食道 静脈 瘤 分類。 静脈瘤

静脈瘤

食道 静脈 瘤 分類

胃静脈瘤とは? 胃静脈瘤とは、門脈圧が亢進した時にできる側副血行路の一つです。 下のイラストを見てください。 正常の場合と、 門脈圧が亢進して胃静脈瘤ができている場合では血液の流れが全然違いますよね。 これは門脈圧が亢進することで、門脈から肝臓への血流が流れにくくなったり、流れなくなることが原因です。 この迂回路にはいくつかパターンがあるのですが、胃静脈瘤はその一つだということです。 胃静脈瘤ができやすい部位(好発部位)は? 胃静脈瘤は、 胃底部及び噴門部に見られることが多く、胃冠状静脈と短胃静脈の分枝が異常に拡張したものです。 胃の静脈瘤のCT所見を見てみましょう。 症例 60歳代 男性 アルコール性肝硬変 造影CTで、胃の穹窿部を中心に静脈瘤を認めています。 この造影CTでの様子を動画でチェックしてみましょう。 なぜ胃静脈瘤を治療する必要がある? 「なぜ胃の静脈瘤を治療する必要があるのでしょうか?」 それは、門脈圧亢進に伴う側副血行路のうち、大出血を起こす可能性がより高いのが• 食道静脈瘤• なぜこれらが大出血を起こしやすいかというと、胃液に触れ、血管が破綻(静脈瘤の破裂)する可能性があるからです。 ですので、食道・胃静脈瘤は 緊急出血時に治療することはもちろん、 破裂する兆候が見られるようになると待機的に治療する必要があります。 胃静脈瘤の原因は?どうやってできる? 胃静脈瘤は門脈圧亢進によって生じます。 その門脈圧亢進の原因として最も多いものは 肝硬変です。 では、 門脈圧亢進が起こるとなぜ胃の静脈瘤ができるのでしょうか? それを理解するにはまずは正常の血流をチェックしましょう。 上のイラストのように腎静脈は大循環系である下大静脈へ流れますが、• 胃からの血流である左胃静脈• 脾臓からの血流である脾静脈• 腎臓からの血流である腎静脈• 腸管からの血流である上腸間膜静脈 はいずれも 門脈へと流入して肝臓を経て肝静脈から大循環系である下大静脈へ流れます。 肝硬変などで肝臓が硬くなり門脈圧が亢進すると、門脈への血流が行き場を失います。 血流をどこかに流す必要があるので、側副血行路と言って迂回路が形成されます。 その迂回路の一つが、胃の静脈瘤であるということです。 下のように胃と腎静脈を結ぶ 胃-腎シャントが形成され、腎静脈から大循環系である下大静脈へ流れます。 胃静脈瘤は、食道静脈瘤と併存することが多いですが、単独に発生することもあります。 胃静脈瘤への供血路としては上で挙げた左胃静脈のほか、後胃静脈や短胃静脈の挙げられます。 この胃静脈瘤(と食道静脈瘤)の発生する流れとその治療法について動画を作りましたので、ぜひ参考にしてください。 胃静脈瘤の分類は? 胃静脈瘤は、噴門輪との関係により3つのタイプに分類されます。 1型:Lg-c 噴門輪に近接する静脈瘤• 2型:Lg-f 噴門輪から離れて孤立する静脈瘤• 3型:Lg-cf 胃噴門部から穹窿部に連続する静脈瘤 と分類されます。 胃静脈瘤の治療の適応は? 内視鏡で食道・胃静脈瘤を観察をして、上の静脈瘤のある部位以外に、静脈瘤の形態、色調、発赤所見を評価して治療の適応を判断します。 具体的には、以下の項目のうち• Cb、F2以上• RC1以上 などの場合は、破裂の徴候があると判断し、予防的治療を考慮します。 静脈瘤の形態(F:form)• F0:治療後に静脈瘤を認めない。 F1:直線的な比較的細い静脈瘤• F2:連珠状、中等度の静脈瘤• F3:結節状、腫瘤状の太い静脈瘤 静脈瘤の色調(C:color)• Cw:白色静脈瘤• Cb:青色静脈瘤 発赤所見(RC:red color sign)• RC0:発赤所見を全く認めない。 RC1:発赤所見を限局的に少数認める。 RC2:RC1とRC3の間。 RC3:発赤所見を全周性に認める。 (日本門脈圧亢進症学会 編:門脈圧亢進症取り扱い規約、金原出版 2013) 胃静脈瘤の治療は? 静脈瘤の分類により治療は異なります。 Lg-cの静脈瘤の治療 Lg-cの静脈瘤は食道静脈瘤と交通しているため、食道静脈瘤と同様に内視鏡的硬化療法(EIS:endoscopic injection sclerotherapy)が有効です。 胃カメラを用いて静脈瘤にアプローチしてカメラから針を出して静脈瘤を刺し、そこから硬化剤を注入します。 Lg-fとLg-cfの静脈瘤の治療 一方で、Lg-fとLg-cfの静脈瘤は食道静脈瘤と距離があり連続性がありません。 また噴門から離れた位置にある静脈瘤に対しては、胃カメラの固定が難しかったり、硬化剤が狙ったところに的確に入らないことがあります。 またこれらの静脈瘤は、• 胃-腎静脈シャント• 胃-下大静脈シャント を形成して大循環系に流出している場合が多いとされます。 下のイラストでは、胃-腎静脈シャントを形成して、大循環系へと流出している様子がわかります。 