設計 DIYはまず設計することが必要です。 使用状況をイメージし、細かい部分の仕様を決めておくと作った後に後悔しません。 どんなコンセプトのうんていにするか? ネットでうんていの画像やブログを見ながら、「息子に合う形はどんなものか?」を考えて、 いくつか手書きで図面を書いてみました。 屋外用に大きくするか?室内用にするか? 可変高さにするか?固定高さにするか? シンプルな形にするか?凝った形にするか? 10バージョンくらいのイメージ図を手書きで書いてみて、うんていのコンセプトを決定しました。 作るのは、 子供用の、室内用の、シンプルな、固定高さのうんていです。 うんていの仕様と完成イメージ 具体的なコンセプトを元に仕様を次のように決定しました。 青いバーは木材を貫通していませんが、赤いバーは木材を貫通しています。 安全面 ひっくり返らないか?倒れないか? の対策は現状では設計しませんでした。 本来は設計時に安全性を計算し、対策が必要なら設計し直すべきですが、 きちんとしたノウハウを持たないため、実際に作ってみて必要なら対策することにします。 材料の準備 完成イメージが出来たので、次は木材の調達・加工を行います。 材料と材料費 今回設計したうんていを作るために必要な材料は、次の表の通りです。 上に書いた材料が揃うように、購入した全材料は次の表の通りです。 細かい材料も含め、7,988円でした。 その他の材料としてはコーススレッド等が必要ですが、それらを足しても 9,000円は越えないと思います。 参考ではありますが、自作ではなく既製品を買うとそれなりの値段になります。 木取り図 購入する木材は長さ4. 1本の4. 2mの木材を、ぶら下がり用棒材1本と足用の棒材2本の3本に分割します。 もう1本も同様の木取り図です。 ステンレス巻きパイプの図面 パイプは3. 65mの長さを2本購入します。 1本のパイプを498mmを2本、460mmを5本に分割します。 もう一本も同様に分割します。 電動ドリルは持っているものの、ボール盤のように垂直に穴あけし、且つ深さ調整を出来るような工具を持っていません。 少し遠くにあるホームセンターとネットショップで木材のカットサービスがあるので、 穴あけ加工が可能か?を聞いてみたところ、次のような結果になりました。 スーパービバホーム:穴あけ対応可能 ネットショップ:貫通穴あけのみ対応可能(20mm深さ穴あけ加工は不可) 意外にもネットショップは20mm深さの穴あけ加工が対応不可能でした。 ただし、スーパービバホームで加工サービスを受けるためにはその店で木材を買う必要があります。 今回は穴あけ加工をスーパービバホームにやってもらう事にし、加工図面を用意してに出かけました。 ホームセンターで加工できない場合でも、ボアビットとドリルガイドを持っていたら自分でも穴あけが出来ます。 組立て 完成させる最後の段階に入りました。 木材を研磨して組立てまでを行ったので、順にまとめていきます。 まずは60番の紙やすりで荒削りを行いました。 主要な4面はまんべんなくかけていきます。 遊具なのでエッジ部のささくれは特に注意して削り取っておきます。 次に、120番で全体を綺麗にし仕上げは240番で行いました。 また、バーを固定する穴も紙やすりである程度磨いておきます。 バーを固定する穴は、貫通穴の部分と、20㎜深さ穴の2種類があります。 貫通穴にはステンレス棒の中に全ネジを通して、木材同士を締め上げます。 一方、20㎜深さ穴はステンレス棒を固定するだけの役割となります。 下の写真のようにステンレス棒をすべての穴に立てていきます。 次に、対向する側の木材の穴にもステンレスパイプを入れていきます。 そこで、いらない木材を当て木にしてハンマーで叩きながら、木材をはめ込んでいきます。 最後に、貫通穴には全ネジを通して、ワッシャーを当ててナットで締め上げます。 バー部分と梯子の部分が完成します。 梯子部分をバー部分に連結するために、2種類のL字金具を使用しました。 金具を固定した上で、適切ない位置にドリルで下穴をあけてコーススレッドで固定していきます。 木材の継ぎ目が若干ずれるため連結部分には若干の段差が出来てしまいますが、その段差部分に指が当たっても怪我をしないように研磨して完成です。 2019年4月に金具を交換しました。 強度がアップしたので、これから作る人は是非ご覧ください。 全ネジの端部は指が当たると怪我をするため、袋ナットでカバーして安全な状態にしました。 飛び出ている部分が若干危なくはあるものの触って怪我をすることは無いと思います。 最後に、 自分でぶらがったり登ってみたりして大人が使用しても大丈夫である事を確認しました。 斜めから見た状態です。 登る側から見た状態です。 