さすがにそろそろあなたに恋する。 たぶん、おれはもう一度あなたに恋をする 15

海中でも恋の季節が到来?水中写真家がとらえた恋に奮闘する魚たち

さすがにそろそろあなたに恋する

「はぁ〜……次で終わりか〜……もう返さなきゃな……」 手に取った10巻をそっと顔に近付ける。 すんっ……と匂いを嗅いでみた。 紙独特の香り。 あと古本独特の香りとも言えるかな。 「これ返しちゃったら……もうなんの繋がりも無くなっちゃうんだよなぁ……」 ボソリとそんな言葉を吐きながらラノベを胸にギュッと抱く。 私、家堀香織は、只今絶賛恋をしている。 いや、この気持ちを恋だなんて言っちゃったら、世の恋する乙女さん達に失礼か。 そして誰よりもその恋にまっすぐ生きているあの子にもね…… まだ恋とも呼べない程度のこの気持ちは、『ちょっと気になってる人が居る』くらいに留めておこう。 てかコレを恋だと認識してしまうのは非っ常〜にマズい! だって………………ねぇ? 「はぁ……まだ、返したくないな……」 またそうボソリと呟き私はページをめくった。 まぁそりゃ人並みの恋心を持ったことくらいはありますよ? でも燃えるようなと言うと……まったく思い浮かばない。 実はその恋心と思ったナニカも、単なる錯覚だったんじゃないかとも思う。 意図した事ではないにせよ、はっきり言って見た目はなかなかの美少女ですし? 性格も明るく元気よく、誰にでも分け隔てなく接する社交性も持ち合わせてますんで? そりゃまぁまぁモテますよ。 中学時代に一番仲良くしてた男の子に卒業式に告白されて、彼氏彼女の関係にだってなった事もある。 たった半年程度だけど。 正直、本当に仲のいい男友達だったから、このまま仲のいい友達の延長線上で付き合えるかなぁとか思ってた。 でもそんなことは無いんだよね。 だって男と女だもん。 そりゃ相手も年頃の健全な男子高校生だし、付き合い出した途端にスキンシップを求めるようになってきて、でも私はそれが嫌で嫌で、受け入れられた事といえばたまのデートでちょっと手を繋ぐことくらい。 ちょっとでも良い雰囲気に持ってかれそうになると、すぐにそこで『またね』って、バイバイしてた。 ああ……やっぱりこれは恋じゃなくて情だったんだなって気付いてすぐに別れた。 もちろん相手はすぐに納得なんかしなかったけど、『どう頑張ったって友達としか見られないから』って、『また前みたいに友達としてなら』って言ったら、次第に離れていったっけ。 何度男の子に告られても振り続けてきた私の唯一の恋愛体験がコレですよ?手ぇ繋いだだけとか中学生かよ。 そりゃ乙女成分が深刻に不足してるとか言われちゃいますよねー。 そんな私が、まだ数える程しか会った事もない、数える程しか言葉を交わした事もない、そんな人相手に恋なんかするわけないじゃん。 ただ、今まで会ったことないタイプの人だったからちょっと気になってるってだけの、そんなお話…… でも……あの捻ねた態度もめんどくさそうな眼差しも、それでいて可愛い後輩の為に『仕方ねぇな……』って助けちゃうとことか黙って本を読んでる横顔とか、なんか良くわかんないけどドストライクなんだよなぁ……しつこいナンパから助けてもらった時なんて、最っ高にカッコ悪くって最っ高にカッコ良かったもん…… そもそもあの先輩に興味を抱くのに難しい事なんて一つも無かった。 なにせあの一色いろはが夢中になってるんだから。 私の友達一色いろはは常に自分磨きに生きている。 どうしたら周りに自分を可愛く見せられるか? どうしたらみんな 男 に愛してもらえるか。 そのまっすぐな姿勢は自分磨きの探求者ともいえるだろう。 やだ!なんかここら辺一帯が厨二臭いわっ!? だからいろはにとって男なんてのは、ただ自分を飾り立てる為のアクセサリーに過ぎなかった。 飾り立てるアクセサリーは多ければ多いほどいいし、その中でも高価な物は特にステータスになる。 だからアクセサリーは高価であればあるほど周りから羨望の眼差しを受けられ、自分磨きの探求者たる一色いろはにとっては譲れない物であるはずなのだ。 譲れない物だったはずなのだ。 そんな一色いろはがステータスの塊たる葉山先輩への想いをあっさり棄てて、なんのステータスにもならない……ともすれば周りの目から磨いた自分を曇らせかねない、そんな学校一の嫌われものに夢中になった。 磨き上げてきた自分さえもあっさり棄てるほどに。 