この状態でEISを行って硬化物質を流すと、すぐに流れて大循環系に流入するリスクがあります。 そこで行われるのが、• バルーン下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO:baloon-occluded retrograde transvenous obliteration)• 経皮経肝的静脈瘤塞栓療法(PTO:percutaneous transhepatic obliteration) といった治療です。 胃静脈瘤の治療BRTOとは? BRTOとは胃静脈瘤に対するカテーテルを用いた治療法のことです。 読み方はアルファベットをそのまま、「ビーアールティーオー」です。 BRTOは、baloon-occluded retrograde transvenous obliterationの略で、日本語ではバルーン下逆行性経静脈的塞栓術と呼ばれます。 そこで硬化剤を流し、胃静脈瘤を根絶しようとする治療です。 ヒストアクリルを使うこともあります。 BRTOを行う際には、胃-腎シャントをバルーンで閉塞して、造影剤を流してみてどのように側副路が描出されるかをチェックすることが重要です。 というのは硬化剤を流したときに胃静脈瘤内にとどまらず他の側副路に流れてしまってはいけないからです。 他の側副路としては、• 下横隔膜静脈(最多)• 心膜静脈• 上行腰静脈、半着静脈系の細かい静脈 が挙げられます。 もし、バルーンで閉塞した状態で造影をしてこれらの側副路から下大静脈、奇静脈系への流出が見られたら、それらの側副路をあらかじめ閉塞させる必要があります。 その他、脾-腎シャントが胃-腎シャントとは別に副腎静脈に合流していることがあり、この場合は、硬化剤(5%EOI)が、脾静脈に流れて、門脈血栓を作る危険があるのでこれがないことも確認する必要があります。 その状態で造影剤を流して、静脈瘤のみが描出されることを確認して、硬化剤を流して胃静脈瘤を固めます。 これがBRTOです。 血管内に血栓を作る作用があります。 オルダミンは1Vが最大量とされています。 適当量を流した後は、1-2時間程度そのままの状態で放置し、その後で吸引できるものは吸引してバルーン閉塞を解除して終了します。 施設によっては、翌日まで留置することもあります。 ハプトグロビン 5%EOIは溶血を起こすので、腎不全を防ぐためにハプトグロビンを4000単位術前に投与します。 無水エタノール 5%EOIの投与量を減らすために使われます。 ただし、最大使用量は0. BRTOの合併症は? BRTOの合併症としては、• 腎機能障害(これを防ぐためにハプトグロビンを用いる)• 肝障害• EOIによる肺水腫、ショック• 肺梗塞• エタノールによるアレルギー反応• 食道静脈瘤の増悪 と言ったものが報告されています。 最後に 胃静脈瘤についてまとめました。

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食道静脈瘤の病態生理と看護 No:1768

食道 静脈 瘤 分類

この節のが望まれています。 I00-I02 急性リウマチ熱 [ ]• I00 心臓併発症の記載のないリウマチ熱• I01 心臓併発症を伴うリウマチ熱• I01. 0 急性リウマチ性心膜炎• I01. 1 急性リウマチ性心内膜炎• I01. 2 急性リウマチ性心筋炎• I01. 8 その他の急性リウマチ性心疾患• I01. 9 急性リウマチ性心疾患,詳細不明• I02 リウマチ性舞踏病• I02. 0 心臓併発症を伴うリウマチ性舞踏病• I02. 9 心臓併発症を伴わないリウマチ性舞踏病 I05-I09 慢性リウマチ性心疾患 [ ]• I05 リウマチ性僧帽弁疾患• I05. 0 僧帽弁狭窄 症• I05. 1 リウマチ性僧帽弁閉鎖不全 症• I05. 2 閉鎖不全 症 を伴う僧帽弁狭窄 症• I05. 8 その他の僧帽弁疾患• I05. 9 僧帽弁疾患,詳細不明• I06 リウマチ性大動脈弁疾患• I06. 0 リウマチ性大動脈狭窄 症• I06. 1 リウマチ性大動脈弁閉鎖不全 症• I06. 2 閉鎖不全 症 を伴うリウマチ性大動脈弁狭窄 症• I06. 8 その他のリウマチ性大動脈弁疾患• I06. 9 リウマチ性大動脈弁疾患,詳細不明• I07 リウマチ性三尖弁疾患• I07. 0 三尖弁狭窄 症• I07. 1 三尖弁閉鎖不全 症• I07. 2 閉鎖不全 症 を伴う三尖弁狭窄 症• I07. 8 その他の三尖弁疾患• I07. 9 三尖弁疾患,詳細不明• I08 連合弁膜症• I08. 0 僧帽弁及び大動脈弁の合併障害• I08. 1 僧帽弁及び三尖弁の合併障害• I08. 2 大動脈弁及び三尖弁の合併障害• I08. 3 僧帽弁,大動脈弁及び三尖弁の合併障害• I08. 8 その他の連合弁膜症• I08. 