。 新たなビジョンや使命を得て、それを実現させようと努力する姿が、「星」のカードでもあります。 また、それは短期に完結するものではなく、どちらかというと、長期プランです。 ビジョンや使命があるならば、しっかりと腰を据えて取り組みたいものです。 さて、「星」のカードが逆位置になると、不安定な状況の方が強調されることになります。 せっかく抱いた希望を見失っているかもしれません。 あるいは、塔のカードできっぱりと手放すことができなかったものがあり、それが気になって仕方がないのかもしれません。 自己嫌悪に陥ってる可能性もありますが、「星」の本来の意味がなくなることはありません。 つまり、ここにくるまでの間に、どこかで希望やビジョンを描いたことがあるはずです。 ならばそれを、ここで、改めて思い出してみてはどうでしょう。 あるいは、不安な状況が続いているならば、信頼できる人を頼ってみることも、大切です。 誰かに話すことで、気持ちが軽くなることもあります。 「星」のカードが出ているということは、本来、オープンマインドであるはずですから、ほんの少しだけ気持ちに余裕ができれば、一歩を踏み出すことはそれほど難しくないはずです。 「星」のカードはオープンマインドが本質にあることは、逆位置であっても押さえておきたいところです。 タロットカードの意味|星の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「17」:8の逆相/蓄積されたものを流す/受容/チャネリング• その希望は、未来に向かう原動力となります。 どんなビジョンをもってるのん? 「星」はそう質問することで、未来へのワクワクした気持ちを思い出してもらおうとします。 ここは、 将来のビジョンを描いて意志を確認しておきたいときなのです。 こちらに、タロットカード「星」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 つまり……過去を旅する、ことになります。 「月」のイメージから、状況がころころとかわりどこか頼りなく不安定である、という印象があるでしょうか。 地球から見る月の様相が日々変わっていくことに、月に不安定な気持ちを象徴させることも多いですが、そのイメージは、あくまでも私たちの集団的な意識がつくりあげたイメージです。 そんな、集団的な意識や思い込みが、ここで浮上してくることを表すのが、この「月」のカードです。 このカードで描かれている「ザリガニ」は、原始的な衝動や本能、を意味します。 頭では「そんなこと思ったらダメじゃない?!」とついつい考えてしまうようなことかもしれまれません。 けれども……そういうものは……「ある」のです。 むやみに排除しようとすると、むしろ、危険が及ぶ可能性もあります。 ならばいっそうのこと……「あ、そういうのもあるよね」と、受け入れてみるのはどうでしょう。 どれほど違和感を持ってしまっても、どれほど気持ち悪くても、頭で考えると「絶対いや!」と思ってしまうようなことであったとしても。 もしかすると、「あ、そういうのもあるよね」と認めてしまうと、違和感や気持ち悪さが満足して、もともといた場所にかえっていくかもしれません。 あるいは……仲良くなれるかもしれません。 さて、このような月のカードが逆位置となるとどうなるか? 本来は下から上がってくる「ザリガニ」が、上から降りてきて、「ザリガニ」が表わす原始的な衝動や本能に支配されてしまう可能性を表します。 「ザリガニ」に振り回されない、とも限りません。 あるいは、出てくるはずのものが「でてこない」ともいえます。 それは、タブーを解放するチャンスを失うことでもありますが…… タブーが出てこないならば、タブーと葛藤することもありません。 出てこないで助かった、のであれば、そう捉えてもいいのかもしれません。 ということで。 「月」のカードは、正位置にしろ逆位置にしろ、「ザリガニ」をどう読むか? がポイントになります。 カードの展開をみながら、「ザリガニ」が何をさしているのかを探ってみることが、リーディングのコツです。 タロットカードの意味|月の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「18」:9の逆相/無意識を旅する/下意識を探る• なんとなく……不安 なんとなく……気持ち悪い なんとなく……気になる こんなものを感じたらこうつぶやきましょう。 