これで興味を持つなと言うほうが無理あるよね。 で、実際に会ってしまった。 言葉を交わしてしまった。 趣味が合ってしまった。 私は新しいラノベ発掘の為に千葉にきていた。 え?なんでわざわざって? そんなの、学校の人に見られたら困るからに決まってるじゃないですかっ! 私、決してオタクとかじゃないんですっ! ただちょっと少年漫画や深夜アニメや幼女先輩向けアニメ、ゲームなんかがちょ〜っと好きなだけの、普っ通〜のリア充女子高生なんですよっ。 ライトなオタって言っちゃてるし。 気にしたら負けですよ? そんなライトなオタの私でも、まだラノベには手を出して無かったんだよね〜。 てかもうオタ否定はしないのかよ。 なんか小説にまで手を出しちゃうとすっごい時間を取られそうだったのと、なんかラノベって漫画とかアニメよりもワンランク上なんですよね〜。 あざっす! んで、そろそろ読み終わっちゃいそうだから、なんか他に楽しそうなの無いかな〜、と。 ホントのこと言えば、先輩にまたオススメを聞きたいし借りれるもんなら借りたい。 で、感想なんかを言い合えたらもう最高! あの人にはアニメとかラノベの感想を言い合える友達居ないし、もちろん私にだってそっち方面の友達は居ない。 だからめちゃくちゃ楽しいんだろうな〜。 そんな事が出来たらっ。 でも、ちゃんと自覚してる。 あんまり深みにハマっちゃいけないって。 だから……もうあんまり近付かない方がいいかな〜……って。 だから借りてる本を返して、それで終わりにしよう。 そうすればラノベを貸してる後輩、ラノベを借してくれてる先輩っていう、ほんのちょっぴり特別なおかしな関係から、ただの後輩の友達、友達の先輩っていうなんてことない無関係の関係に戻れるもんね。 でも!それはそれとして、やっぱり礼は尽くさなきゃだめじゃないですか!ほら、私って結構そういうとこちゃんとしてますから。 つい先日たまたま手作りチョコ練習会やったし、本を返す時についでにチョコ渡したいとか思ってるんだよね〜。 この私が!乙女が仕事しない事に定評のあるこの私が! …………せっかく上手く出来たんだもん…… でも、手作りチョコなんて渡せる気しねぇぇぇ〜…… てか本だっていろはを介して借りてんのに、どうやってチョコ渡すのよ!? いや、でもさすがに借りた本を返すのに人を介すワケにもいかんし、ちゃんと自分の手で返してちゃんとお礼を言って、そしてちゃんとチョコレート渡したい。 あ〜……でもさすがに二人では会いたくないなぁ……なんか危険な香りがぷんぷんするもん。 とりあえず今期アニメで楽しんでるのは今期終了してから読みたいしぃ〜、じゃあやっぱり前期かもっと前に終わったヤツで楽しかったヤツから選んでみようかなぁ〜…… でも活字にしてみたら全然イメージと違ってガッカリ〜!とかも嫌だしお金も勿体ないしなぁ…… アニメから原作行って内容にガッカリするかもぉ……とか心配するなんて、ニワカ丸出し過ぎワロタw ご丁寧に草まで生やして一人脳内スレッド消化を楽しんでいた時、ふとしょーもない考えが頭を過った。 アホか。 現実と創作をごっちゃにすんなっての! てかこの考え自体がフラグっぽくてなんか恐い。 どんっ! 本の物色に夢中になるんじゃなくて頭の悪い思考に夢中になっていたちょうどその時、隣のお客さんとぶつかった……肩同士じゃなくてお尻同士が…… 嘘……でしょ……? 私は恐る恐る……本当に恐る恐るそちらに視線をやった。 そんな事あるわけないのに……ただのご都合主義の妄想のはずなのに…… 『な、なんだ……違うじゃんっ』 『あはははは、そんなわけないですよね〜!』 そう言いたかったのに、そのはずだったのに…… それなのになぜか確信してしまっていた……このぶつかった相手が誰であるのかを。 「……あ、すみませ………あ、家堀か……」 視線の先ではあの人が……比企谷先輩が……… 可愛い女の子のお尻に触れてしまったからなのか、若干キョドった様子でかったるそうに立っていた…… 続く いやいや遂に書いてしまいましたよ。 自己満足なオリキャラヒロイン>< 楽しんでもらえていたなら幸いなのですが…… なぜ最後と言ったのに最初に書いてしまったのか!? それは11巻が発売されてしまったら暫らく更新が途絶えてしまうかも知れず、いつになったら書けるのかの目星がつかなかったからです! 偉そうに言っても結局詐欺ですねごめんなさい。