9 連合弁膜症,詳細不明• I09 その他のリウマチ性心疾患• I09. 0 リウマチ性心筋炎• I09. 1 心内膜のリウマチ性疾患,弁膜不詳• I09. 2 慢性リウマチ性心膜炎• I09. 8 その他の明示されたリウマチ性心疾患• I09. 9 リウマチ性心疾患,詳細不明 I10-I15 高血圧性疾患 [ ]• I10 本態性 原発性 高血圧 症• I11 高血圧性心疾患• I11. 0 心不全 うっ血性 を伴う高血圧性心疾患• I11. 9 心不全 うっ血性 を伴わない高血圧性心疾患• I12 高血圧性腎疾患• I12. 0 腎不全を伴う高血圧性腎疾患• I12. 9 腎不全を伴わない高血圧性腎疾患• I13 高血圧性心腎疾患• I13. 0 心不全 うっ血性 を伴う高血圧性心腎疾患• I13. 1 腎不全を伴う高血圧性心腎疾患• I13. 2 心不全 うっ血性 及び腎不全の合併を伴う高血圧性心腎疾患• I13. 9 高血圧性心腎疾患,詳細不明• I15 二次性高血圧 症• I15. 0 腎血管性高血圧 症• I15. 1 その他の腎障害による二次性高血圧 症• I15. 2 内分泌障害による二次性高血圧 症• I15. 8 その他の二次性高血圧 症• I15. 9 二次性高血圧 症 ,詳細不明 I20-I25 虚血性心疾患 [ ]• I20 狭心症• I20. 0 不安定狭心症• I20. 1 記録されたれん縮を伴う狭心症• I20. 8 その他の型の狭心症• I20. 9 狭心症,詳細不明• I21 急性心筋梗塞• I21. 0 前壁の急性貫壁性心筋梗塞• I21. 1 下壁の急性貫壁性心筋梗塞• I21. 2 その他の部位の急性貫壁性心筋梗塞• I21. 3 急性貫壁性心筋梗塞,部位不明• I21. 4 急性心内膜下心筋梗塞• I21. 9 急性心筋梗塞,詳細不明• I22 再発性心筋梗塞• I22. 0 前壁の再発性心筋梗塞• I22. 1 下壁の再発性心筋梗塞• I22. 8 その他の部位の再発性心筋梗塞• I22. 9 部位不明の再発性心筋梗塞• I23 急性心筋梗塞の続発合併症• I23. 0 急性心筋梗塞の続発合併症としての心膜血腫• I23. 1 急性心筋梗塞の続発合併症としての心房中隔欠損 症• I23. 2 急性心筋梗塞の続発合併症としての心室中隔欠損 症• I23. 3 急性心筋梗塞の続発合併症としての心膜血腫を伴わない心 壁 破裂• I23. 4 急性心筋梗塞の続発合併症としての腱索の断裂• I23. 5 急性心筋梗塞の続発合併症としての乳頭筋の断裂• I23. 6 急性心筋梗塞の続発合併症としての心房,心耳,心室の血栓症• I23. 8 急性心筋梗塞のその他の続発合併症• I24 その他の急性虚血性心疾患• I24. 0 冠 状 動脈 血栓症,心筋梗塞に至らなかったもの• I24. 1 ドレッスラー症候群• I24. 8 その他の型の急性虚血性心疾患• I24. 9 急性虚血性心疾患,詳細不明• I25 慢性虚血性心疾患• I25. I25. I25. 2 陳旧性心筋梗塞• I25. 3 心室瘤• I25. 4 冠 状 動脈瘤• I25. 5 虚血性心筋症• I25. 6 無痛性心筋虚血• I25. 8 その他の型の慢性虚血性心疾患• I25. 9 慢性虚血性心疾患,詳細不明 I26-I28 肺性心疾患及び肺循環疾患 [ ]• I26 肺塞栓症• I26. 0 急性肺性心と記載された肺塞栓症• I26. 9 急性肺性心の記載のない肺塞栓症• I27 その他の肺性心疾患• I27. 0 原発性肺高血圧 症• I27. 1 脊柱 後弯側弯性心疾患• I27. 2 その他の二次性肺高血圧(症)• I27. 8 その他の明示された肺性心疾患• I27. 9 肺性心疾患,詳細不明• I28 その他の肺血管の疾患• I28. 0 肺血管の動静脈瘻• I28. 1 肺動脈の動脈瘤• I28. 8 肺血管のその他の明示された疾患• I28. 9 肺血管の疾患,詳細不明 I30-I52 その他の型の心疾患 [ ]• I30 急性心膜炎• I30. 0 急性非特異性特発性心膜炎• I30. 1 感染性心膜炎• I30. 8 その他の型の急性心膜炎• I30. 9 急性心膜炎,詳細不明• I31 心膜のその他の疾患• I31. 0 慢性癒着性心膜炎• I31. 1 慢性収縮性心膜炎• I31. 2 心膜血腫,他に分類されないもの• I31. 3 心膜滲出液 非炎症性• I31. 8 心膜のその他の明示された疾患• I31. 9 心膜の疾患,詳細不明• I32 他に分類される疾患における心膜炎• I32. 0 他に分類される細菌性疾患における心膜炎• I32. 1 他に分類されるその他の感染症及び寄生虫症における心膜炎• I32. 8 他に分類されるその他の疾患における心膜炎• I33 急性及び亜急性心内膜炎• I33. 