スペイン 風邪 感染 者 数。 インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A

100年前5億人が感染したスペイン風邪 なぜ日本も終息に丸2年かかったのか?

スペイン 風邪 感染 者 数

新型コロナウィルスの広がりにより、世界各国で感染者数と死者数がどんどん増えていってしまっている現状、とても心配です。 今から100年ほど前に世界中で蔓延したスペイン風邪を思い出し、色々調べてみました。 スペイン風邪 スペイン風邪(Spanish Flu; 1918 influenza pandemic)は、1918年1月頃から蔓延が始まったインフルエンザパンデミックです。 その病原体はH1N1型ウイルスです。 死亡者数は、4,000万~5,000万人、一説には1億人を超えたともいわれています。 なお、スペイン風邪という名称は、この病気がスペインが発生源であることを示すものではなく、スペインにとっては風評被害のようなものです。 スペイン風邪が蔓延した当時、世界は第一次世界大戦の真っただ中で、戦争当事国であった、ドイツ、英国、フランス、米国では、国民や兵士の士気を維持するために、この病気やその死亡率の報道が検閲対象となり、メディアが自由に報道することができませんでした。 一方でスペインは、この戦争の中立国であり、戦時検閲がなかったことで、メディアが自由にこの伝染病の進展を報道することができました。 当時のスペイン国王のアルフォンソ13世も、この伝染病にかかって一時重態に陥り、その後の回復過程を含め、詳細に報道されたこともあり、この伝染病がスペインに飛びぬけて深刻な影響を及ぼしているとの誤解が生じ、その結果、スペイン風邪というニックネームがつけられ、それが図らずしも定着してしまった、というのが実際のところのようです。 (実際の発生源については諸説あり) 当時の日本人のスペイン風邪の罹患率 1918年当時の日本の人口は約5,600万人でしたが、そのうちスペイン風邪に罹患した人は、 約2,300万人。 なんと当時の日本人の 約40%がスペイン風邪を患ったことになります。 うち 亡くなった方は約39万人。 罹患者数に対する死亡者数の割合は1. 7%くらいです。 ) スペイン風邪の犠牲者の特徴 スペイン風邪で亡くなった方は「若い成人」が多い、という注目すべき特徴がありました。 アメリカのデータですが、1918年~1919年にスペイン風邪で亡くなった人は、99%が65歳未満の人でした。 そして亡くなった人の半数以上が、20~40歳の人だったそうです。 これは極めて異例のことです。 通常インフルエンザは、体力的に劣る人々、すなわち2歳未満の幼児、70歳を超える高齢者に犠牲者が出やすい、という特徴があるからです。 「なぜスペイン風邪は高齢者の犠牲者が極端に少なかったのか。 」これには諸説あるようですが、よく主張されるのは、この時代の高齢者は、1889~1890年に世界的に大流行したインフルエンザ(「Russian Flu」すなわち「ロシア風邪」としても知られています)を経験したことで、それと似たスペイン風邪のウイルスに対する免疫を獲得していたのではないか、というものです(ロシア風邪とスペイン風邪のウイルスの型は類似していたとのこと)。 但し、この説だとスペイン風邪流行時に30歳以上の人は、1889~1890年にはすでに生まれていたため、65歳以上の高齢者のみの死亡率だけが極端に少ないことの説明にはならないように思います。 話を元に戻しますが、ある歴史家によると、もっともスペイン風邪に耐性が低く、死亡率が高かったのは、「妊娠中の女性」だったとのことです。 このパンデミックで入院していた妊娠中の女性について13の研究で調べたところ、死亡率は23~71%にも上ったそうです。 そして出産後も生き残った女性についても、26%以上が子どもは助からなかったといいます。 スペイン風邪の流行の季節 インフルエンザは通常、冬季に蔓延しやすいのですが、スペイン風邪は必ずしもそうではありませんでした。 スペイン風邪は、第一波、第二波、第三波、と3回に分けて大流行しますが、第一波(感染性は高かったものの、致死率は通常のインフルエンザに比べて極端に高いとはいえなかった)は、現地の季節で 春から始まり、第二波は現地の季節で 晩秋から、第三波は現地の季節で 冬からそれぞれ始まっています。 とくに致死率の高かった第二波ですが、死亡者のもっとも多かったのは、1918年10月で、北半球でいうと 秋にあたります。 収束は突然に 最も致死率の高かった第二波が1918年に発生した後、新たな感染は突然減少します。 ほぼゼロに等しいレベルにまで激減したそうです。 例えばフィラデルフィア州では、10月16日を最終日とする週には、4,597名がインフルエンザで亡くなっていますが、11月11日までにはほとんどインフルエンザが消滅したとのことです。 これは、1918年のウイルスが、より毒性の低い型に突然変異したことが原因ではないか、とみる向きがあるようです。 実際にインフルエンザのウイルスにはこうしたことがよく起こるそうです。 (了) royo170.