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恋する救命救急医 魔王陥落|講談社X文庫ホワイトハート|講談社BOOK倶楽部

さすがにそろそろあなたに恋する

ずっと好きだった彼への想いを諦めるタイミングって難しいですよね。 でも、うまくいかないのはわかっているのに彼を引きずっていても、余計に心が苦しくなるだけかも。 そこで今回は「片思いの引き際を見極めるポイント」について20代男女にリサーチしてみました。 彼が避けるようになったら 「いつもしつこく彼女ヅラしてくる子がいたんだよね。 俺はあまり人を嫌いにならないタイプなんだけれど、あれはさすがに恐怖を感じて距離を置いた」(22歳/男性/大学生) 彼が避けるのはあなたの好意が重い、迷惑という表れ。 彼に話しかけたくても距離を置かれてしまうのであれば、そこから両想いになるのはかなり難しいかも・・・。 最悪の場合、彼に恐怖心を植え付けてしまい、友達でいることすらも難しくなってしまう可能性が。 露骨に避けられるようになったら、余計なことはせず彼のことは諦めたほうが良さそうです。 LINEを未読or既読スルーされるようになったら 「片想い中の先輩が、もう1ヵ月以上私のLINEを未読スルーしている。 どう考えても脈ナシですよね・・・」(20歳/女性/大学生) こちらも彼が「もう関わりたくない」と思っているサイン。 男性だって好きな子からLINEが来たら、きちんと返信するはず。 「好き」とまでいかなくてもエチケットとしてとりあえずは返す人も多いぐらいです。 ここでしつこくLINEを送り続けてしまうと、彼からますます嫌われるだけになってしまいます。 「返信が来ないってことは私のこと好きじゃないんだな」と客観的に捉えて、潔く身を引くようにしましょう。 彼に彼女ができたら 「私は彼に恋人ができたら片想いはやめます。 彼にも相手の彼女にも迷惑が掛かってしまうので」(23歳/女性/損保) 心の中で片想いをし続けるのは誰にも迷惑が掛かっていませんし、自由でしょう。 でも彼に恋人ができたとなると、片想いをしていても自分が苦しくなるだけ。 ここは「私は選ばれなかったんだな」「ちゃんと私の良さに気づいてくれる人を探そう」と片想いにケリをつけるべき。 そのほうが変な嫉妬心もわかず、新たな気持ちで恋活に励むことができるのではないでしょうか。 1回振られたら 「私は何もせず好きな人を諦めることはできないタイプ。 なので必ず告白はしますね。 でもそこで振られたら、もうしつこくせずに現実を受け入れます」(21歳/女性/美容師) もちろん振られても何度もアタックする女性もいますし、それもアリなのかなと思います。 でも彼もきちんとあなたと向き合って「付き合えない」との答えを出してくれたはず。 自分の想いばかりを一方的に押し付けるのではなく、彼の想いも真摯に受け止める必要があるでしょう。 告白をきっかけに身を引くことも、彼の精神面を考えたら大切なことかもしれませんね。 おわりに たまに「片想いのほうが楽しい」なんて話も聞きますが、それはお互いに好意があることが大前提。 もし上記のようなサインが彼から見られるのであれば、片想いは終わりにするべきでしょう。 そのほうが,自分自身も楽になるはずですよ。 (和/ライター) (ハウコレ編集部)• 「App Store」ボタンを押すと iTunes(外部サイト)が起動します。 アプリケーションは iPhone、iPad または Android でご利用いただけます。 Apple、Apple のロゴ、App Store、iPod のロゴ、iTunes は、米国および他国の Apple Inc. の登録商標です。 iPhone は Apple Inc. の商標です。 iPhone 商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。 Copyright C 2017 Apple Inc. All rights reserved. Android、Android ロゴ、Google Play、Google Play ロゴは、Google Inc. の商標または登録商標です。