0 急性及び亜急性感染性心内膜炎• I33. 9 急性心内膜炎,詳細不明• I34 非リウマチ性僧帽弁障害• I34. 0 僧帽弁閉鎖不全 症• I34. 1 僧帽弁逸脱 症• I34. 2 非リウマチ性僧帽弁狭窄 症• I34. 8 その他の非リウマチ性僧帽弁障害• I34. 9 非リウマチ性僧帽弁障害,詳細不明• I35 非リウマチ性大動脈弁障害• I35. 0 大動脈弁狭窄 症• I35. 1 大動脈弁閉鎖不全 症• I35. 2 大動脈弁の閉鎖不全 症 を伴う狭窄 症• I35. 8 その他の大動脈弁障害• I35. 9 大動脈弁障害,詳細不明• I36 非リウマチ性三尖弁障害• I36. 0 非リウマチ性三尖弁狭窄 症• I36. 1 非リウマチ性三尖弁閉鎖不全 症• I36. 2 閉鎖不全 症 を伴う非リウマチ性三尖弁狭窄 症• I36. 8 その他の非リウマチ性三尖弁障害• I36. 9 非リウマチ性三尖弁障害,詳細不明• I37 肺動脈弁障害• I37. 0 肺動脈弁狭窄 症• I37. 1 肺動脈弁閉鎖不全 症• I37. 2 肺動脈弁の閉鎖不全 症 を伴う狭窄 症• I37. 8 その他の肺動脈弁障害• I37. 9 肺動脈弁障害,詳細不明• I38 心内膜炎,弁膜不詳• I39 他に分類される疾患における心内膜炎及び心弁膜障害• I39. 0 他に分類される疾患における僧帽弁障害• I39. 1 他に分類される疾患における大動脈弁障害• I39. 2 他に分類される疾患における三尖弁障害• I39. 3 他に分類される疾患における肺動脈弁障害• I39. 4 他に分類される疾患における連合弁膜症• I39. 8 弁膜不詳の心内膜炎,他に分類される疾患におけるもの• I40 急性心筋炎• I40. 0 感染性心筋炎• I40. 1 孤立性心筋炎• I40. 8 その他の急性心筋炎• I40. 9 急性心筋炎,詳細不明• I41 他に分類される疾患における心筋炎• I41. 0 他に分類される細菌性疾患における心筋炎• I41. 1 他に分類されるウイルス疾患における心筋炎• I41. 2 他に分類されるその他の感染症及び寄生虫症における心筋炎• I41. 8 他に分類されるその他の疾患における心筋炎• I42 心筋症• I42. 0 拡張型心筋症• I42. 1 閉塞性肥大型心筋症• I42. 2 その他の肥大型心筋症• I42. 3 心内膜心筋 好酸球性 疾患• I42. 4 心内膜線維弾性症• I42. 5 その他の拘束型心筋症• I42. 6 アルコール性心筋症• I42. 7 薬物及びその他の外的因子による心筋症• I42. 8 その他の心筋症• I42. 9 心筋症,詳細不明• I43 他に分類される疾患における心筋症• I43. 0 他に分類される感染症及び寄生虫症における心筋症• I43. 1 代謝疾患における心筋症• I43. 2 栄養性疾患における心筋症• I43. 8 他に分類されるその他の疾患における心筋症• I44 房室ブロック及び左脚ブロック• I44. 0 房室ブロック,第1度• I44. 1 房室ブロック,第2度• I44. 2 房室ブロック,完全• I44. 3 その他及び詳細不明の房室ブロック• I44. 4 左脚前枝ブロック• I44. 5 左脚後枝ブロック• I44. 6 その他及び詳細不明の分枝ブロック• I44. 7 左脚ブロック,詳細不明• I45 その他の伝導障害• I45. 0 右脚分枝ブロック• I45. 1 その他及び詳細不明の右脚ブロック• I45. 2 二束ブロック• I45. 3 三束ブロック• I45. 4 非特異性心室内ブロック• I45. 5 その他の明示された心ブロック• I45. 6 早期興奮症候群• I45. 8 その他の明示された伝導障害• I45. 9 伝導障害,詳細不明• I46 心停止• I46. 0 蘇生に成功した心停止• I46. 1 心臓性突然死と記載されたもの• I46. 9 心停止,詳細不明• I47 発作性頻拍 症• I47. 0 リエントリー性心室性不整脈• I47. 1 上室 性 頻拍 症• I47. 2 心室 性 頻拍 症• I47. 9 発作性頻拍 症 ,詳細不明• I48 心房細動及び粗動• I49 その他の不整脈• I49. 0 心室細動及び粗動• I49. 1 心房 性 早期脱分極• I49. 2 房室接合部早期脱分極• I49. 3 心室性早期脱分極• I49. 4 その他及び詳細不明の早期脱分極• I49. 5 洞不全症候群• I49. 8 その他の明示された不整脈• I49. 9 不整脈,詳細不明• I50 心不全• I50. 0 うっ血性心不全• I50. 1 左室不全• I50. 9 心不全,詳細不明• I51 心疾患の合併症及び診断名不明確な心疾患の記載• I51. 