カトリック と プロテスタント。 カトリックとプロテスタントの違いとは?十字架や教会で簡単に見分ける方法

知っておきたい! カトリックとプロテスタントの4つの大きな違い

カトリック と プロテスタント

ミサとは、カトリックで行われる礼拝の儀式です。 日曜日やキリスト教の祝日だけでなく原則平日にも行います。 ミサでは聖書の朗読と司祭の説教、聖体拝領を行います。 ミサのメインは聖体拝領です。 聖体拝領とは、キリストの体となったといわれるパンと葡萄酒を食べることを指します。 この儀式は、キリストの最後の晩餐を模したもので、ミサの中で食べたパンと葡萄酒はキリストの体と血に変化すると考えられています。 この儀式を行うことでキリストや教会の共同体と一体になるという意味があります。 礼拝とはプロテスタントの礼拝儀式を指します。 礼拝は主に毎週日曜日に行われます。 プロテスタントは信仰は聖書のみなので、キリストとは聖書の言葉を中心として交わります。 そのため、聖書朗読に関する司祭の説教は、カトリックのミサよりも多く時間を取ります。 また、プロテスタントの礼拝には聖餐式というカトリックの聖体拝領と似た儀式がありますが、プロテスタントの多くの宗派では、パンと葡萄酒は象徴という意味しかないので必ずしなければいけないものではありません。 お祈り カトリックとプロテスタントは、お祈りの仕方にも違いがあります。 お祈りの後に十字を切るのがカトリックで、プロテスタントはお祈りの後に十字は切りません。 また、洗礼名と言うシステムはカトリックだけでプロテスタントにはありません。 プロテスタントは、偶像崇拝をしないのも違いの一つです。 カトリックの十字架には、イエスキリストの像が付いていますが、プロテスタントは偶像崇拝をしないため十字架に像は付いていません。 他にも、司祭はカトリックでは神父と呼ぶのに対して、プロテスタントは牧師と呼びます。 神父は男性のみがなれるもので、生涯独身が良いとされています。 牧師は女性でもなることができて結婚することもできます。 カトリックは聖書の解釈の仕方も細かく決められていますが、プロテスタントは信者がそれぞれの解釈を自由に持っています。 正教会 正教会は、カトリックとプロテスタントとは違うもう一つの宗派で、ギリシャや東洋の要素を取り入れたものです。 成り立ちは11世紀頃のローマ帝国の東西分割がきっかけで、東方教会と西方教会に分かれたこととされています。 この時の東方教会が正教会で、西方教会がローマ・カトリックです。 正教会はロシアやルーマニア、日本にも分布しており統一した組織はありません。 ただし、正教会同士は対等なので、もめ事が起きないようにトルコのコンスタンティノープル総主教座とロシアのモスクワ総主教座がまとめ役になっています。 正教会の特徴は、聖書だけでなく正教会が認めた聖伝を拠り所としていて、古代キリスト教の教えをそのまま伝えることです。 また、イコンという聖画像が特徴的です。 イコンとは天使やキリストといった教会史のなかであった出来事を絵にしたものです。 イコンそのものは信仰対象ではなく、あくまで描かれた原像に信仰を捧げます。 上記のことでルターは、教会で告発され破門されてしまいます。 しかし、ルターは自分の主張を綴った本を発行し、聖書のドイツ語訳などを行います。 それまで聖書は、ラテン語でのみ書かれており、聖職者がそれを信者に伝えていたため、信者の大半が聖書を読むことができませんでした。 つまり、聖書を読めることが聖職者の権力の源でもありました。 しかし、ルターが聖書をドイツ語訳し信者が自分で聖書を読めるようになったことで、その権力が脅かされることになります。 これをきっかけにルターの主張が人々に広まり、宗教改革がはじまります。 そして、どんどん増えるルター派に権力を脅かされること恐れたドイツのカール5世は、1529年にルター派を禁止します。 しかしルター派の諸侯たちはこれに反発し、ルター派はプロテスタント 抗議者 と呼ばれるようになります。 さらにドイツは、当時フランスやローマ教皇、トルコからの圧力にもさらされており国の内部で争っている場合ではなくなります。 そして、1555年アウグスブルグ宗教和議が結ばれ、プロテスタントは認められます。 また、ドイツ諸侯はカトリック派かプロテスタント派か選べるようになりました。 30年戦争 30年戦争とは1618年に始まった宗教戦争のことを指します。 この戦争は、1618年のベーメンの反乱がきっかけで起こります。 ベーメンの反乱は、カトリック教徒であるベーメン国王のフェルディナンドがカトリック以外の教徒、主にプロテスタントの教徒に改宗を強要したことが原因で始まります。 プロテスタントの新教徒は、これに反発を抱き反乱を起こしますが、フェルディナンドはスペインの支援もあり、1619年に神聖ローマ帝国を建国し皇帝になります。 そして新教徒は、1623年に鎮圧されてしまいました。 ここで戦争が終結するはずでしたが、領土拡大を狙うデンマークが、新教徒を救う名目で参戦します。 神聖ローマ帝国は有利な戦況にありましたが、さらにプロテスタント側にスウェーデンも参戦し戦いは激化します。 そしてそこに、カトリックの国であるフランスがプロテスタント側に参戦することになりますが、この頃には宗教は関係無く各国のヨーロッパを巻き込んだ乱戦状態になっていました。 そして1648年に戦争は終わり、ウェストファリア条約が結ばれます。 条約により、フランスとスウェーデンは領土を拡大し、オランダとスイスは独立を果たします。 神聖ローマ帝国は滅んでしまいました。 イギリスでは、国民の約64. その中の51. 3%がプロテスタント信者で、残りの13. 国民にプロテスタントが多い理由としては、16世紀の中頃イギリスの国王が、カトリックの教皇とバチカンの内政干渉を防ぐために、イングランド教会を作ったのが元とされています。 現在もイギリス王室の人間は、プロテスタントを信仰しています。 しかし、イングランド協会は、カトリックの内政干渉を防ぐためだけに作られたようなものなので、イギリスのプロテスタントの教派は教義に関してはカトリックとほとんど変わらないと言われています。 アイルランド.