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八幡と、恋する乙女の恋物語集

さすがにそろそろあなたに恋する

「はぁ〜……次で終わりか〜……もう返さなきゃな……」 手に取った10巻をそっと顔に近付ける。 すんっ……と匂いを嗅いでみた。 紙独特の香り。 あと古本独特の香りとも言えるかな。 「これ返しちゃったら……もうなんの繋がりも無くなっちゃうんだよなぁ……」 ボソリとそんな言葉を吐きながらラノベを胸にギュッと抱く。 私、家堀香織は、只今絶賛恋をしている。 いや、この気持ちを恋だなんて言っちゃったら、世の恋する乙女さん達に失礼か。 そして誰よりもその恋にまっすぐ生きているあの子にもね…… まだ恋とも呼べない程度のこの気持ちは、『ちょっと気になってる人が居る』くらいに留めておこう。 てかコレを恋だと認識してしまうのは非っ常〜にマズい! だって………………ねぇ? 「はぁ……まだ、返したくないな……」 またそうボソリと呟き私はページをめくった。 まぁそりゃ人並みの恋心を持ったことくらいはありますよ? でも燃えるようなと言うと……まったく思い浮かばない。 実はその恋心と思ったナニカも、単なる錯覚だったんじゃないかとも思う。 意図した事ではないにせよ、はっきり言って見た目はなかなかの美少女ですし? 性格も明るく元気よく、誰にでも分け隔てなく接する社交性も持ち合わせてますんで? そりゃまぁまぁモテますよ。 中学時代に一番仲良くしてた男の子に卒業式に告白されて、彼氏彼女の関係にだってなった事もある。 たった半年程度だけど。 正直、本当に仲のいい男友達だったから、このまま仲のいい友達の延長線上で付き合えるかなぁとか思ってた。 でもそんなことは無いんだよね。 だって男と女だもん。 そりゃ相手も年頃の健全な男子高校生だし、付き合い出した途端にスキンシップを求めるようになってきて、でも私はそれが嫌で嫌で、受け入れられた事といえばたまのデートでちょっと手を繋ぐことくらい。 ちょっとでも良い雰囲気に持ってかれそうになると、すぐにそこで『またね』って、バイバイしてた。 ああ……やっぱりこれは恋じゃなくて情だったんだなって気付いてすぐに別れた。 もちろん相手はすぐに納得なんかしなかったけど、『どう頑張ったって友達としか見られないから』って、『また前みたいに友達としてなら』って言ったら、次第に離れていったっけ。 何度男の子に告られても振り続けてきた私の唯一の恋愛体験がコレですよ?手ぇ繋いだだけとか中学生かよ。 そりゃ乙女成分が深刻に不足してるとか言われちゃいますよねー。 そんな私が、まだ数える程しか会った事もない、数える程しか言葉を交わした事もない、そんな人相手に恋なんかするわけないじゃん。 ただ、今まで会ったことないタイプの人だったからちょっと気になってるってだけの、そんなお話…… でも……あの捻ねた態度もめんどくさそうな眼差しも、それでいて可愛い後輩の為に『仕方ねぇな……』って助けちゃうとことか黙って本を読んでる横顔とか、なんか良くわかんないけどドストライクなんだよなぁ……しつこいナンパから助けてもらった時なんて、最っ高にカッコ悪くって最っ高にカッコ良かったもん…… そもそもあの先輩に興味を抱くのに難しい事なんて一つも無かった。 なにせあの一色いろはが夢中になってるんだから。 私の友達一色いろはは常に自分磨きに生きている。 どうしたら周りに自分を可愛く見せられるか? どうしたらみんな 男 に愛してもらえるか。 そのまっすぐな姿勢は自分磨きの探求者ともいえるだろう。 やだ!なんかここら辺一帯が厨二臭いわっ!? だからいろはにとって男なんてのは、ただ自分を飾り立てる為のアクセサリーに過ぎなかった。 飾り立てるアクセサリーは多ければ多いほどいいし、その中でも高価な物は特にステータスになる。 だからアクセサリーは高価であればあるほど周りから羨望の眼差しを受けられ、自分磨きの探求者たる一色いろはにとっては譲れない物であるはずなのだ。 譲れない物だったはずなのだ。 そんな一色いろはがステータスの塊たる葉山先輩への想いをあっさり棄てて、なんのステータスにもならない……ともすれば周りの目から磨いた自分を曇らせかねない、そんな学校一の嫌われものに夢中になった。 磨き上げてきた自分さえもあっさり棄てるほどに。 これで興味を持つなと言うほうが無理あるよね。 