なにがそんなに気になるのん? この質問を自分に問いかけてみることで、心の「ざわざわ」感を浮き彫りにしよう、というわけです。 「ざわざわ」感の正体がわかると、勝手に消えてなくなります。 こちらに、タロットカード「月」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 「太陽」のカードは、「1」~「10」の流れで作られた結果主義の価値観と、「11」~「18」の流れで作られた理想主義の価値観の中立に立とうとします。 結果主義もいい、理想主義もいい。 だからお互いに協力しあって、新しい価値観を生み出そう、というわけです。 異なる価値観を共存させようと思うと、たとえば、どちらかがリーダーシップをとろうとしたり、あるいは、両立させようとして無理に妥協してみたり……しがちです。 ところが、この「太陽」のカードでは、主導権争いも利害も損得勘定も一切ありません。 ただ、相手への尊重と協調だけがあることを、意味します。 このカードに描かれている二人の子どもは、お互いに価値観が違うことを表します。 ですが、違いを認めつつ仲良く遊ぶ子どもを太陽が見守るような構図です。 このカードは、新たな共存を祝福するカードでもあります。 逆位置になると、二人の子どもの違いが強調されます。 一方に振り回される、という意味にも取れますし、そもそも子どもたちの関係がギクシャクしている、ということもありましょう。 あるいは、対立して何かを決めようとも決められない状況を指している場合もあります。 いずれにしても、なにとなにが対立をしているのか、どちらに気をとられているのか、を見てみることが大切です。 共存を模索し始めたばかりの節もありますから、これからどうやっていけばいいか、を考えてみるといいかもしれません。 どんな事情があるにせよ、相手への敬意は持っておきたいものです。 たとえ逆位置でこのカードが出てきたとしても、そもそもこのカードは、異なる価値観の共存が可能だからこそ、現れるのですから。 カードが現れる意図は、リーディングでも汲んでおきたいポイントです。 タロットカードの意味|太陽の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「19」:3番目の1/結果主義と理想主義の調停/相違する価値観の協力• 絵柄「二人の子ども」:これまでの価値観(既知)と外の世界の価値観(未知)の共存• ご縁や出会い、仕事の成果など、ここはためらわず受け取りましょう! いっぱいよろこんでやー 「太陽」は、ほほえみます。 思ったままに、素直な感情表現をしてみるのが吉です。 こちらに、タロットカード「太陽」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 「20」があてられた「審判」のカードは、過去を大切にする「女教皇」のカードと、未来の発展を図る「力」のカードを中立します。 過去と未来の中立といえば……そう「今」です。 「審判」のカードでは、時間意識が消滅します。 時間意識が消滅すると、失われた過去が蘇ります。 それはまさに、「審判」のカードの絵柄で、死者が墓場から蘇っている姿です。 一方、意図した未来が今に影響します。 「こうなりたい」と意識するのは、「今」。 まだ見ぬ未来にも関わらず、「今」そうなるかのようにイメージすることさえできるのです。 このような話があります。 人の脳は、未来も過去も、時間的な感覚がない、というお話です。 過去を思い出すということは、脳にとっては、いままさに目の前で繰り広げられている、のと同じだそうです。 また、まだ現れもしない未来を想像することは、いまそうである。 これが、脳の認識だというのです。 もしそうであるならば……たとえ過去に失っていたとしても思い出しさえすれば今に蘇り、「こうなりたい」と意図した未来は現実にある、ということになります。 さて、「審判」のカードが逆位置になると、蘇るはずの死者が蘇らない、となります。 あるいは、過去のことが大きすぎて足を引っ張られる可能性も、示唆します。 けれども、「審判」のカードがでるということは、ここは再起のチャンスです。 もし、改めたいことがあれば、今からでも改善することはできます。 なにが気になっているのか、なにに悔いているのかを、感情をいったん外して冷静に見つめてみると、再起の扉が開くはずです。 