まとめ 以上、うんていの組み立て手順について紹介しました。 少し時間はかかる作業ですが、子供用のうんてい作りにぜひトライしてみてください。 ドリルでの穴あけも自分でやるとしたらさらに満足感が高くなるのではないかと思います。 子供だけでなく、自分も楽しい! 実際に作ったうんていで息子を遊ばせてみると、登っていくことは出来るが、うんていにぶら下がっての移動はまだできません。 少なくとも楽しんで遊んでくれているシーンを見ると、作って良かったと感じます。 後は、 繰り返し遊ぶ中で、自分の手足の位置をイメージできるようになり、バランス感覚をつけていってほしいです。 息子にはうんていが電車の車両に見えたらしく、電車ごっこという遊び方も発見してくれました。 m45さん ご質問ありがとうございます。 実際の使用状況において、鉄棒が回るということはありません。 0ぴったりです。 0でお願いしました。 こちらは測っていないですが、恐らく正確です。 同じ径の場合、はめ込む際に摩擦力が強いため苦労しますが、片側が木材なので打ち込めば何とかなります。 後日まとめたいとは思っていましたが、コメント頂いたので参考情報を先にお知らせします。 最近子供がぶら下がったりすると、うんていのはしご部分の木とぶら下がり部分のを接合部がギシギシなります。 私はいずれ付け替えようと思っているところです。 こちらについては、ご参考まで。 うんてい作りを楽しんでください。 フリーザ58さん コメントありがとうございます。 しばらくブログを見ておらず、返信が遅くなり申し訳ありません。 もう作ってしまったかもしれませんが、全ねじの長さについて返信します。 結論としては、「貫通パイプの長さに対して、全ねじはプラス25mm程度長くする」のが良いと思います。 固定部材の選定によっても変わってくるので、参考までに私の経験を書いておきます。 私の場合は片側20mm程度長くしましたので、貫通パイプに対して40mmほど長い状態になりました。 しかし、ワッシャー + ナットだと全ネジの端部が見えてしまって危なかったため、袋ナットを追加で付けて全ネジの端部を隠しました。 つまり、ワッシャー + ナット + 袋ナット という固定方法に対して片側20mm程度必要だったということです。 自分でもう一度作るなら、ワッシャー + 袋ナット という固定方法で片側12~13mm程度を確保する構成にすると思います。 ご自分でDIYを楽みつつ、さらにお子様に良い思い出を作ってあげて下さい!.
次の現在、ご注文の集中により納期にお時間を頂いております。 例年のことですが、年末~年度末になるにしたがって さらに混み合うことが予想されますので、御注文の際には納期にご注意ください。 ご了承ください。 サーバーの容量の関係で写真はインスタの方にもアップをしています。 ホームページでは見れない写真も沢山あります。 しかし、写真を送って頂くとお家はすでに完成しているようで・・・ それからメールでのやり取りを繰り返す中で方向性が見えてきました。 とりあえず、下地の事がわかる工務店さんにご相談をされること。 雲梯のサイズを決めて頂くこと。 取付は製品を見て考えるということでした。 桁と桁の間にはめるタイプなので、躯体の施工誤差があっても良いように、 調整代としてプラス20ミリ、マイナス10ミリまで対応出来るようにしています。 全長3,600 幅700 バーのピッチ250 焼付塗装色:オレンジ(つやあり) 一体型だと運搬も大変なので、バーはバーを受ける側板への差し込み式となっています。 アミダラップというハシゴを雲梯仕様に加工しています。 幅550 全長1,500 (天井直付け用) 焼付塗装色:ホワイト(つやあり) 搬入の関係から2分割で製作をされました。 幅600 天井からの下がり300 全長3,600(1,800x2) バーのピッチ270 (天井裏の躯体取付用) 焼付塗装色:オレンジ(つやあり) 幅500 天井からの下がり236 焼付塗装色:ホワイト(つやあり) 長さ2,900 幅500 天井からの下がり300 バーのピッチ300 (天井裏の躯体取付用 コーチスクリューボルト固定) 焼付塗装色:ホワイト(つやあり) 幅500 天井からの下がり200 焼付塗装色:45-65A(つやあり) うすいグレー色 お客様ご希望の塗装色がグレーの薄い色ということでしたので日塗工の色番をご指定頂きました。 通常は11色からお選び頂いているのですが、納期を頂ければ色番指定での塗装も可能です。 幅1,000 天井からの下がり200 焼付塗装色:オレンジ(つやあり) ツーバイ材を2本合わせた(76㍉)の桁に固定する雲梯です。 