で、実際に会ってしまった。 言葉を交わしてしまった。 趣味が合ってしまった。 私は新しいラノベ発掘の為に千葉にきていた。 え?なんでわざわざって? そんなの、学校の人に見られたら困るからに決まってるじゃないですかっ! 私、決してオタクとかじゃないんですっ! ただちょっと少年漫画や深夜アニメや幼女先輩向けアニメ、ゲームなんかがちょ〜っと好きなだけの、普っ通〜のリア充女子高生なんですよっ。 ライトなオタって言っちゃてるし。 気にしたら負けですよ? そんなライトなオタの私でも、まだラノベには手を出して無かったんだよね〜。 てかもうオタ否定はしないのかよ。 なんか小説にまで手を出しちゃうとすっごい時間を取られそうだったのと、なんかラノベって漫画とかアニメよりもワンランク上なんですよね〜。 あざっす! んで、そろそろ読み終わっちゃいそうだから、なんか他に楽しそうなの無いかな〜、と。 ホントのこと言えば、先輩にまたオススメを聞きたいし借りれるもんなら借りたい。 で、感想なんかを言い合えたらもう最高! あの人にはアニメとかラノベの感想を言い合える友達居ないし、もちろん私にだってそっち方面の友達は居ない。 だからめちゃくちゃ楽しいんだろうな〜。 そんな事が出来たらっ。 でも、ちゃんと自覚してる。 あんまり深みにハマっちゃいけないって。 だから……もうあんまり近付かない方がいいかな〜……って。 だから借りてる本を返して、それで終わりにしよう。 そうすればラノベを貸してる後輩、ラノベを借してくれてる先輩っていう、ほんのちょっぴり特別なおかしな関係から、ただの後輩の友達、友達の先輩っていうなんてことない無関係の関係に戻れるもんね。 でも!それはそれとして、やっぱり礼は尽くさなきゃだめじゃないですか!ほら、私って結構そういうとこちゃんとしてますから。 つい先日たまたま手作りチョコ練習会やったし、本を返す時についでにチョコ渡したいとか思ってるんだよね〜。 この私が!乙女が仕事しない事に定評のあるこの私が! …………せっかく上手く出来たんだもん…… でも、手作りチョコなんて渡せる気しねぇぇぇ〜…… てか本だっていろはを介して借りてんのに、どうやってチョコ渡すのよ!? いや、でもさすがに借りた本を返すのに人を介すワケにもいかんし、ちゃんと自分の手で返してちゃんとお礼を言って、そしてちゃんとチョコレート渡したい。 あ〜……でもさすがに二人では会いたくないなぁ……なんか危険な香りがぷんぷんするもん。 とりあえず今期アニメで楽しんでるのは今期終了してから読みたいしぃ〜、じゃあやっぱり前期かもっと前に終わったヤツで楽しかったヤツから選んでみようかなぁ〜…… でも活字にしてみたら全然イメージと違ってガッカリ〜!とかも嫌だしお金も勿体ないしなぁ…… アニメから原作行って内容にガッカリするかもぉ……とか心配するなんて、ニワカ丸出し過ぎワロタw ご丁寧に草まで生やして一人脳内スレッド消化を楽しんでいた時、ふとしょーもない考えが頭を過った。 アホか。 現実と創作をごっちゃにすんなっての! てかこの考え自体がフラグっぽくてなんか恐い。 どんっ! 本の物色に夢中になるんじゃなくて頭の悪い思考に夢中になっていたちょうどその時、隣のお客さんとぶつかった……肩同士じゃなくてお尻同士が…… 嘘……でしょ……? 私は恐る恐る……本当に恐る恐るそちらに視線をやった。 そんな事あるわけないのに……ただのご都合主義の妄想のはずなのに…… 『な、なんだ……違うじゃんっ』 『あはははは、そんなわけないですよね〜!』 そう言いたかったのに、そのはずだったのに…… それなのになぜか確信してしまっていた……このぶつかった相手が誰であるのかを。 「……あ、すみませ………あ、家堀か……」 視線の先ではあの人が……比企谷先輩が……… 可愛い女の子のお尻に触れてしまったからなのか、若干キョドった様子でかったるそうに立っていた…… 続く いやいや遂に書いてしまいましたよ。 自己満足なオリキャラヒロイン>< 楽しんでもらえていたなら幸いなのですが…… なぜ最後と言ったのに最初に書いてしまったのか!? それは11巻が発売されてしまったら暫らく更新が途絶えてしまうかも知れず、いつになったら書けるのかの目星がつかなかったからです! 偉そうに言っても結局詐欺ですねごめんなさい。

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