0 心 臓 中隔欠損 症 ,後天性• I51. 1 腱索の断裂,他に分類されないもの• I51. 2 乳頭筋の断裂,他に分類されないもの• I51. 3 心臓内血栓症,他に分類されないもの• I51. 4 心筋炎,詳細不明• I51. 5 心筋変性 症• I51. 6 心血管疾患,詳細不明• I51. 7 心 臓 拡大• I51. 8 その他の診断名不明確な心疾患• I51. 9 心疾患,詳細不明• I52 他に分類される疾患におけるその他の心臓障害• I52. 0 他に分類される細菌性疾患におけるその他の心臓障害• I52. 1 他に分類されるその他の感染症及び寄生虫症におけるその他の心臓障害• I52. 8 他に分類されるその他の疾患におけるその他の心臓障害 I60-I69 脳血管疾患 [ ]• I60 くも膜下出血• I60. 0 頚動脈サイフォン及び頚動脈分岐部からのくも膜下出血• I60. 1 中大脳動脈からのくも膜下出血• I60. 2 前交通動脈からのくも膜下出血• I60. 3 後交通動脈からのくも膜下出血• I60. 4 脳底動脈からのくも膜下出血• I60. 5 椎骨動脈からのくも膜下出血• I60. 6 その他の頭蓋内動脈からのくも膜下出血• I60. 7 頭蓋内動脈からのくも膜下出血,詳細不明• I60. 8 その他のくも膜下出血• I60. 9 くも膜下出血,詳細不明• I61 脳内出血• I61. 0 大脳 半球の脳内出血,皮質下• I61. 1 大脳 半球の脳内出血,皮質• I61. 2 大脳 半球の脳内出血,詳細不明• I61. 3 脳幹の脳内出血• I61. 4 小脳の脳内出血• I61. 5 脳内出血,脳室内• I61. 6 脳内出血,多発限局性• I61. 8 その他の脳内出血• I61. 9 脳内出血,詳細不明• I62 その他の非外傷性頭蓋内出血• I62. 0 硬膜下出血 急性 非外傷性• I62. 1 非外傷性硬膜外出血• I62. 9 頭蓋内出血 非外傷性 ,詳細不明• I63 脳梗塞• I63. 0 脳実質外動脈の血栓症による脳梗塞• I63. 1 脳実質外動脈の塞栓症による脳梗塞• I63. 2 脳実質外動脈の詳細不明の閉塞又は狭窄による脳梗塞• I63. 3 脳動脈の血栓症による脳梗塞• I63. 4 脳動脈の塞栓症による脳梗塞• I63. 5 脳動脈の詳細不明の閉塞又は狭窄による脳梗塞• I63. 6 脳静脈血栓症による脳梗塞,非化膿性• I63. 8 その他の脳梗塞• I63. 9 脳梗塞,詳細不明• I64 脳卒中,脳出血又は脳梗塞と明示されないもの• I65 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの• I65. 0 椎骨動脈の閉塞及び狭窄• I65. 1 脳底動脈の閉塞及び狭窄• I65. 2 頚動脈の閉塞及び狭窄• I65. 3 多発性及び両側性の脳実質外動脈の閉塞及び狭窄• I65. 8 その他の脳実質外動脈の閉塞及び狭窄• I65. 9 詳細不明の脳実質外動脈の閉塞及び狭窄• I66 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの• I66. 0 中大脳動脈の閉塞及び狭窄• I66. 1 前大脳動脈の閉塞及び狭窄• I66. 2 後大脳動脈の閉塞及び狭窄• I66. 3 小脳動脈の閉塞及び狭窄• I66. 4 多発性及び両側性の脳動脈の閉塞及び狭窄• I66. 8 その他の脳動脈の閉塞及び狭窄• I66. 9 詳細不明の脳動脈の閉塞及び狭窄• I67 その他の脳血管疾患• I67. 0 脳動脈壁の解離,非破裂性• I67. 1 脳動脈瘤,非破裂性• I67. I67. 3 進行性血管性白質脳症• I67. 4 高血圧性脳症• I67. 5 もやもや病• I67. 6 頭蓋内静脈系の非化膿性血栓症• I67. 7 脳動脈炎,他に分類されないもの• I67. 8 その他の明示された脳血管疾患• I67. 9 脳血管疾患,詳細不明• I68 他に分類される疾患における脳血管障害• I68. 0 脳アミロイド血管症 E85. I68. 1 他に分類される感染症及び寄生虫症における脳動脈炎• I68. 2 他に分類されるその他の疾患における脳動脈炎• I68. 8 他に分類される疾患におけるその他の脳血管障害• I69 脳血管疾患の続発・後遺症• I69. 0 くも膜下出血の続発・後遺症• I69. 1 脳内出血の続発・後遺症• I69. 2 その他の非外傷性頭蓋内出血の続発・後遺症• I69. 3 脳梗塞の続発・後遺症• I69. 4 脳卒中の続発・後遺症,出血又は梗塞と明示されないもの• I69. 8 その他及び詳細不明の脳血管疾患の続発・後遺症 I70-I79 動脈,細動脈及び毛細血管の疾患 [ ]• I70. I70. I70. I70. I70. I71 大動脈瘤及び解離• I71. 