幅500 天井からの下がり250 焼付塗装色:ブラック(つやあり) 長さ3,500 幅500 天井からの下がり200 バーのピッチ500 焼付塗装色:イエロー(つやあり) お客様によって雲梯のサイズも様々、注文5件分の雲梯とヒトフデハシゴ カラフルなスペクタクルカラー ヒトフデハシゴの雲梯仕様 『ヒトフデ雲梯』 長さ=2,400 幅=484 天井からの下がり=150 幅700 天井からの下がり300 焼付塗装色:ブラック(つや消し) 幅600 天井からの下がり200 焼付塗装色:09-20B(つやあり) ヒトフデハシゴの雲梯仕様をさらにカスタマイズ 『ヒトフデ雲梯』 長さ1,600 幅484 天井からの下がり150 焼付塗装色:ブラック(半ツヤ) 『雲梯延長用の短管』 雲梯の下がり長さを変えることが出来ます。 お子様の成長に合わせて高さを変えることも可能です。 幅500 天井からの下がり460 16本 幅500 天井からの下がり250 4本 焼付塗装色: ホワイト (ツヤ消し) 幅550 天井からの下がり300 N95(白)と65-80H(水色)の組み合わせです。 クライミングロープを2週間前につけて、それから毎日上 の子は雲梯を楽しんでいます。 朝起きるとトイレに行くより、顔を洗うより前に、雲梯を やっています。 主人も週末は雲梯で鍛えています。 2月の工務店さんが開いた見学会では、みなさん驚かれて いたようで、『子どもが喜ぶ家だね~』と言われていたそ うです。 まだ引越して2ヶ月弱ですが、本当に雲梯を取り付けてよ かったなぁと思います。 色々と相談にのっていただき、ありがとうございました。 東京都 K様 まだ五歳になったばかりの女の子だそうです。 ホームページでは見れない写真も沢山あります。 製作途中や現場完成前などのちょっと見た目が良くない写真もありますが、 これから製作を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。 それはお客様によって体型(肩幅)・体重が違ったりとか、建物の構造が違ったりするためです。 雲梯でご相談される場合には、以下をご検討頂いた上でご連絡ください。 あと、お問合せの中で、 『LL-SUPERを雲梯として使えませんか?』 『アミダラップを雲梯として使えませんか?』 『通常のハシゴを天井に付けて雲梯として使えませんか?』 というのを良く聞かれるのですが、 ハシゴとしての使用を基本として製作しているので、使い辛いかと思います。 ご使用をされる場合には自己責任で・・・ 雲梯といっても場所や好みによりいろんなタイプがございます。 見積依頼書は下記より選んでご利用ください。 1. 【独立型雲梯】 どくりつがたうんてい 1番ご注文が多いタイプです。 好きな本数をご購入頂けます。 価格は雲梯の中で1番安価なタイプになります。 1本1本の下がり寸法を変えるという事も可能です。 取付箇所が少ないので取付は楽ですが、どうしても大きくなってしまうので、輸送費が掛かってしまうという難点もあります。 ヒトフデハシゴの型がベースとなりますので製作には条件がいくつかありますが、独立型の次に人気があります。 デザイン性の高い雲梯で、取付条件により2タイプに分かれます。 オーダーメイドなので、狭い幅から広い幅までミリ単位で製作を致します。 バーを桁間より20ミリ短く製作を致しますので、梁間の寸法誤差があっても大丈夫。 分割式なので輸送時の梱包はコンパクトに仕上がります。 バーの間隔が現場で決められるので、実物を見てから決めたいという方には良いのかもしれません。
次のメンズライクな雰囲気や、使い込んだヴィンテージスタイルなどが人気のインダストリアル系インテリア。 それを演出する雑貨や家具には、ガス管や塩ビパイプといった「配管パーツ」を使ったDIYが欠かせません。 今回は、配管パーツの中でもおしゃれなお部屋づくりの参考になりそうな、ガス管DIYのアイデアを厳選しました! ガス管は、主に大型ホームセンターや通販ショップで購入することができます。 また、今回、ご紹介するアイデアで使われる代表的なパーツは、以下の通り。 フランジ… 壁や物に、パイプを取り付けるために使用する。 穴を開けて、ビスで固定する。 エルボ… パイプ2本を直角に接続するパーツ。 チーズ… T字型の接続パーツ。 3方向にパイプを取り付けたい時に使用する。 クロス… チーズ2個分を1つにまとめたもの。 配管を十字に接続できる。 ニップル… ねじ切り付きパーツ。 両端がオスになっており、配管などにねじ込んで接続する。 ソケット… ねじ切り付きパーツ。 両端、または片端がメスになっており、ニップルなど配管をねじ込んで接続する。
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