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キリスト教Q&A

カトリック と プロテスタント

ただの言い方の違いではないんですね。 このように、それぞれの呼び方を変え区別化を図っているのです。 シンボルの違い キリスト教と言えば、十字架がシンボルでもあります。 実は、この十字架にもカトリックとプロテスタントでわかれています。 一般的に、アクセサリーなどにも用いられるのはシンプルなただの十字架ですが、これはプロテスタントのスタイルなのです。 一方、十字架とイエス・キリストがあるものが、カトリックのスタイルなのです。 マリア様の位置づけ イエス・キリストの母マリア様は精霊との間にイエス・キリストを設けたとされています。 その為、カトリックではイエス・キリストと同じく人間ではなく神としていますね。 現実的なのは、プロテスタントですね。 ミサ(葬儀)のちがい また、ミサの際の方法や意味もそれぞれ違います。 カトリックの場合、罪に対する許しをもらい永遠の命が与えられる様、故人の為に祈りを捧げます。 一方、プロテスタントの場合は神に故人の生涯を感謝をし故人の遺族を慰めるのが目的とされています。 つまり、カトリックは祈りを個人に、プロテスタントは神ささげる為の祈りとする違いがあるのです。 学業の教え また、学業においてもそれぞれ教えが違いますね。 まずカトリックは、上下関係やマナーを大事にし規則を重んる事の大切さを教えるような教育が多いです。 だからこそ、そういった事がきちんとでき教科書通りの勉強ができる子供が多いです。 一方で、プロテスタントは自由で伸び伸びと優しさや思いやりに重きを置き、個性を尊重した教育をする風習が多い為自分で考え行動できるような子供に育てていきます。 どちらにも、それぞれ大切な部分がありますね。 この他にも、様々な違いがカトリックとプロテスタントにはあります。 『神の義は信仰に始まり信仰に至らせる』 この言葉の解釈とは、救いへの道は人間が神の恵みを得るにふさわしい努力するのではなく、神を信頼し自らをゆだねる信仰のなかにのみ存在するという理論です。 また、そんな信仰の導は聖書にあるということを確信したのです。 これが、マルチン・ルターによる宗教改革の始まりです。 だからこそ、プロテスタント誕生はマルチン・ルター無しには語れないということになります。 一方で、元々のカトリックでの解釈は、人間の努力により救いへの道は開かれるとし、聖書だけでなく教会の伝承も大事にする考えです。 免罪符に対する考え方の違いも また、それまでカトリックでは免罪符さへ納めれば、罪が問われないという事になっていました。 イエス・キリスト• 主の祈り• 使徒信条• 三位一体• 聖餐 上記においての重要度や位置づけ、意味などはカトリックとプロテスタントといえども、共通の考えを持っていると言われています。 聖書においては、プロテスタントの方が重きを置いていますが共通する点と言えますね。 特に、使徒信条などは考えが違うとはいえキリスト教となのる以上、守るべきものとされています。 現状の対立状態 では、現代における対立状況はどうでしょうか。 宗派というのは、個人で始まる事もありますが、その多くが家族代々その教えや思想を大事にしてきています。 だからこそ、16世紀の宗教改革から続いている対立は現代でも続いており、この先も続くと言えます。 一方で、ドイツにおいてカトリックとプロテスタントの両教会の代表が、『互いに歩み寄る必要がある』と双方がそれぞれ同じ考えである事を口にしたという記事がありました。 このように、少しずつ時代と共に思想や宗教内での価値観が変わってきて、平和な世の中になると良いですね。 日本でもキリスト系のグッズは人気 また、日本でもカトリックかプロテスタントの違いを知らなくとも、キリスト教をイメージしているものは人気ですよね。 十字架のネックレス.