0 大動脈の解離[各部位]• I71. 1 胸部大動脈瘤,破裂性• I71. 2 胸部大動脈瘤,破裂の記載がないもの• I71. 3 腹部大動脈瘤,破裂性• I71. 4 腹部大動脈瘤,破裂の記載がないもの• I71. 5 胸腹部大動脈瘤,破裂性• I71. 6 胸腹部大動脈瘤,破裂の記載がないもの• I71. 8 部位不明の大動脈瘤,破裂性• I71. 9 部位不明の大動脈瘤,破裂の記載がないもの• I72 その他の動脈瘤• I72. 0 頚動脈瘤• I72. 1 上肢の動脈瘤• I72. 2 腎動脈瘤• I72. 3 腸骨動脈瘤• I72. 4 下肢の動脈瘤• I72. 8 その他の明示された動脈の動脈瘤• I72. 9 部位不明の動脈瘤• I73 その他の末梢血管疾患• I73. 0 レイノー症候群• I73. 1 閉塞性血栓血管炎[ビュルガー病]• I73. 8 その他の明示された末梢血管疾患• I73. 9 末梢血管疾患,詳細不明• I74 動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 0 腹部大動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 1 その他及び部位不明の大動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 2 上肢の動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 3 下肢の動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 4 詳細不明の 四 肢の動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 5 腸骨動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 8 その他の動脈の塞栓症及び血栓症• I74. 9 詳細不明の動脈の塞栓症及び血栓症• I77 動脈及び細動脈のその他の障害• I77. 0 動静脈瘻,後天性• I77. 1 動脈の狭窄• I77. 2 動脈の破裂• I77. 3 動脈の線維筋形成異常• I77. 4 腹腔動脈圧迫症候群• I77. 5 動脈え死• I77. 6 動脈炎,詳細不明• I77. 8 動脈及び細動脈のその他の明示された障害• I77. 9 動脈及び細動脈の障害,詳細不明• I78 毛細血管の疾患• I78. 0 遺伝性出血性毛細血管拡張症• I78. 1 母斑,非新生物性• I78. 8 毛細血管のその他の疾患• I78. 9 毛細血管の疾患,詳細不明• I79 他に分類される疾患における動脈,細動脈及び毛細血管の障害• I79. 0 他に分類される疾患における大動脈瘤• I79. 1 他に分類される疾患における大動脈炎• I79. 2 他に分類される疾患における末梢血管症• I79. 8 他に分類される疾患における動脈,細動脈及び毛細血管のその他の障害 I80-I89 静脈,リンパ管及びリンパ節の疾患,他に分類されないもの [ ]• I80 静脈炎及び血栓 性 静脈炎• I80. 0 下肢の表在血管の静脈炎及び血栓 性 静脈炎• I80. 1 大腿静脈の静脈炎及び血栓 性 静脈炎• I80. 2 下肢のその他の深在血管の静脈炎及び血栓 性 静脈炎• I80. 3 下肢の静脈炎及び血栓 性 静脈炎,詳細不明• I80. 8 その他の部位の静脈炎及び血栓 性 静脈炎• I80. 9 部位不明の静脈炎及び血栓 性 静脈炎• I81 門脈血栓症• I82 その他の静脈の塞栓症及び血栓症• I82. 0 バッド・キアリ症候群• I82. 1 遊走性血栓 性 静脈炎• I82. 2 大静脈の塞栓症及び血栓症• I82. 3 腎静脈の塞栓症及び血栓症• I82. 8 その他の明示された静脈の塞栓症及び血栓症• I82. 9 部位不明の静脈の塞栓症及び血栓症• I83 下肢の静脈瘤• I83. 0 潰瘍を伴う下肢の静脈瘤• I83. 1 炎症を伴う下肢の静脈瘤• I83. 2 潰瘍及び炎症の両者を伴う下肢の静脈瘤• I83. 9 潰瘍又は炎症を伴わない下肢の静脈瘤• I84 痔核• I84. 0 血栓性内痔核• I84. 1 その他の合併症を伴う内痔核• I84. 2 合併症を伴わない内痔核• I84. 3 血栓性外痔核• I84. 4 その他の合併症を伴う外痔核• I84. 5 合併症を伴わない外痔核• I84. 6 残遺痔核皮膚弁• I84. 7 詳細不明の血栓性痔核• I84. 8 その他の合併症を伴う詳細不明の痔核• I84. 9 合併症を伴わない痔核,詳細不明• I85 食道静脈瘤• I85. 