タロットカードの意味|審判の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「20」:3番目の2/過去と未来の中立/時間意識の消失• 再起、リベンジ、蘇る、という意味があります。 そのため、今まで通りのことをしていても状況が開かれません。 もうそろそろ、めぇさまし。 おきやー 大天使ガブリエルがラッパを吹いて、覚醒を促します。 目覚めたものだけが、そのファンファーレを耳にするのでしょう。 ここは 決断のときです。 こちらに、タロットカード「審判」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 「世界は完璧だ」ということに。 「21」という数字は「完全性」を意味する数字といわれます。 外に対して豊かであることを示す「3」と、内に対しての豊かさを示す「12」の数字を両立されるのが「21」の数字です。 内なる想いと外の現実が両立するということは、心で願ったことが現実になるということです。 「世界」のカードは、自己実現を意味するカードでもあります。 自己実現といっても、この「世界」には、縛るものはなにもありません。 主導権を握る争いもなければ妥協をする必要もありません。 損得や利害などという言葉さえも必要のない世界です。 「世界」のカードに描かれている中央の人物が自己実現を成した本人だとするならば、その人は誰からも愛される存在であり、世界を創造する力である「火」「土」「風」「水」にさえ守られている存在だからです。 実際のリーディングでも、このようなカードの世界観を押さえておく必要はあります。 すくなくとも、このカードが示していることは「完璧である」ということです。 とはいえ……なにをもって完璧であるのか? は、カードの展開とあわせてみていく必要があります。 また逆位置となれば、世界を創造する力(火・土・風・水)のバランスが崩れている可能性を考えることも必要です。 あるいは、完了できていないなにか、があるのかもしれませんし、完璧主義が環境を縛っている可能性もあります。 いずれにしても、どのような状態が理想であるかを掴み、そのうえで、この力は強すぎるのではないか? あるいは、弱いのではないか? ここを探っていくことが大切です。 ただし。 注意が必要なのは、あくまでも「その人にとっての理想のバランス」をみなければなりません。 精神力を示す「火」、物質性を表す「土」、理性の象徴である「風」、感情を司る「水」 100人いれば100通りの理想のバランスがあることは、覚えておきたいところです。 タロットカードの意味|世界の解釈を数字と絵柄で分析• 数字「21」:3番目の3/真の自己実現/完全性を表す数字• 望んでいた世界が現れます。 おめでとさん。 自分のことをちゃんと褒めてあげてくださいね。 そしてね……完了と同時に、ここからは完成させた「世界」の旅が始まります。 「愚者」から「世界」までの軌跡は、螺旋となり人生を上昇させます。 螺旋の軌跡にのって、この世界を存分に楽しんでほしいと思います! こちらに、タロットカード「世界」で恋愛・仕事を読むときのコツを詳しくご紹介しています。 引き続き、下記リンク先からお愉しみください!.

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タロット『女教皇』で復縁占い 0時~2時 連絡が来る可能性

タロット 意味辞典

かつては後述の「エステ家のタロット」がこのシャルル6世のカードだと誤認されており、「グランゴヌール版」等と呼ばれていたが、全く別のものである。 現在 [ いつ? ]でいう大アルカナに相当するカードが41枚もあり、そのうち20枚は現在 [ いつ? ]のタロットには含まれていないカードである。 ただし後世の複製なので、現在と同系の後世のタロットからどれぐらい影響を受けた上で作られたのか不明であり、これが当時のそのままの完全な複製なのかどうかも確認の手段がない。 前述の「ミンキアーテ版」にしろ、15世紀中頃より少し遡った頃に作られたと推定される「 ボローニャ版」(これも現存するものは後世の複製)にしろ、大アルカナに相当するカードの配列は現在のタロットとかなりの違いがみられる。 またヴィスコンティ・スフォルツァ版には現在のタロットカードにはない3枚のカードが含まれる他、小アルカナのコートカード(人物札)も各スートごとに6枚もあった。 「」と「」の凶札2枚が欠けており、最初から無かったのか、紛失によって欠損したのか、凶意を排除するために意図的に廃棄されたのかは、今でも研究家の間で意見が分かれている。 