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カトリックとプロテスタントによる対立の現在は?違いを簡単に解説

カトリック と プロテスタント

ライターの市(いち)です。 学生時代、私は音楽を専門で勉強していたのですが、その中でも一番苦労したのが 音楽史です。 西洋音楽の大元と言っても良いのがキリスト教の「讃美歌」と「聖歌」で、そこから西洋音楽の歴史が始まります。 キリスト教に縁のない私たちは「讃美歌と聖歌ってどう違うの?」と思いますよね。 実はこれが、今回お話しする「プロテスタント」と「カトリック」の違いにあるのです。 仏教にも色々な宗派がありますが、キリスト教にも 多くの教派(宗派)が存在します。 その中でも、大きな教派として「プロテスタント」と「カトリック」が挙げられますが、この2つは同じキリスト教でも内容に大きな違いがあります。 私自身が理解に苦しんだ 2つの教派の違いについて、どう違うのかを分かりやすく紹介していきたいと思います。 カトリックに反発して生まれたのが「プロテスタント」 プロテスタントとカトリックにはなぜ違いがあるのか、まずは2つの教派が 誕生した経緯からお話しするところから始めたいと思います。 先に誕生したのは「カトリック」ですが、いつ始まったのかという年代は不明と言われています。 カトリックは、イエス・キリストの弟子たちが作った「初代教会(初期キリスト教)」の流れを汲んでおり、当初はキリスト教の 主流ともいえる教派でした。 それが312年に、当時ヨーロッパの一大勢力であったローマ帝国の皇帝・コンスタンチンがキリスト信者になったことで、カトリックは ローマ帝国の国教として一気に広がっていきました。 ところが16世紀に入り、ルターという人物を中心にカトリックに反発する人たちが現れます。 カトリックでは、自らの罪を軽くするためには教会が行っていた奉仕活動や改修などに必要な金銭を出すことが近道であると教えていました。 1517年、当時の教皇・レオ10世は、サン・ピエトロ大聖堂の改修費用を集めるため、罪を軽くする「贖宥状(しょくゆうじょう、免罪符とも言う)」を売り出し、購入した者は全免償(全ての罪が許される)という布告をしました。 「許しをお金で買うのはおかしい!」と考えた ルター達は、1529年に「抗議」という意味である「プロテスタント」という名の新しい教派を作りました。 (他にも、ローマの国教になったことで教えに政治的要素が含まれるようになったことなど、色々な要因はありますが、この出来事が大きなきっかけだったと言われています) キリスト教は、誕生してから多くの人たちがその考えに賛同したり、反発したりして様々な教派が生まれましたが、カトリックとプロテスタントは現在その中でも信者数の多い、 大きな教派になっています。 そのため、元々あったカトリックを「旧教」、新しく出来たプロテスタントを「新教」と呼ぶこともあります。 【ゆげ塾の5分でわかる「カトリックとプロテスタント」【お勉強デレッチョ】】 こちらの動画では、先ほど説明した歴史について説明されています。 見ていただいてから続きを読んでいただくと、2つの違いがより理解できますよ。 SPONSORED LINK プロテスタントとカトリック、大きな違いはこんなところ 先ほどは、プロテスタントとカトリックが誕生した経緯を紹介しましたが、次は具体的な 内容の違いを紹介します。 そのため「聖地巡礼」を行うのもカトリック信者だけです。 ただ、プロテスタントでもエルサレムはキリストが信仰を広め、処刑・復活した土地として重要な場所であるという考えはあります。 カトリックが「神父」でプロテスタントが「牧師」です。 そして、神父は男性のみ(女性は修道女)で生涯独身でないといけないのに対し、牧師は男女両方存在し、結婚も許されています。 また、カトリックの「神父」というのは聖職者の敬称であり、その中には 細かい階級(職名)があります。 階級は上から下記の通りです。 これに対してプロテスタントには階級と言うものがなく、プロテスタントの聖職者=「牧師」のみとなっています。 しかし、カトリックには細かな注釈があり、教派全体で内容の解釈が統一されているのに対し、プロテスタントは注釈がなく、内容の解釈は個人の自由とされています。 これも、カトリックは政治的要素を含み、組織として統一を図るためにできました。 こちらも政治的要素が含まれるようになったため、聖書よりも注釈を加えた教会(聖職者)が上になったという時代背景があります。 カトリックでは 儀式を「ミサ」、歌を「聖歌」と呼び、プロテスタントでは儀式を「礼拝」、歌を「讃美歌」と呼びます。 