0 出血を伴う食道静脈瘤• I85. 9 出血を伴わない食道静脈瘤• I86 その他の部位の静脈瘤• I86. 0 舌下静脈瘤• I86. 1 陰のう静脈瘤• I86. 2 骨盤静脈瘤• I86. 3 外陰静脈瘤• I86. 4 胃静脈瘤• I86. 8 その他の明示された部位の静脈瘤• I87 静脈のその他の障害• I87. 0 静脈炎後症候群• I87. 1 静脈圧迫• I87. 2 静脈機能不全 症 慢性 末梢• I87. 8 静脈のその他の明示された障害• I87. 9 静脈の障害,詳細不明• I88 非特異性リンパ節炎• I88. 0 非特異性腸間膜リンパ節炎• I88. 1 慢性リンパ節炎,腸間膜を除く• I88. 8 その他の非特異性リンパ節炎• I88. 9 非特異性リンパ節炎,詳細不明• I89 リンパ管及びリンパ節のその他の非感染性障害• I89. 0 リンパ浮腫,他に分類されないもの• I89. 1 リンパ管炎• I89. 8 リンパ管及びリンパ節のその他の明示された非感染性障害• I89. 9 リンパ管及びリンパ節の非感染性障害,詳細不明 I95-I99 循環器系のその他及び詳細不明の障害 [ ]• I95 低血圧 症• I95. 0 特発性低血圧 症• I95. 1 起立性低血圧 症• I95. 2 薬物による低血圧 症• I95. 8 その他の低血圧 症• I95. 9 低血圧 症 ,詳細不明• I97 循環器系の処置後障害,他に分類されないもの• I97. 0 心 臓 切開後症候群• I97. 1 心臓手術に続発するその他の機能障害• I97. 2 乳房切断後リンパ浮腫症候群• I97. 8 循環器系のその他の処置後障害,他に分類されないもの• I97. 9 循環器系の処置後障害,詳細不明• I98 他に分類される疾患における循環器系のその他の障害• I98. 0 心血管梅毒• I98. 1 他に分類されるその他の感染症及び寄生虫症における心血管障害• I98. 2 他に分類される疾患における食道静脈瘤• I98. 8 他に分類される疾患における循環器系のその他の明示された障害• I99 循環器系のその他及び詳細不明の障害 参考文献 [ ]• 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ]•

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食道静脈瘤について

食道 静脈 瘤 分類

飯島克則先生ご提供 左:の内視鏡像 右:内視鏡観察下にに針を刺して硬化剤を注入しているところ(EIS) 食道静脈瘤硬化療法(EIS)とは、内視鏡(先端にカメラがついた管)で観察しながら静脈瘤に直接針を刺し、血管を傷害する薬剤(硬化剤)を注入して、食道静脈瘤の血管を潰し固める治療法です。 EISで使用する薬剤は非常に強力で毒性が強いため、門脈を通じて全身へ回ると大変危険です。 (EISに伴う合併症については後述で詳しく解説します。 ) ですから、食道静脈瘤にきちんと薬剤が入っているか、またどのくらい注入できたかをレントゲンで確認しながら慎重に行います。 使用する薬剤は「オレイン酸エタノールアミン(EO)」と「エトキシスクレロール(AS)」 EISで使用する薬剤はオレイン酸エタノールアミン(EO)とエトキシスクレロール(AS)の2種類があります。 EOは血管内に注入する目的で使用し、ASは血管外に注入する目的で使用します。 血管内に注入するEOは、血液の流れを止める必要があるので、ASに比べて組織傷害性や毒性がより強い薬剤です。 治療ではまずEOを注入して血管内を固めます。 患者さんによってはEOの注入のみで治療が完了することもありますが、通常はそのあとにASを血管外に注入します。 ASを注入して血管の外側もしっかり固めることで、食道静脈瘤の再発の確率を下げることができます。 EISの入院期間は約1ヶ月 EISの治療に伴う入院期間は約1ヶ月です。 先にも述べたように、EISで使用する薬剤は毒性が強く、一度の治療でたくさんの薬剤を注入すると全身に薬が回る危険性があるため、たくさんの量を注入することができません。 ですから、食道静脈瘤が2〜3個並んだものが3本あるとすると、1本ずつ週に1回程度のペースで間隔を空けて静脈瘤を潰していきます。 食道静脈瘤の治療-食道静脈瘤結紮術(EVL)とは 飯島克則先生ご提供 左:に対してゴムバンドをかけた(EVL)直後の像 右:EVL後数日経った像(ゴムバンドをかけたは、血液が固まり、黒色、白色に変色している) 食道静脈瘤結紮術(けっさつじゅつ:EVL)は、内視鏡で直接確認しながらゴムバンドをすべての静脈瘤1つ1つにかけていき、血流を遮断する治療法です。 ゴムバンドがかけられた静脈瘤は1〜2週間残っていますが、血液の流れが止まっているため、最終的には腐り、静脈瘤ごと朽ち落ちます。 