ただし、ほぼ同時期の後述の「エステ家のタロット」には「塔」が含まれている。 かつてはこれが1392年にシャルル6世が画家グランゴヌールに作らせたものと推測とされ、「 シャルル6世のタロット」とも「 グランゴヌール版」とも呼ばれ、最古のタロットとされていたが、現在 [ いつ? ]では否定されている。 シャルル6世がグランゴヌールに作らせたのは未発見の別のカードであり、これはエステ家のカードとされている。 イェール大学のものとパリ図書館のものを照合して重複を除くと大アルカナはなお4枚が未発見で、18枚の絵柄が判明している。 またこれも番号が付されてないので配列順が不明なだけでなく、もともと大アルカナは18枚だけで構成されていたのか他のカードもあったのかも不明である。 プレイング・カード(日本でいうトランプ)とタロットの関係については、占いに使われるタロットの小アルカナに愚者(フール)の札を加えてトランプが発生したと言う説や、ゲームをより複雑で面白くするためにトランプに絵札を加えていって、最終的にトランプがタロットになったという説、その他にもいろいろな説があるが、いずれもその真偽について信憑性を欠いており、詳しい経緯はよくわかっていない。 現存する38枚(うち大アルカナ12枚)のみがのクンストハンドヴェルク博物館に所蔵され、カード番号は、現在のマルセイユ版と同じである。 これまでの「ヴィスコンティ・スフォルツァ版」等には番号はなかった。 奇術師のカードには複数の客が描かれる等、エステ家のタロットに似ているところもある。 「ジャン・ノブレ版」と同時期に同じパリで作られた「 ジャック・ヴィーヴル版 ()」 Jacques Vieville もあるが、こちらは図像が特徴的で、大アルカナのうち6枚ほどが典型的なマルセーユ版とは図案が異なる。 そのうち星と月のカードは観測をする人物が描かれ「エステ家のタロット」などと似ている。 またこの「ジャック・ヴィーヴル版」は大アルカナに相当するカードの配列順が通常と違っている(上述の「ボローニャ版」と同じではないがかなり似た配列順になっている)のも特徴。 【参考】タロットでなくカード(日本でいうトランプ)の話であるが、一般的な印象と異なり、トランプ占いとタロット占いでは、トランプ占いの方が古い。 トランプ占いの最古の記録は1540年にフェラーラ公ヘルキューレ・エステに献じられた占いの書物に記されたものである。 なお、カード(日本でいうトランプ)による占いの方法は、古い時代には、あらかじめカードに意味が割り当てられているタイプのものではなく、易占いやサイコロ占いのように、出た数枚のカードの組み合わせに対して、それぞれ解説が割り当てられているという方式のものであり、いわばカード自体は、偶然性を提供する役をしているにすぎなかった。 現在に通じる、カードに予め意味が割り当てられているタイプのカード占いを確立したのは、エッティラが著した1770年の書物である。 この本の初版でエッティラは逆位置による意味の変化、カードに予め意味を割り当てる、といった点をトランプ占いに導入した。 ただし、こうした占いの方法が、彼以前の数十年程度の範囲であれば、記録に残らないところで、すでに民間で生まれていた可能性もある。 ジュブランはにタロットを発行しているがこれはオリジナルではなく当時の普通のものをそのまま発行しただけである。 また、このエジプト起源説は根拠のあるものではなく、当時、歴史的な箔付けのためにオカルト関係事の起源をエジプトに求めることが多かったことから、タロットもこれに倣って、神秘的な魔術用具として起源をエジプトに求めたものと考えられている。 また、カード占いを生業とする者が多かった流浪の民が(エジプトからの流民)と呼ばれていたことも、エジプト起源説の一因となっている。 しかし、現在ではジプシーはエジプトではなく西アジアからの移民である説が有力である。 また、ジプシーの占いは、元来は手相占いが主であり、カード占いが行われるようになるのは、それがひろまってからのことである。 本名ジャン・バプティスタ・アリエット。 エッティラは本名を逆に綴ったもの。 ただし英語読みであり、仏語ではエテイヤと発音する。 日本では英語読みのエッティラまたはエッティーラで親しまれている。 なお、一般にエッティラの前職が理髪師またはカツラ職人であったとされるがこれは誤解で、実際の前職は商人であった。 