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スペイン風邪(スペインかぜ)とは

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新型コロナ以外の感染病の感染者、死亡数まとめ 人類と伝染病との闘いの歴史は古く紀元前から始まっていました。 感染症は時代を問わず突如として現れ数千万人規模で死亡者が出たケースもあります。 ここではこれまで人類が直面した主な疫病をひとつずつ紹介していきます。 1980年5月にWHOが根絶を宣言。 ヒトにうつる感染症のなかで唯一根絶に成功。 ペストとは英語で「伝染病」という意味。 別名「黒死病」とも呼ばれる。 現在でも毎年世界で2000人程度の感染が確認されている。 5億人の22%にあたる 1億人が死亡した。 当時の医療技術では未熟な面もあり致死率は感染者のうち30~60%に及んだ。 イングランドやイタリアでは人口の8割が死亡し、全滅した街もあった。 現在は原因菌が突き止められ、2004~2015年では死亡率は8. 2%となっている。 風邪のような症状から急激に悪化して肺炎などを引き起こす。 感染力が非常に高く、ヒトの死因の中でも、もっとも多くのヒトを短期間で死に至らしめた。 日本では当時の人口5500万人中、約40万人が死亡した。 結核、マラリアと並ぶ3大感染症のひとつ。 感染者に同性愛者や麻薬常習者が多かったことで、感染者に対しての偏見がもたれることが多かった。 エイズは肺炎や悪性腫瘍など国に指定された23の病気を発症した状態を指す。 性行為による感染や母子感染も起こりえる。 新規感染者は1997年の290万人をピークに2018年には170万人。 死者は2004年に最も多い年間 200万人が死亡。 その後、治療薬などの開発が進み、2018年には77万人まで減少した。 2003年7月にWHOにより終息宣言がだされた。 2009年型新型インフルエンザ 2009年4月~2010年8月まで流行して、死者数は 28万4000人。 (WHOの発表は1万8500人だが発展途上国では検査を受けないまま肺炎などで死亡した例も多く、実際は28万4000人と米疾病対策センターなどの国際チームが発表した) スポンサードリンク コレラ コレラ菌による感染症。 高熱、嘔吐、下痢、脱水症状などの症状。 現在も感染は続いていて、世界での年間患者数は300~500万人。 2018年の年間死亡数は 約14万人。 麻疹(はしか) 2018年の世界死亡者数は 約14万人。 予防接種で予防が可能。 感染症を知るならこの本を絶対読むべき NHK「あさイチ」ほかメディアで多数取り上げられて知っている方もいるかと思いますが紹介します。 2020年のベストセラーになるほど人気で、読んだ人の評価が非常に高いのが特徴です。 感染症の歴史について、易しく、面白く勉強できます。 本書内で新型ウイルスの発生も警告されていました・・・。

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ペスト、コレラ、スペイン風邪・・・人類はどう感染症の流行と向き合ってきたか

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現在の市場は経済指標はほぼ無視状態。 コロナウイルスの感染者数と死者数にのみで株価が上下する異様な状態になっています。 過去にはSARSやMERSなど、人類は幾度となく感染症の脅威にさらされて来ています。 しかし、いずれの感染症に対しても乗り越えてきました。 楽観はできませんが、今回のコロナ禍もいつかは収束するはずです。 本記事では1918年に発生したスペイン風邪で起こったことを振り返り、今後のコロナ禍の行く末について解説していきます。 コロナ感染者数のピークアウトで狂ったように株が上昇しているけど、今の市場が織り込んでいないのは「コロナの第二波」。 ちなみに、スペイン風邪では第二波の方が重症化するケースが多かったのもお忘れなく。 死亡者数は2000万人。 これは人類のパンデミック史上最大の死亡者数となっています。 当時は第1次世界大戦の最中でしたが、その時の戦死者が1500万人。 スペイン風邪は第一次世界大戦の戦死者よりも多くの死者を出したことになります。 日本では第二波(1918年初冬)で感染爆発が起こっています。 収束までに人口の半分に当たる2380万人が感染し、その内39万人が死亡しています。 感染爆発が発生する前からソーシャル・ディスタンディングを実施することが、早期のピークアウトにはとても重要である。 しかし、対策は徹底的に行い、一定期間継続する必要がある。 まとめ 2020年4月10日現在、欧州各国でのコロナウイルス感染者数はピークアウトしています。 現在、アメリカがホットスポットとなっており、特にニューヨークでの感染拡大も徐々にピークアウトに近づきつつあります。 相場はまだ「コロナウイルスの第二波」を織り込んでいません。 もちろん、このまま収束してしまう可能性もありますが、投資家は全てのリスクを想定しておく必要があります。 第二波(スペイン風邪のパターンに倣えば2020年秋ごろ)では、ウイルスの変異によってより強力な感染力を持っている可能性もあります。 ダウ・ジョーンズや会社四季報などの優良な投資情報が無料 ・年会費・口座維持費が無料• 本取引に近い為替レート・取引環境で仮想マネーを使ったバーチャルFX取引が無料• クイック入金・オンライン出金も無料 ・フリーダイヤル24時間サポートも無料• 高性能チャート「プラチナチャートプラス」• 操作性が良く、初心者から上級者まですべての投資家を強力にサポートする「はっちゅう君FXプラス」• FX取引のタイミングを逃さない!ブラウザインストール型ツール「FXツールバー」• チャートを見ながら1タップですぐ注文。 スマホ専用アプリ「GMOクリック FXneo」.

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