静脈瘤があった部分は平坦化され、ゴムバンドは便を通じて排出されます。 EVLは手術の難易度がEISに比べて容易であることも特徴です。 EVLの入院期間は約2〜3週間 EVLの治療に伴う入院期間は約2〜3週間です。 EVLはEISと違い薬剤を注入する必要がないので、一度の治療ですべての静脈瘤に対して治療をすることができます。 そのためEISと比較して短い入院期間で治療を行うことができるのです。 ただしEVL治療後の検査で確認すると、静脈瘤の血流が遮断されずに腐らないでそのまま残存してしまっていることがわかる場合があります。 その場合には追加でEVLを行う必要があるため、予定されていた入院期間よりも伸びてしまう可能性もあります。 EISとEVL どちらの治療を選択するか 通常は再発率の少ないEISを行う EVLに比べてEISのほうが再発率は低いため、基本的にはEISが治療の第一選択となります(ただし、各医療機関が得意としている方を選択される場合も多いです)。 EVLはEISに比べて入院期間も短く手技も簡単なのですが、の根元まで血管を詰めることができないので、再発する確率が高くなります。 一方EISは、入院期間は長くなりますが強力な薬剤を使用して食道静脈瘤の根元から固めることができるため、EVLと比べて再発率が低いのです。 この再発率の違いから、EISを行うことができる医療機関であればEISを行うと考えます。 噴門部静脈瘤を併発しているときはEIS 食道だけでなく噴門部(食道から胃につながる部分)までがつながっている場合にはEISによる治療を選択します。 噴門部の粘膜は食道の粘膜よりも分厚く、EVLでゴムバンドを噴門部の静脈瘤にかけようとしても、ゴムバンドが外れてしまいます。 だからといって、食道部の静脈瘤にだけゴムバンドをかけてしまうと、噴門部側の静脈瘤の圧力が上昇して破裂する危険性があるのでEVLを行うことができません。 こうした理由から、食道と噴門部の静脈瘤が続いている場合には、EISで静脈瘤の血管を固める治療を行います。 肝予備能が低下しているときや静脈瘤が細いときはEVL 肝予備能(肝臓の機能が保たれている程度)が低下している場合はEVLを行います。 肝予備能が低い状態の肝臓にEISで使用する硬化剤が流入してしまうと、腹水が貯留するなどの悪影響をもたらします。 また、食道静脈瘤がEISで使用する注射針を刺せないほど小さく細いときには、EVLによる治療を選択します。 EISとEVLは同時に行うこともある に血流の逃げ道となる血管が認められた場合、はじめからEISを行ってしまうと、そこから硬化剤が全身に流れる恐れがあります。 それを防ぐために、まず血流を止めたい食道静脈瘤に対してピンポイントにEVLを行います。 ゴムバンドで血流が遮断されたことを確認したら、EISを通常の手順で行います。 また上述のような場合でなくても、EVLだけでは効果不十分であると判断したときには、EVLを行ったあとにEIS(ASによる血管外注入)を行い、ゴムバンドで縛ったを外側から固める治療をすることもあります。 このように、EISとEVLは場合によっては同時に行われることもあります。 EIS・EVLの術後合併症について EISは硬化剤が全身に流れることが最も危険 繰り返しになりますが、EISで使用する硬化剤は非常に強力なため、硬化剤が全身に流れることが最も危険です。 たとえば、硬化剤が腎臓へ流れると腎機能障害、肺に流れると肺塞栓、脳に流れるとといった合併症を引き起こす可能性があります。 これらの合併症を防ぐために、EISを行う医師はレントゲンを確認しながら硬化剤の過剰投与に注意する必要があります。 ただし、注入量が少ないと再発する可能性が高くなるので、適量を注入することが大切です。 そのほか、や、発熱や胸痛が起こることもあります。 EVLで合併症が起こることは少ない EVLに伴い合併症が起こることは非常に少ないと考えます。 ゴムバンドでを縛ることによる軽度の胸部違和感を訴える方はいますが、時間が経つにつれて違和感も徐々に消えていきます。 食道静脈瘤の再発を防ぐためには肝機能の維持に努める 記事1でお伝えした通り、の原因の多くはによるです。 EIS・EVLといった治療は、肝臓そのものに対する治療ではないため、患者さんの多くは残念ながら治療後も高い確率で食道静脈瘤を再発しています。 再発を防ぐために大切なことは、肝臓をできるだけよい状態で保つことです。 肝硬変の原因は、ウイルスやアルコールなど患者さんによって異なりますが、私は肝硬変の原因にかかわらず、禁酒を徹底するよう患者さんに伝えています。 また、肝臓の治療を自己中断せずしっかり受けていただき、食道静脈瘤の治療後は定期的に内視鏡検査で再発の有無を確認することも大切でしょう。

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