ただしタロットと占星術の対応関係については、後世の「黄金の夜明け団」等の説とは異なっているが、現代の創作タロットでもフランスや中米産のものにエッティラ説を踏襲しているものが存在する。 大アルカナとヘブライ文字の対応関係を主張したのはレヴィが最初であるとの説があるが誤りで、上記のジェブランの同時代人の説が最初である。 ただし、メレの説は「世界」のカードがヘブライ文字のアレフ、「審判」がベート、というようにカードと文字の順番を逆向きに対応させるもので、レヴィの新説とは異なっていた。 エドモンタロットは1950年代の占い師ベリーヌが発見し「グラン・タロー・ベリーヌ」という名で復刻されている。 「 ヘブライ文字を介して各カードと占星術が結びついている」と誤解した説があるが、正しくは「 カードを介して占星術とヘブライ文字が結び付けられた」のである。 パピュスは大アルカナとヘブライ文字との対応関係についてはレヴィの説を踏襲し、大アルカナと7惑星・12星座との対応関係についてはエッティラの説を微修正した上で踏襲し、その上で両者を組み合わせ、カードとヘブライ文字と占星術の3者の対応関係を一覧にしたのであって、『形成の書』には3者を具体的に対応させる記述はない。 パピュスはタロットと占星術の対応関係についてほぼエッティラを踏襲したがわずかに変更を加えている。 またレヴィが考えたヘブライ文字との対応に従って、ヘブライ文字のアルファベット順にカードを並べかえ、愚者のカード(当時は0番ではなく番号がなかった)に21番の番号を与え、通常なら21番とされる「世界」のカードを22番に変更した。 ウィルトはタロットと占星術の対応関係についてはエッティラやパピュスとも、また黄金の夜明け団の説ともまったく異なる説を立てた。 彼のタロットはその後何度か出たがに『中世版画師のタロット』と題する黄金に輝く絢爛たるカードとして決定版が出された。 これは早くから復刻された名作である。 ただし、黄金の夜明け団では、「愚者」のカードにアレフ、「魔術師」にベートを当てはめ、以下、タロットの番号順にヘブライ文字を当てはめるという方式になっており、上記のレヴィの説とは異なっている。 大アルカナと占星術との対応関係もエッティラ以来の伝統的な説とはまったく異なっている。 ただしこれらの小アルカナに絵柄を付けるアイディアは必ずしもウェイトの独創ではなく16世紀の絵柄付きタロット「 ソラ・ブスカ版 ()」を参考にしたものである。 タロットと占星術の対応関係についての伝統的な説では星座の順番通りに配列されているが、黄金の夜明け団の新説では特定の星座だけカードの絵柄との類似にこだわって天秤の描かれたカードである「正義」にを、獅子の描かれたカードである「力」にを当てはめたため、伝統的なタロットの並び順からすると、天秤座と獅子座の位置に入れ替わりが生じてしまう。 そこでこれを修正しようとして8番と11番の順番を入れ換えて12星座の配列順に合わせる説がでた。 「ウェイト版」もこの入れ替え説に従ったものであるが、ウェイト自身の創案というわけではない。 愚者のカードを0番としたのはウェイトのオリジナルではなく元々はジェブランの創案である。 消した理由は、ウェイトは、ヘブライ文字との対応に関してはレヴィ、パピュスやウィルトの説を継承し「黄金の夜明け団」の公式見解とは異なっていたためである。 またこれまで「愚者」のカードは冒頭か末尾に置かれていたのをウェイトが最初に20番と21番の間に置いたとの説があるが誤りで、ウェイトは「愚者」を冒頭に置いた。 最初に20番と21番の間に置いたのはパピュスである。 黄金の夜明け団の公式見解とは別に、それぞれの自説をもったメンバーの内紛もあり、ウェイト版は世間では大ヒットしたが団の内部では必ずしも評判のよいものではなかった。 黄金の夜明け団の系統に属する現代の魔術結社にも、自前のオリジナルカードを製作せず、アストラル・ネットワーク説を根拠にマルセイユ版を推奨する人がいるほどである。 ウェイト自身の著作も、個人的な説を述べているところと自説は抑えて団の公式見解を述べているところが混在しているので注意が必要である。 従って、一般的にウェイト版に分類されて黄金の夜明け団の系統とされる諸々のデッキも、必ずしもすべてが同一の説に基づいてはいるわけでもなく当然ながら絵柄も同じではない。

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