カトリックのミサとは、正確にはパンとぶどう酒をキリストの肉と血として信者に分け与える典礼のことで、その際に祈りの言葉をメロディに乗せて歌ったものが 聖歌です。 (最近ではカトリックの儀式全般がミサと言われています) そのため、聖歌はメロディが違っても歌詞は典礼の祈りの言葉が使われおり、どの曲も同じです。 これに対し、プロテスタントではパンとぶどう酒はあくまでキリストの象徴でしかなく、「 聖餐式(せいさんしき)」と呼ばれる同様の儀式があるものの、あまり形式にはこだわらず、月の第一日曜日だけに行われる場合が多いです。 また、讃美歌も聖歌とは違い、祈りの言葉ではなく神を称える言葉が歌詞に使われているため、歌詞は 千差万別です。 また、ミサと礼拝の内容にも違いがあります。 カトリック(ミサ)では、宗教的な儀式の時間が多くを占めるのに対し、プロテスタント(礼拝)では神を讃える、祈りを捧げる、聖書朗読と聖書説教の時間が大半を占めています。 まず、教会全体の見た目や内装です。 カトリックはとてもゴージャスで、中には彫像などが多く飾られている教会が多いのに対し、プロテスタントはとてもシンプルで中も十字架とパイプオルガンだけという教会が多いです。 これは、上で紹介したように、カトリックでは罪を軽くするという理由で信者から多くの金銭を集めていたため、資金が豊富だったことが要因の一つと言えます。 下の画像はカトリック教会の内装です。 そして、カトリック教会内には 「懺悔室」が存在します。 それに対し、プロテスタントでは誰でも直接罪の赦しを神から受けることができるので、懺悔室は存在しません。 さらに、キリストがはりつけにされている十字架はカトリック、十字架のみのものはプロテスタントという違いもあります。 だからといって、カトリックで神以外のものも拝む 「偶像崇拝」が認められているわけではありません。 これは「キリストや聖母マリアを通して神に祈る」という意味であって、その像自体を拝んでいるわけではないのです。 プロテスタントでは聖書にある「あなたは自分のために、刻んだ像を造ってはならない」という言葉を重要視するため、キリストや 聖母マリアの像を見ることはありません。 このように、マリア像の有無でもどちらの教派なのかを見分けることができます。 日本では昔、神様のことを「天主」と呼んでいたため、教会は「天主堂」と言われるようになったのですが、日本にキリスト教が入ってきた当時は、まだプロテスタントが存在していなかったため、 天主堂は全てカトリック教会となっているのです。 これも、プロテスタントがカトリックから分離する際に、聖書にないことは排除しようという考えから十字をきらなくなったと言われています。 SPONSORED LINK カトリックとプロテスタントの違い・まとめ カトリックとプロテスタントの違いを色々ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?以下は、上で紹介した違いを表でまとめました。 色々な考えがあると思いますが、キリスト教信者でない私は、教派によって違いがあるということだけは理解し、もし何かの機会にキリスト教の儀式に参加することがあった場合は失礼がないように、基礎知識だけは覚えておこうと思います。 その中でも、一番参加する可能性が高い儀式と言えば「葬儀」ではないでしょうか?仏教徒が多い日本ですが、その仏教のお葬式でさえ、作法や決まりを忘れがちです。 あまり縁のないキリスト教となれば、何をどうしていいか迷ってしまいますよね。 子供の頃、夏になると「お中元」と書かれた贈り物が届いて喜んでいた記憶はありませんか? 大人の風 7月から8月にかけて、日ごろお世話になっている方に感謝の意を込めて贈りものを贈る風習として、お中元が ライターのMichelleです。 多くの人が集まって華やかにお祝いをする結婚式。 主役である こんにちは!ライターのfunnyasukaです! 小学生の時に「ベルマーク」を集めていたことは ライターのyuzuharuです。 キリスト教の葬儀に参列されたことはありますか? もしク 七五三は可愛い我が子の成長を祝う大切な日。 親なら誰でも、我が子にできるだけのことをしてあげた 一人暮らしをする時に、ご近所への挨拶は必要でしょうか? それとも、必要ないのでしょうか? ライターの岸井アオイです。 お子さんの通っている小学校や保育園などでベルマークを集めていません 「ネクタイは毎日しているけれど、結び方は一種類しか知らない。 」という男性は意外と多いようです。 こんにちは、ライターの長谷川です。 みなさんは思わぬ訃報に、遺族に対してどのような言葉をかけて.

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